2010/07/17(土)


今回もあさりフライ

 連休は房総半島ドライブに行ってきました。

 ドライブといえばサービスエリアでの買い食い。
 東関道の市原SAであさりフライをいただきました。以前にも食べましたが、やはり美味しい。これから海の方にいくんだぞーという気分が高まりますね。

 というわけで房総を南に向かって行ったんですが、最初の目的地は久留里城。
 山の上にあり、天然の要害という感じ。本丸まではけっこうな勾配の坂を登っていかなければいけません。加えて、見晴らしは良いけどより山道に近い感じのルートを通ったので、もうひーひーな感じになってしまいました。
 天守閣は低層ながらさすがに見晴らしは良いし、バランスの良い形なので、なかなか良い城です。

久留里城

天守閣からの眺め

 そこから房総半島を東へ向かいましたが、養老渓谷駅から程近い場所にあるかもというお店で昼ご飯。
 どうやらこのへんはとろろが名物なようなので、とろろ蕎麦をいただきました。とろろが濃厚で美味しかった。蕎麦も手打ちなようでなかなかです。

 さて次の目的地は養老の滝こと粟又の滝。
 滝を見て癒されたかったし、せっかく県内にある滝なのでぜひ一度行ってみたかったのです。

 横の小道へ入り、割と急な坂を下って歩いて行くと、浅さといい広さといい遊びやすそうな渓流が。さらに進むと、滝の前に行けます。
 滝つぼまでまっすぐ下に落ちるタイプの滝でなく、斜面を滑り落ちている感じ。迫力があるわけではないけど、岩肌を流れ落ちるときに砕けた水がいくつもの白い筋になっていて、すごく清涼な感じで綺麗です。
 やはり滝は良いわー。

とろろ蕎麦

粟又の滝

 続いての目的地は勝浦海中公園
 以前来たときは視界0mという悪条件だったので、リベンジ。

 今回も視界3mということでベストな条件ではなかったんですが、期待以上に魚がたくさん見えた!
 こっちをじーっと見ている(ように見える)大きい魚と見つめあったり、潮の流れるがままに流されている小さい魚の群れなどが見えました。時折イシダイなども見えたりして。
 たくさん魚を見たので、ワタシの中はすっかり海の幸モード。宿で魚を食べるのがますます楽しみになりました。

こっち見てる

流される小魚

 ということで宿へ。

部屋から海が見えました

 今回は鴨川シーワールドの真向かいにある、かんぽの宿 鴨川
 建物自体は新しくはありませんが、部屋はきれいだし広々。ベッドが置いてある洋室に泊まったんですが、靴を脱いで座椅子に座ってくつろげるようになっているスペース(畳じゃないけど)もあったりして、良いお部屋です。窓からは海も見えました。
 お風呂は天然温泉じゃないけど、海を見ながら広いお風呂に入るのは気持ち良い!ゆったり楽しめました。

どれも美味しかった!

 さて、お楽しみの晩御飯。
 車で日帰りでなく泊まりなので、ビールを飲みつつ堪能しました。ビールはあんまり得意じゃないのでめったに飲まないんだけど、久々に飲んだら美味かった。

 海の幸を中心にしたメニューで、どのお皿もとても美味しく、かつ量が多過ぎないのが良いですね。
 特に美味しかったのが鱧のから揚げ。淡白でありながらしっかりとして味が絶品でした。
 それから牛のたたき。ビールによく合う!

