☆いちご狩り内部〜☆

 

僕「暑いなー」

雪巳「でも扇風機回ってるよー」

僕「あ、ほんとだ、その通りは涼しい」

 

早速いちごを物色・・・

うーん、小さいのばっかりだ。

おまけに青い・・・あとは潰れてたりとか・・・。

 

☆青いの☆

僕「あんまりいいのないね」

雪巳「入り口だもーん」

僕「そりゃそうだ、じゃあもっと奥へ行こう」

 

そうだよな、

全部がこんなんじゃあ、

やってられない・・・人もいないはずだ。

2人で奥へ進むと人が大勢いる方へやってきた、

このへんならいいのがありそうだぞ、どれどれ・・・

 

僕「良さそうなのがいっぱいあるね」

雪巳「でも人が多くて入れなーい」

僕「はじっこの列行こうよ」

 

扇風機の通り道になってない、

ビニールハウスの端の列へ行く、

暑い・・・でも、暑いだけあって、ここには!

 

☆端の列☆

僕「いいのがいっぱいあるよ」

雪巳「ほんとだー」

僕「よりどりみどりだね」

雪巳「紅いよー?」

僕「うん、思ってたより大きい!」

 

これは楽しみだな・・・

手ごろないちごを選ぶ。

雪巳ちゃんはもう食べはじめている、

僕も負けていられないや、

20個以上食べて元を取らないと。

 

僕「最初は・・・これかな」

 

☆いちご☆

ぷちっ、と取って練乳につける、

ひとくちで食べて・・・う、うまい!

甘くてうまいぞ!新鮮な味とはこういうものだ!

 

雪巳「おいしーー」

僕「そうだね、自然な甘さがすごく美味しい」

雪巳「これなら冷えてなくてもいいー」

 

どんどんどんどん食べる!

これなら、いくらでもお腹に入りそうだ。

 

☆練乳といちご☆

僕「んぐんぐんぐ・・・」

雪巳「おいしーおいしー」

僕「やっぱり苺には練乳だよね」

 

ふと目に一緒のバスだったお姉さんの姿が入った、

1人でもしゃもしゃ苺を食べている・・・何だか、かっこいい。

うさ晴らしをしてるようにも見えるけど、ああいうお姉さん、嫌いじゃない。

 

雪巳「あっちいこーよー」

僕「ん?いいの見つけたの?」

雪巳「ほらー」

 

☆おっきいいちご☆

おお!大きいのが群生している。

雪巳ちゃん、よく見つけたな・・・

2人で並んで仲良く食べる、

おいしい・・・おいち、おいち。

夢中で食べる食べる、もう10個目を過ぎた。

 

僕「・・あ!」

 

苺の汁が胸に落ちちゃった。

タオルで拭いて、と・・・シミにならなきゃいいけど。

 

雪巳「きゃっ!」

 

☆練乳落ちちゃったー☆

今度は雪巳ちゃんの胸に練乳が落ちた!

おっきなおっぱいに落ちた練乳・・・それを指ですくって、

なめた・・・え、えっちだ、いやらしい・・・

表情も何だか妖艶な感じ、舌のなまめかしさとか・・・

その幼い色気に、つい、ぼーっと見とれちゃう・・・うぅ・・・

 

雪巳「おにーちゃーん」

僕「な、なに?」

雪巳「あまくて、まるくて、おっきくて、おいしいの、みつかったー?」

僕「うん、まあね」

雪巳「あー、あっちにそういうのあるよー」

 

え、どこだどこだ?

先に進んでいる雪巳ちゃん、

それについていく・・あれ?こっちって、

人があんまり、いない方・・というか、まったくいないハウスに来たぞ?

こっちに大きないちご・・・いや、ここってほとんど食べ尽くされてるような。

 

☆いちご、ないよ?☆

 

僕「ここって、団体用の、しかも団体が食べ終わった後なんじゃ?」

雪巳「でもー、こっちにあるよー」

僕「ほんとにぃ?」

 

いちごの花ばっかりに見えるんだけど・・・

雪巳ちゃんの良い目で見つけたのかな?

