人質の僕を撃っていきやがったっ!あああ、頭が、割れるうううぅぅ・・・
頭蓋骨はえぐれてるだろう、これはもう駄目そうだ、で、でも、でも・・・
僕はもう駄目でも、霧子さんだけでも、助けなきゃ・・・体は動くか?・・・うううぐぐぐぐぐぐ!!!
扉が開いていて、中が慌しい!歯をくいしばってたどり着くと、中では・・・!
たぷたぷ揺れる大きな胸・・・他の2人もズボンを下げて待ってる、
助けなきゃ!体当たりで武器を奪って・・・狙うは立てかけてある、僕を撃ったライフル!
男A「おい姉ちゃん!はやく俺たちを満足させねえと、アイツほんとに死ぬぜ!?」
男D「もー我慢できねえ!霧子とかいう奴、ケツの穴使わせろよ!」
武器、武器は・・・血がさらに目に入ってほとんど見えなくなってきた!
手探りで探す・・・何とか掴んだ長い棒、ライフルか!?よし、これで!!
男B「それもう弾ねえよ!それに振り回すもんじゃねえ!武器っていうのはこう使うんだよ!」
みるみる体中が寒くなっていく・・・痛いを通り越して、寒い・・・
全身のありとあらゆるパーツが崩れ落ちた感覚と同時に・・・小さな音が聞こえた・・・
あぁ、首の力も落ち、目線が胸元に・・・深く突き刺さるナイフ・・・
抜こうにも腕に力が入らない・・・も、もう駄目か・・・せめて霧子さんだけでも・・たす・・かっ・・・て・・・
男A「お、すげ!この女、口で吸ってきやがる!キモチいい〜〜」
男B「ぐへへへへ、このおっぱいに挟んだだけでイッちまう!!」
男C「ううっ!で、でるうっ!すげえっ!こんなに具合いいの、尋常じゃねえっ!」
男D「あーあ、あのあんちゃんが死んでるかも知れねえのに自分から腰振ってるぞ!好き者め!」
もう眠くて眠くてしょうがないのを我慢して再び薄目を開けると・・・
そこには・・・目の前の血で色はよくわからないけど、霧子さんの背中から大きな翼が生えている、
まるで天使のよう・・・そして眼鏡の外れた霧子さんは一心不乱に男の上で腰を振って、感じている・・・!!
男A「ぐあああっ!や、やめろっ!、す、す、吸われるっ!と、と、止まらねええええ!!!」
骨と皮だけになって、あ、眼球が・・・天使の霧子さん、綺麗すぎて、ゾクゾクする・・・
霧子「ああぁん・・あん・・・んふふ・・・んふふふふふふふ・・・・あはははははぁぁぁん!」
そして・・・助けることができなくって・・・本当に・・ほ・・ん・・とに・・ご・・・め・・・・ん・・・・・
なんだかふわふわする・・・いい匂い・・・ここは天国だろうか?
あたたかく、やわらかな、それでいて甘えられるような温もり・・ここは・・・?
霧子「無理に喋らないでください、いま、再生していますから!」
霧子「動かないで!・・・私の事は、もう心配いりませんから・・・」
じゃあ、僕がもたれてるのは、霧子さんの、おっ・・ぱ・・・ぃ・・・
ああぁ・・・光が心地よい・・・さっきの痛みがそのまま快感になってるみたいだ・・・
霧子「このまま眠ってください・・そうすれば朝には、全て・・・夢に変わりますから・・・」
霧子「はい、悪い夢を見たんです、後でちゃんと処理をしておきますから、今はどうか・・・」
だったら寝よう・・・起きたら・・・絵を・・・描かなくっちゃ・・・・・
霧子「本当に申し訳ありません・・・時間はかかりますが・・必ず、完治してさしあげますから・・・」
あああぁ・・・全身を光でやさしくマッサージしてもらってるみたい・・・
唾を飲む・・・あれ?前歯が・・・無い・・・夢の中で殴られて飛び散ったんだっけ・・・
霧子「・・・・・では、後片付けを急いでしないといけないので、とりあえず私のベッドへ・・・」
そうだ、霧子さんは天使なんだっけ、それで飛んでベッドへ・・・
じゃあやっぱりここは天国?ふぁぁ・・・眠い・・・寝て起きて、あらためて、考えよう・・・
霧子「お願いします・・・この事は・・・忘れてくださいね・・・だって・・・全て・・・夢・・なんです・・・から・・・」
そのほうがいいや・・・よかった・・霧子さんが・・・無事なのが・・・一番・・・・・
眼鏡をかけて心配そう・・・あ、ちょっとツルが曲がってる・・・
落としたときに踏まれたのかな・・・レンズも右側に傷がついてる・・・
霧子「・・・・・まずは捨ててこないといけないわ、銃やナイフも一緒に・・・」