激しい電撃が駆け巡り、ペニスを恐ろしい魔物が頬張っている感覚・・・
１度知ってしまっていた魔の膣は、２度目となるとより深くより大きくより激しい快感が襲い来る！
ずりゅっ！ずちゃっ！にゅぶっ！ぢゅぼっ！ずにゅずにゅずにゅ・・・
霧子「はあぁんっ！そんなっ！そん・・なぁあっんっ！！あひぃっ！！」
大変な事をしている、このまま吸い殺される、そんな恐怖を感じれば感じるほど、
尋常じゃ無い冷や汗を垂らしながら夢中に腰を突き上げ、霧子さんに差し出すかのように両腕を上げる！
腰のリズムに合わせて揉む手も強くすると霧子さんはますます乱れ始めた。
凄まじい快感がペニスを飲み込み、全神経を霧子さんに吸い上げられるぅ！
びゅるびゅるびゅるびゅるびゅるううううううぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜！！
吸い方も遠慮なく、どういう締め付けで絡めば精をより多くより強く引き抜けるか心得ているような感覚！
それはすなわち、今度こそ僕は霧子さんのものに、霧子さんの餌へとなってしまう事を意味している！
このまま枯れ果てて死んでしまいそうなのに、僕の全てが霧子さんのものになると認識すると、恐怖と同時に奇妙な安堵感が僕の胸を撫でた。
霧子「あああ！いいっ！いいのおっ！おいしいっ！いいっ！あぃいいいっ！あふうっっ！！」
僕が吸われるまま腰を吸い上げられたまたの状態になっていると、
夢中で腰を振る霧子さん、もう遠慮なくどんどんどんどん吸精している、
激しく動く乳房は僕が揉んでいた時とは違い、暴れまわって僕が揉まされている格好だ。
びゅくびゅくびゅく・・・びゅううぅぅぅぅぅ・・・・・びゅ・・・びゅっ・・・びゅびゅびゅっ・・・・・
僕「ぁぁ・・・き・・・りこさ・・・ん・・・・ぁぁぁ・・・・・」
確かにいつも以上の精を、尋常じゃない量、吸われ続けているんだ、
しかも露天風呂でたっぷり射精させられ１度打ち止めまで行った、さらにそれからあまり間が無い・・・
霧子「あんっ！もっと！もっとお！ちょうだい！もっともっともっと、すわせてえええええ！！」
このまま殺されてしまうような状況に満足しながら、射精したまま気を失ったのだった・・・・・。
横では霧子さんがメイド服で、両膝をつきながら頭を抱えて考え込んでいる。
僕「はい、おはようございます・・・その、あの・・・ゆうべは・・・」
霧子「おかげんはいかがですか？その・・・体の・・・あと、気分などは・・・」
僕「ええっと・・・充足しているっていう感じです、さわやかというより、満足っていう」
霧子「そうでしょうね、でも・・・また夜になれば、私の体を激しく欲すると思います」
本気で悩んでいる霧子さん、ふうーっ、と大きなため息をついている。
霧子「朝食をいただいたら・・・いえ、できれば今すぐにでも、札幌砂丘病院へ行きましょう」
霧子「激しい禁断症状を抜けさせるために、時間はかかりますが入院していただいた方が良いかも知れませんわ」
僕「そんな！僕は、霧子さんに認めてほしくて・・・インキュバスっていうのには、ならせてもらえないのですか！？」
インキュバスにさせたくないためにオーラか何かで感じさせたんじゃないか、
そう思える・・・もちろん生きる人間としての本能なんかも影響してるんだろうけど。
霧子「・・・・・ではひとつだけ、大事な大切な大きな質問をさせていただきます」
僕「はい、でも、どう聞かれようと、僕の答えは決まっていますから」
霧子「難しい質問ではありません、二者択一か、多くとも三択程度の質問です、これに私が満足のいく答えを出していただければ・・・」
僕「インキュバスにしてもらえるんですね？霧子さんに、納得していただけるんですね？」
霧子「はい、と言っておきましょう、まだまだ多くの知っていただく事はありますが・・・ではお聞きします」
僕「ちょっと待ってください、その前に、はっきりさせて欲しい事があります」
僕「これは、画家をやっている人が金持ちを相手に、たまに経験する事なんですが・・・」
僕「例えば画商や絵の収集家に絵を買って欲しいと見せに行ったとします、
画商が断りたい時に、画家に『君は絵の価値はその絵の値段で決まると思うか、
描いている画家の価値で決まるか』と質問します、画家が『絵で決まる』と言えば、
その画商は画家で決まると言い、『画家で決まる』と言えば、絵で決まると言う・・・
結果、どちらを選んでも『こちらの考えと違うからお断りする』と諦めさせるのです、
これは別に画家だけじゃなく会社のビジネスや借金の申し込みなんかを断る時によく使う、
言わば社会人の常套手段ですね、金持ちの社長とかがよく使いたがる手です、ですから、
そういう事が無いように、答えをあらかじめここに書いて伏せておいて欲しいんです」
霧子「わかりましたわ、竹取物語のように竜の珠や仏の鉢を望むような、断る体ではありませんから・・・」
霧子「お聞きします、貴方は・・・私を、欲しいのでしょうか？」
霧子「はっきりお答えください、貴方は、私を、貴方のものにしたいのでしょうか？」
普通そう聞かれたら、真っ先にはいそうです、と言いたくなるだろう。
でも、相手はサキュバス・・・それに、はい・いいえで答えられる２択なんだろうか？
これが３択だとすると、３番目の選択肢って何だろう？よーーーく考えないと・・・僕の一生が懸かってるんだから。
霧子「ええ、そういう言い方もできますわ、私をどうなさりたいのですか？」
僕「どうするって、どうするもこうするも、どうっていうよりも・・・」
結婚に置き換えれば、お嫁さんに貰うなんて言い方は今じゃ古い、
一緒に生涯を伴侶として過ごすパートナー・・・ならば、欲しいんじゃなく、
ずっと人生を供に歩んで生きたい、と答えるべきじゃないのか？それが３番目の選択肢・・・
それは同じ立場の人間同士が言う台詞だ、でも霧子さんはサキュバスだ！！
もし人間より寿命が長いなら、ずっと一緒に死ぬまで、なんて軽々しく言えない！
それにサキュバスにとって人間は餌だ、餌が対等に物事を測っていいのだろうか？
餌にされるということは、霧子さんに寿命を食べられるという事、ならば導き出された答えは・・・これだ！
僕「むしろ、霧子さんに、僕を欲しいと言ってもらいたいです、霧子さんに、僕を・・・捧げます」
床に伏せてあったスケッチブックを僕に見せる、そこに書かれていたのは・・・
霧子「正解ですわ、私が用意していた答え以上の・・・大正解です」
僕はその手をしっかりと握る！う・・・僕の指、ちょっとやせ細ってるみたいだ。
僕「後悔はしません、２０年か３０年かけて、僕を、食べてください」
霧子「・・・・・では札幌砂丘病院へ行きましょう、インキュバスになるにしても、ならないにしても」
僕「はい、じゃあ早速準備を・・・食事は駅前でお弁当でも買いましょうか」
・・・霧子さんの、嬉しい、とか、ありがとう、といった言葉を聞きたかったけど、
まだ慎重なんだろう・・・それだけインキュバスになるって事は、大変で覚悟がいるんんだなと思う。
でも、もう決めたんだ、霧子さんの質問もクリアした、あとは、胸を張ってインキュバスになるだけだ！！