って、あそこからここは、とてもじゃないが角度的にも見えないはず・・・

 

僕「ずいぶん端に来たね、どこ?」

雪巳「ここー」

僕「いっ!!?」

 

☆でっかいいちご?☆

シャツをめくり、スポーツブラを上げて、

おっきい胸をポロ〜ンと出す雪巳ちゃん!!

で、でかい・・う・・確かにその先は、苺のように、紅い・・・

 

雪巳「たべてー」

僕「た、たべる、って・・・」

雪巳「あまくてー、まあるくてー、おっきくてー、おいしいよー?」

僕「う・・・」

雪巳「練乳つけるー?」

 

甘い誘惑・・・

だ、駄目だ!何とかして逃げないと・・

でも、目の前にある巨大いちごから、目が離せられない・・・

 

雪巳「ねーねーねー」

僕「う・・そんな、せまって、こないで・・・」

 

ぶ〜〜〜ん・・・

 

僕「あ、蜂が!」

雪巳「えっ?きゃーっ!!」

 

あわてて胸をしまう雪巳ちゃん!

 

僕「大丈夫、ミツバチだからこっちから何かしなきゃ襲ってこないよ」

雪巳「ほんとにー?」

僕「うん、平気平気。さあ、行こう」

 

助かった・・・

ミツバチが助けてくれなきゃ、

僕が雪巳ちゃんの毒牙に刺されてたな、きっと。

 

僕「・・・ん?あのハウス・・・」

 

移動しているうちに中に入れないハウスを見つけた、

団体貸切用・・中には小学生がいっぱい・・あそこにいるのは・・・

 

雪沙「は〜い、これ〜」

少女「ありがと〜〜」

少年「もっとくれー」

雪沙「これ〜〜」

少年「うめー」

 

雪沙ちゃんだ!

しかも、何だか苺取り係をさせられてるぞ?

自分の分はちゃんと食べられてるのか?ちょっと不安だ・・・

 

雪沙「これおっきいよ〜」

少女「あれとって〜」

雪沙「せがとどかないよ〜」

少年「俺が取ってやるよー」

雪沙「あ〜ありがと〜〜」

 

高いところの苺を取って雪沙ちゃんにあげる少年、

それを練乳につけておいしそうな食べてる・・・いいなあ、

幼い青春というか、初恋の匂いっがするな、あの少年、雪沙ちゃんに気があったりして・・・

 

雪巳「お兄ちゃん、あーん」

僕「え?あーん・・んぐんぐ」

雪巳「おいしー?」

僕「うん、美味だ」

雪巳「もっと取ってあげるー」

 

なんてしているうちに、もう30分が経っちゃった。

 

 

 

雪巳「おいしかったーー」

僕「たっぷり食べたよ、1日でこんなに苺食べたのはじめて」

雪巳「私もー」

僕「ちょっと喉がかわいたな」

雪巳「あそこに水道あるよー」

 

手を洗いながら水を飲む、

東京と違って水道の水も普通においしい。

口を拭いて・・さて、次はどこへ行こうかな、順路通りでいいか。

 

☆竹馬コーナー☆

雪巳「あそこー、竹馬コーナーだってー」

僕「へえ・・・乗る?」

雪巳「うんー」

 

いっぱい並べてある竹馬を取る雪巳ちゃん、

乗って・・・器用に歩いてる、と同時にデニムのミニスカートの中が・・・

ぴんくのパンツがちょっと見えた・・そういえば、まわりのスカートの少女も・・・

 

僕「雪巳ちゃん!」

雪巳「なーにー?」

僕「えっと・・・お昼ごはん食べようよ」

 

さすがにここで「パンツ見えてるよ」とは言いにくい、というか言えない。

 

雪巳「わかったー」

 

なんで今日に限ってスカートなんだ!

いつもはホットパンツやデニム半ズボンのくせに・・・

 

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