ネズミーの声「時間だよー!起きろー!時間だよー!起きろー!時間だよー!」
・・・・・う〜〜〜ん、うるさい・・・
これは、目覚ましか・・・起きなきゃ・・止めて、と・・もう朝かぁ・・・
もうちょっと寝たい・・ふう・・体が重い・・・時間は・・・ちょうど6時だ・・・
僕「ん・・・んんっ??」
なんだろう・・・まだ夕べのワインが残ってるのかな・・
いや、これは眠いとか二日酔いとかじゃなく、物理的な重さだ、
布団の中が暑苦しいというか痺れるというか・・・何だろう・・・
もそもそっ、と布団が動いた!?
雪巳「・・・んー・・・」
僕「え、ええっ!?」
雪巳「ほへぇー・・・お兄ちゃん、朝ぁー?」
布団から顔を出したのは、
僕の胸に抱きついたままの、雪巳ちゃん!?
僕「う・・・ああうっ!!」
股間が痺れてるっ!
こ、これは・・・つながった・・ままだっ!!

雪巳「んー・・・おっはよぉー・・・」
僕「・・・・・!!!」
背筋がざーーーっと寒くなる!
間違いなく、紛れも無く、すっぱだかの雪巳ちゃんが、
僕の胸の中で・・おおきなおっぱいをむにゅむにゅ乗せて、
下半身に・・あそこに、僕のアレを入れたまま、繋がったまま・・・
ねむけまなこのその表情は、まぎれもなく幼い、まだほんの数ヶ月前まで小学生だった少女の顔!!
─────魔法が解けた!!
雪巳「んーー・・・おにぃちゃぁーん・・・んー・・・」
僕「う・・ううううう、うん、お。おは。おはは、おはおはおは・・・」
震える手で雪巳ちゃんの肩を掴む、
あれは・・・美しい妖精と戯れた一夜の夢は、
ほ、ほほほ、ほんとう、本当だったんだ!!そ、そんなぁ・・・
僕「ど、どうしよう・・・」
雪巳「なにがーー?」
僕「だだだだだ、だって・・・」
大人と子供、少女を超越した美しい妖精に変身する魔法は、
一夜で解けて、今、僕と繋がっているのは、紛れも無く13歳の少女だ!
僕は・・・僕は、取り返しのつかない、大変な、とんでもない事をしてしまった・・・!!
雪巳「んーーーーー・・ちゅっ」
僕「う・・・あうううう・・・」
首を伸ばして軽く唇を合わせられる、
体が伸びた拍子に股間がずれて、完璧に結合したままである事を思い知らされる。
夜はあれだけ幻想的だったはずが、朝日に照らされた姿は幼さしか無い完全な子供・・・!!
雪巳「ねーーー・・・一緒にシャワーあびよーよー」
僕「そう・・だね・・・うん・・・」
雪巳「ちょっとまってねー・・・んーしょ・・んー・・・」
モソモソと体をくねらせて・・・
う、あう、うぐっ、あああ、うううっっ!!
にゅぽんっ!!
雪巳「ぬけたよー」
僕「うん・・・うん」
あっけらかん、とした表情で起き上がり、
するり、と僕の胸から離れベットを降りる、
雪巳ちゃんが離れた布団の中を見ると・・う・・グチャグチャだ・・
雪巳「んー、まだはさまってるみたいー」
僕「あ、血が・・・」
雪巳「おにいちゃーん、汚れはやく流さないと雪菜たち来ちゃうよー?」
・・・女の子って強いなあ・・・
僕はといえば、まだ半放心状態・・・
雪巳ちゃんの血も僕の股間にしっかりと付いている・・・
僕「まって・・・あう」
くらっ、と足がもつれる。
シーツにはしっかりと雪巳ちゃんのヴァージンだった跡が・・・
ホテルの人、どう思うんだろうか、だってこの部屋に泊まってるのは・・・!!
