
僕「暑いなー」
雪巳「でも扇風機回ってるよー」
僕「あ、ほんとだ、その通りは涼しい」
早速いちごを物色・・・
うーん、小さいのばっかりだ。
おまけに青い・・・あとは潰れてたりとか・・・。

僕「あんまりいいのないね」
雪巳「入り口だもーん」
僕「そりゃそうだ、じゃあもっと奥へ行こう」
そうだよな、
全部がこんなんじゃあ、
やってられない・・・人もいないはずだ。
2人で奥へ進むと人が大勢いる方へやってきた、
このへんならいいのがありそうだぞ、どれどれ・・・
僕「良さそうなのがいっぱいあるね」
雪巳「でも人が多くて入れなーい」
僕「はじっこの列行こうよ」
扇風機の通り道になってない、
ビニールハウスの端の列へ行く、
暑い・・・でも、暑いだけあって、ここには!

僕「いいのがいっぱいあるよ」
雪巳「ほんとだー」
僕「よりどりみどりだね」
雪巳「紅いよー?」
僕「うん、思ってたより大きい!」
これは楽しみだな・・・
手ごろないちごを選ぶ。
雪巳ちゃんはもう食べはじめている、
僕も負けていられないや、
20個以上食べて元を取らないと。
僕「最初は・・・これかな」

ぷちっ、と取って練乳につける、
ひとくちで食べて・・・う、うまい!
甘くてうまいぞ!新鮮な味とはこういうものだ!
雪巳「おいしーー」
僕「そうだね、自然な甘さがすごく美味しい」
雪巳「これなら冷えてなくてもいいー」
どんどんどんどん食べる!
これなら、いくらでもお腹に入りそうだ。

僕「んぐんぐんぐ・・・」
雪巳「おいしーおいしー」
僕「やっぱり苺には練乳だよね」
ふと目に一緒のバスだったお姉さんの姿が入った、
1人でもしゃもしゃ苺を食べている・・・何だか、かっこいい。
うさ晴らしをしてるようにも見えるけど、ああいうお姉さん、嫌いじゃない。
雪巳「あっちいこーよー」
僕「ん?いいの見つけたの?」
雪巳「ほらー」

おお!大きいのが群生している。
雪巳ちゃん、よく見つけたな・・・
2人で並んで仲良く食べる、
おいしい・・・おいち、おいち。
夢中で食べる食べる、もう10個目を過ぎた。
僕「・・あ!」
苺の汁が胸に落ちちゃった。
タオルで拭いて、と・・・シミにならなきゃいいけど。
雪巳「きゃっ!」

今度は雪巳ちゃんの胸に練乳が落ちた!
おっきなおっぱいに落ちた練乳・・・それを指ですくって、
なめた・・・え、えっちだ、いやらしい・・・
表情も何だか妖艶な感じ、舌のなまめかしさとか・・・
その幼い色気に、つい、ぼーっと見とれちゃう・・・うぅ・・・
雪巳「おにーちゃーん」
僕「な、なに?」
雪巳「あまくて、まるくて、おっきくて、おいしいの、みつかったー?」
僕「うん、まあね」
雪巳「あー、あっちにそういうのあるよー」
え、どこだどこだ?
先に進んでいる雪巳ちゃん、
それについていく・・あれ?こっちって、
人があんまり、いない方・・というか、まったくいないハウスに来たぞ?
こっちに大きないちご・・・いや、ここってほとんど食べ尽くされてるような。

僕「ここって、団体用の、しかも団体が食べ終わった後なんじゃ?」
雪巳「でもー、こっちにあるよー」
僕「ほんとにぃ?」
いちごの花ばっかりに見えるんだけど・・・
雪巳ちゃんの良い目で見つけたのかな?
って、あそこからここは、とてもじゃないが角度的にも見えないはず・・・
僕「ずいぶん端に来たね、どこ?」
雪巳「ここー」
僕「いっ!!?」

シャツをめくり、スポーツブラを上げて、
おっきい胸をポロ〜ンと出す雪巳ちゃん!!
で、でかい・・う・・確かにその先は、苺のように、紅い・・・
雪巳「たべてー」
僕「た、たべる、って・・・」
雪巳「あまくてー、まあるくてー、おっきくてー、おいしいよー?」
僕「う・・・」
雪巳「練乳つけるー?」
甘い誘惑・・・
だ、駄目だ!何とかして逃げないと・・
でも、目の前にある巨大いちごから、目が離せられない・・・
雪巳「ねーねーねー」
僕「う・・そんな、せまって、こないで・・・」
ぶ〜〜〜ん・・・
僕「あ、蜂が!」
雪巳「えっ?きゃーっ!!」
あわてて胸をしまう雪巳ちゃん!
僕「大丈夫、ミツバチだからこっちから何かしなきゃ襲ってこないよ」
雪巳「ほんとにー?」
僕「うん、平気平気。さあ、行こう」
助かった・・・
ミツバチが助けてくれなきゃ、
僕が雪巳ちゃんの毒牙に刺されてたな、きっと。
僕「・・・ん?あのハウス・・・」
移動しているうちに中に入れないハウスを見つけた、
団体貸切用・・中には小学生がいっぱい・・あそこにいるのは・・・
雪沙「は〜い、これ〜」
少女「ありがと〜〜」
少年「もっとくれー」
雪沙「これ〜〜」
少年「うめー」
雪沙ちゃんだ!
しかも、何だか苺取り係をさせられてるぞ?
自分の分はちゃんと食べられてるのか?ちょっと不安だ・・・
雪沙「これおっきいよ〜」
少女「あれとって〜」
雪沙「せがとどかないよ〜」
少年「俺が取ってやるよー」
雪沙「あ〜ありがと〜〜」
高いところの苺を取って雪沙ちゃんにあげる少年、
それを練乳につけておいしそうな食べてる・・・いいなあ、
幼い青春というか、初恋の匂いっがするな、あの少年、雪沙ちゃんに気があったりして・・・
雪巳「お兄ちゃん、あーん」
僕「え?あーん・・んぐんぐ」
雪巳「おいしー?」
僕「うん、美味だ」
雪巳「もっと取ってあげるー」
なんてしているうちに、もう30分が経っちゃった。
雪巳「おいしかったーー」
僕「たっぷり食べたよ、1日でこんなに苺食べたのはじめて」
雪巳「私もー」
僕「ちょっと喉がかわいたな」
雪巳「あそこに水道あるよー」
手を洗いながら水を飲む、
東京と違って水道の水も普通においしい。
口を拭いて・・さて、次はどこへ行こうかな、順路通りでいいか。

雪巳「あそこー、竹馬コーナーだってー」
僕「へえ・・・乗る?」
雪巳「うんー」
いっぱい並べてある竹馬を取る雪巳ちゃん、
乗って・・・器用に歩いてる、と同時にデニムのミニスカートの中が・・・
ぴんくのパンツがちょっと見えた・・そういえば、まわりのスカートの少女も・・・
僕「雪巳ちゃん!」
雪巳「なーにー?」
僕「えっと・・・お昼ごはん食べようよ」
さすがにここで「パンツ見えてるよ」とは言いにくい、というか言えない。
雪巳「わかったー」
なんで今日に限ってスカートなんだ!
いつもはホットパンツやデニム半ズボンのくせに・・・
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