鱧のから揚げ最高

柔らかな牛のたたき

2010/07/18(日)


 房総半島2日目。
 半島先端をぐるっと周る形で館山へと向かいます。最短距離の走行ルートではないですが、海沿いを走るのが気持ち良かった。

 で、最初の目的地である洲崎灯台へ。
 対岸の三浦半島にある剱埼灯台と共に東京湾への入り口となっている灯台だそうです。灯台は小さいながらも可愛らしい感じ。中に入ることはできませんが、その灯台が建つ高台から三方向に見える海景色が素晴らしい。三浦半島や大島も見えました。

洲崎灯台

大島も見えました

館山メンチカツカレー

 続いては館山城。

 まずはその城山公園内のお店で昼ご飯です。
 館山メンチカツというのが名物らしく、ここではそれを乗せたカツカレーがいただけます。けっこう分厚くて、中のお肉はジューシーで、確かに美味しかったです。

 で、こちらの城も高いところにあり、天守閣までけっこう坂を登りました。でもおかげで、城の向うに海が見える景色が楽しめます。天守閣もきれいで良い感じ。
 中は資料館になっており、この地に縁の「南総里見八犬伝」の展示が見られます。江戸時代の大ベストセラーだけあって、やっぱり面白そう。子供向けに書かれた本を小学生時代に読んだことがありますが、また八犬伝の話を見たくなってしまいました。

館山城

天守閣から町が一望

 最後の目的地は、市内にある大福寺
 こちらのお寺のご本尊、十一面観音は崖の岩肌に作られた観音堂に安置されてます。上まで階段を上がって、崖の途中の舞台のようになっているところからお参りします。
 高いところから飛び出すように作られている場所なので、怖いー。見晴らしは良くて良いんですが、ワタシは怖くてあまり長くはいられませんでした。

崖観音

高くて怖い

海の幸御膳

 というわけで、房総半島を堪能して帰路に就きました。
 行きでも寄った市原SAで晩御飯。海の幸御膳をいただきました。
 海苔と青海苔がたっぷりの丼に、冷たい出汁をかけてお茶漬けにしていただきます。海鮮櫃まぶしという感じ。海苔と出汁の味があってて実に美味しい!お茶漬け状態で食べるのが一番美味しかったので、出汁がもっとたくさんあるとベストでした。

 同じ千葉県内からでも房総半島の先まではけっこう距離があるので、ドライブとして適度な距離だし、海の名所も山の名所も楽しめる。
 まだまだ房総を楽しめそうです。

2010/09/18(土)


 連休は一泊二日で長野に行ってきました。

 三連休の初日下り線ということで、やはり渋滞。圏央道で時間がかかり、予定より2時間ほどかかって長野に入りました。
 まずは三芳PAで買い食いしたのは、いも恋万十。中はあんこと芋そのものといった感じで美味い。気に入りました。

 で、お昼ご飯は横川SAで。
 このあたりならではの味ということで上州もち豚の生姜焼き定食をいただきました。もち豚の名前通り、肉厚なのに柔らかなもちもちとした食感で、美味しかった!

いも恋万十

上州もち豚の生姜焼き

 さて、長野での最初の目的地は善光寺。歴史あるお寺なので、ずっと来たかったのです。ようやくお参りできて嬉しい。

愛車・istに引かれて…

 お堂は堂々とした作りで、圧倒されます。まずいらっしゃるのが、なでるとその部分が良くなるという「びんずる尊者」。昔からいろいろな人に撫でられているので、あちこちツルツルになっています。御利益ありそう。

 その奥で、ご本尊をお参りする「お戒壇巡り」もしてきました。
 といってもご本尊を見ることはできません。光の全くない真っ暗な通路を手探りで進み、ご本尊の下にあるという極楽浄土への錠前を触るというもの。
 真っ暗といってもそのうち目が慣れるだろうと思ったら、まったくなれず、まったくなにも見えない真の暗闇。ここまでの暗闇は人生初体験でした。何度も前の人にぶつかりそうになり、何も見えないことに不安を抱きつつ、なんとかその錠前らしきものに触れてきました。
 これだけ暗い=別世界というか俗世と離れた感じになるので、なんだかいつもとは違う気分になってお参りする感じです。すごく御利益がありそう。