雪巳「お湯出たよー」
僕「僕も・・・浴びるよ」
雪巳「洗ってあげるー」
丁寧に布団を直す、
中が見えないようにしっかり重ねて・・・
バスルームへ行くと雪巳ちゃんが股間を流している真っ最中だ。
雪巳「もーちょっと待ってー」
僕「へ、へいき?大丈夫?」
雪巳「えへへー、おにーちゃーん♪」
だめだ、笑顔が眩しすぎて見れない!!
雪巳「はいー、流すねー」
僕「うん・・・お願い」
雪巳「ボディソープ使うねー」
丁寧に汚れを落としてもらう、
特に股間は念入りに・・・あ、足が震えてる・・・
まだ冷静になれない、というか現実を受け入れきれない・・・
雪巳「シャワーあびてきたよー、雪菜もはいるー?」
雪菜「ううん・・いい・・・おはよう・・です」
雪沙「おっはよ〜〜〜、今日も晴れだよ〜〜」
僕「うん、朝日が綺麗だね」
雪菜「ゆきさ・・・動かないの・・・」
ぽんぽん、と雪沙ちゃんの背中にベビーパウダーをつける雪菜ちゃん、
時間はいつのまにか朝6時半過ぎ・・早く着替えて今日の作戦を実行しないと。
雪巳「ほらー、もう着替えるよー?」
雪沙「は〜〜い」
雪菜「・・・これで・・パウダーおわり・・」
僕「よし、着替え終了、と」
雪沙「ゆきさこれから着るからまって〜〜」
黙々と着替える雪沙ちゃんと雪菜ちゃん。
雪巳ちゃんは物凄く機嫌良さそうに荷物をまとめる・・・
僕は・・・どうしよう、あのシーツ・・このまま出て、大丈夫か・・・
いっそシーツを持ち帰って洗って返す・・いや、そんなの不自然だし不可能だ、
それに今、そんなことをしようものなら雪菜ちゃんたちに気付かれて・・・やばい・・・
雪菜「服、着たです・・」
雪沙「いこ〜〜」
雪巳「お兄ちゃん、いくよー」
僕「そうだね・・・い・・こう・・・」
雪沙「しゅっぱ〜〜〜つ♪」
結局、ベットをそのままにして部屋を出てしまったのだった・・・
雪沙「あ〜〜〜、おっきいプールう〜〜」
雪巳「ほんとー、ホテルにあったんだー、入ればよかったねー」
雪菜「そんな時間・・・なかったから・・・」
雪沙「あっちは子供用映画館だって〜〜」
雪菜「ネズミーさんのアニメやってる・・・」
雪巳「ホテルの中に色々あったんだー、もったいなかったー」
僕「・・・そっ、そうだね、でもホテル入るの遅かったし出るのもはやいし・・」
それより従業員に顔を見られないように・・
もう手遅れかも知れないけど、できるだけ気付かれないように・・
チェックアウト無しのクレジットカード方式にしておいてよかった、
あの部屋のベッド見て、宿泊客が僕と小中学生3人だけっていう事と結びつけられたら、
通報されかねない・・・宿泊名簿は確か僕1人と「ほか3名」のはずだから、なんとかなる・・・か?
雪巳「こっちみたいだよー」
雪菜「宿泊客専用ネズミーシー入り口・・・」
雪沙「あと7分で6時55分だよ〜〜」
雪巳「お兄ちゃん、シーのパスポートはー?」
僕「えっ?あ・・・えっと・・・あった!はい」
シー用パスポートを渡す、
えっと作戦は・・今回はコインロッカー確保は楽そうだ、
ホテル宿泊客は5分先に行動できるからこそライバルは同じ宿泊客だけ、
でもその列も結構並んでる・・あれ?列が進みはじめたぞ?まだ50分になったばかり・・
特別に5分早くしてくれたのか!?進む進む・・・パスポートを入れてゲートをくぐって・・・あれ!?
お姉さん「はーい、ここまででーーす!」
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めくる |