 続いて松代の真田邸へ。

 松代といえば『世紀末オカルト学院』の舞台になっている町。
 隣接する真田宝物館と合わせ、劇中で文明が美風に案内されて廻ったところの一つです。
 実際に行ってからもう一度その回を見ると、より一層楽しい。劇中では真田邸→真田宝物館への移動も、美風のポルシェで移動してましたが、その間わずか歩いて数十歩という距離。というか、松代駅、松代城趾を含めても、全部徒歩圏内というか歩いた方が早い。

真田邸

真田宝物館

 見学の後は、真田邸前の売店で、二人も食べていた門前お焼きをいただきました。夕方なのでつぶ餡とかぼちゃしか残っていませんでしたが、美味しかったです。

門前おやきのお店

あんとかぼちゃ

 松代城趾は門がきれいに整備されていて、当時の雰囲気を知ることができます。ここも『世紀末オカルト学院』で行っていたところ。
 このあたりは、のどかで広々として良いところですねえ。

松代城趾

画面に映ったのはここ?

 というわけで一日目ももう夕方になったので宿へ。
 上山田温泉の旅亭たかのに泊まりました。8室のみですが、その分一部屋は広いし、いきとどいたサービスが受けられます。

 肝心の温泉ですが、岩と桧の2つの半露天風呂があり、日替わりで男湯と女湯が入れ替わります。硫黄の香りがする気持ち良いお風呂。さらに有料で貸し切り風呂もあり、そちらも楽しみました。
 温泉を存分に堪能できました!

旅亭たかの

貸し切り風呂

 晩ご飯は部屋でいただきます。
 量は多すぎず、ちょうどいいくらいのボリューム。安心していろいろな料理が楽しめます。
 特に良かったのが、やはり地元の味という感じの酢炊き鮎と、信州産の牛のサイコロステーキ。サイコロステーキは陶板で焼いていただきます。表面をしっかり焼いても、柔らかくジューシーで、非常に美味しかった。

酢炊き鮎とかいろいろ

ステーキステーキ!

2010/09/19(日)


 長野・二日目の朝食も部屋で。
 特に味噌の朴葉焼きが美味しかった。香ばしい香りがご飯に良く合います。

二日目の朝ご飯

味噌の朴葉焼き

 さて、二日目は上田城から。
 上田城の門といえば、『サマーウォーズ』の陣内家の門のモデルになった所です。陣内家の屋敷はもちろんありませんが、確かに同じ!お城の門と同じサイズのものがある家ならそりゃあデッカイ家のはずだー。

 上田城も真田家縁の城。
 なので、城址公園の中には真田神社なんてのもあります。いろんなところに六文銭をモチーフにしたものがありました。

健二がこの門を見て驚いた

輪をくぐると良いらしい

蕎麦処奈賀井

 続いての目的地、松本に行く途中のどこかでお昼ご飯を食べようと、探しながら移動。

 たまたま見つけた蕎麦処奈賀井というお店に入ったらこれが大当たり!
 ワタシとヨメで発芽田舎蕎麦深山二色蕎麦をいただいたんですが、どちらもすごく美味しい。十割蕎麦の香りがとても良いです。食べ応えもあるし、高くない。
 良いお店で信州蕎麦を堪能できました。

発芽田舎蕎麦

深山二色蕎麦

 で、松本に到着。
 ずっと来たかった松本城です。黒い壁が風格があって良いですねえ。
 松本城の400年まつり(1993年)のマスコットキャラクターとして夢丸というのがいるらしく、記念碑がありました。なかなかカワイイ奴。この着ぐるみがいれば良いのになー。

赤い橋とのコントラストが良い

夢丸くん

 この松本城、外から見るだけでも美しくて良いのですが、せっかくだから天守閣に登りたい。
 ということで中に入ったら、さすが三連休だけあってものすごい行列。

 天守閣に入る列に並び始めてから入るまでもたっぷり待ったし、天守閣に入ってからも大渋滞。結局最上階まで1時間30分ほどもかかりました。
 でもその分、歴史あるお城の中をゆったりたっぷり見られたし、中にはいろいろな展示もあるので、楽しめました。それに、一番上はさすがに良い眺めで、風も気持ち良い!

さっきと反対側からの松本城

まだまだ行列が続いてます

 松本は大きな町ですが、歴史を感じさせる雰囲気もありました。
 古い家やお寺もあり、普通の家の端にも風情あるものが置かれてたり。
 今回は行かなかったんですが、縄手通りという通りには蛙くんの像があったりするそうです。松本と蛙って何か縁があるんでしょうか。

 続いて、旧開智学校へ。
 日本最古の小学校だそうで。現在の開智小学校のすぐ横に、明治時代に建てられた旧校舎が残っています。
 今回は都合により中に入らず、外から眺めました。モダンな感じのするお洒落な建物ですねえ。

道端で出会った蛙君

旧開智学校

 それよりも気に入ったのは、旧開智学校のすぐ横に建つ旧司祭館
 駐車場の裏にあるような感じですが、水色の壁のアーリーアメリカンな外観が合ってて、とても良い。置かれている家具も可愛らしくて、住みたくなってしまうくらいです。

旧司祭館

気持ち良さそうなベランダ

 というわけで松本も堪能したので、帰りがてらビーナスラインを通っていきました。
 眺めの良いポイントがいろいろある気持ち良い道。秋になりかけの色と、夕方の空がとてもよく合ってました。

 特に良かったのが、八島ヶ原湿原
 ちょっと下りれば遊歩道に出られて、美しい湿原の風景が楽しめます。鏡のような池と広がる湿原、その向うには山があり、ヨーロッパ的ファンタジーの感じがしました。池の水面に夕焼け空と山が映る幻想的な風景に感動。
 ちょうど良い時間に素晴らしい景色に出会えました。

三峰展望台からの眺め

RPGの中に入ったよう

 というわけで予定していた行程をすべて終えたので、諏訪ICから中央道に乗って帰りました。
 連休の中日なのでマシかなーと思ったんですが、やっぱり渋滞してしまいました。
 おなじみ、小仏トンネルから30kmの渋滞。夕食と休憩もしつつですが、帰宅が深夜になってしまいました。

 というわけで、サービスエリアでのお楽しみ晩御飯。
 渋滞突入前にエネルギーチャージということで、双葉SAでいただきました。
 ワタシはみみほうとう。みみとは、わんたん形のほうとうのことだそうです。みみのもちもちした食感が良い。スープは味噌ラーメン風で野菜たっぷりで美味しかったです。
 ヨメが選んだのは、やはり土地にちなんだ勘助うどんで、ワタシも味見。何が「勘助」なのかはイマイチ分かりませんが、きのこたっぷり、お肉はジューシーで、こちらも美味しい。

みみほうとう

勘助うどん

 渋滞でへとへとになった後の石川PAで、そんな疲れを吹っ飛ばすステキなアイテムを発見。
 NEXCO中日本オフィシャルのプルバックカー×2つです。

 まずは1/60とちょっと大きめのハイウェイ・パトロールカー。ハイラックスサーフをNEXCO仕様にきっちり再現しています。
 これだけのサイズのプルバックカーでありつつ車体が合金製なため、重さがあり、スピード的には望めませんが、それだけに質感たっぷり。ディスプレイモデルとしていいですね。

 もう一つは路面性状測定車・ロード・タイガー
 わだち掘れ、ひびわれ、平坦性を測定する路面測定車です。こちらはハイウェイパトロールカーよりすこし小さめ。車体の質感やモールドの雰囲気がトミカっぽかったので、特注?と思ったら、こちらもプルバックカーだったのでびっくりしました。
 いかにも働く車な無骨なルックスがカッコイイですね!

ハイウェイ・パトロールカー

路面性状測定車・ロード・タイガー


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