ジリリリリリリリリ・・・

 

僕「ん・・・朝・・・か・・・」

 

リリリリリ・・・リンッ

 

目覚まし時計が止まる、

自然に止まった?電池が切れた?んー・・・

うっすら目を向ける・・ん・・文字が見えるぞ・・P・I・X・Y・・・

PIXY・・・妖精か・・・PIXYって、確か雪巳ちゃんの・・・んっ!?ええっ!?

視線を上に・・・雪巳ちゃんの寝顔・・・僕が横向きに寝てたその目の前に、雪巳ちゃんの、む、胸が!!

 

僕「ひえ・・・」

 

スポーツブラ姿で寝てる雪巳ちゃん!

僕のベットの中で!一緒に!うう、脱出しなきゃ・・・

 

雪菜「・・・おはよう・・・です」

僕「えっ!?」

 

後ろでは雪菜ちゃんがブラウスシャツ姿で横に!

目覚ましから手を離した・・・止めたのは雪菜ちゃんか。

ってまたこの姉妹のサンドイッチに・・・モソモソと逃げ出す!!

 

僕「な、なんで、ここで、寝てるのっ!?」

 

声が裏返っちゃった・・・

 

雪菜「・・・・・お部屋・・・もどれ・・なかった・・」

雪巳「んっ・・・・・おっはよー」

 

背伸びする雪巳ちゃん!

 

僕「ねえ、なんでここで、寝てるの!?」

雪巳「それはねー、力尽きちゃったのー」

僕「だからって・・・」

 

机の上は勉強道具が置いてあるままだ。

 

雪巳「眠くなるぎりぎりまでやってたからー」

雪菜「よく・・・ねむれた・・・です」

僕「ちゃんと君たちの布団は用意して・・・」

 

雪菜ちゃんのおへそがちらちら見える、

それに雪巳ちゃんの下半身、ぱ、ぱんつだけ・・・!!

 

僕「部屋に戻って着替えてきなさい!!」

 

そう言いながら僕は自分の部屋から脱出した!!

・・・・・まったくもう、油断ならない・・・気を抜くとすぐにベッタリくっつく!

なつきすぎちゃうのもやっぱり問題あるよな、いろんな意味で・・・あの子たちのためにもならないかも。

 

僕「いや、でも・・・」

 

甘えたいなら甘えさせてあげなきゃ可哀相でもある・・・

両親と離れてる今、僕が甘えさせてあげなくて誰が、っていうのもある。

だからって行き過ぎのような気も・・・ん?キッチンで揚げ物の音がするぞ?

 

僕「おはよう・・・やっぱり!」

雪沙「おっはよ〜〜もうちょっと待ってね〜〜」

僕「天ぷら揚げてる!危なくない!?」

 

さすがに小学5年生で天ぷら油はやばくないか!?

 

雪沙「本見ながらだし時間ちゃんと計ってるから大丈夫だよ〜〜」

僕「でも・・・せめて雪巳ちゃんがついてるとか・・・」

雪沙「ゆきさだって〜、お料理できるも〜〜ん」

 

エプロン姿でかわいらしく腰に手をあて胸を張ってる・・・

ちょっとだけ、雪沙ちゃんが若奥様になった時の姿が想像できた。

 

雪沙「おにぃちゃん、おとなしくしててね〜」

僕「え?あ・・・うん」

雪沙「ちゃんと時間通りしないとあぶないから〜〜」

 

 

逆に僕が邪魔するなって怒られたみたいだ・・・

ここはおとなしく退散しようか、いや、保護者として一応ついておこう・・・

食卓に座って雪沙ちゃんの料理作りを見守る、結構がんばってやってるなあ・・・

椅子をキッチンの前まで運んできてあって、背の足りなさをカバーしている。

キャベツもゆっくりと千切り・・・怪我しないように慎重にやってるみたいだな。

 

雪沙「おにぃちゃん、味見して〜」

僕「ん?うん・・・あ、揚げたてエビフライ」

雪沙「ソースつけるね〜・・・はい、あ〜〜〜ん」

僕「あ〜〜〜ん・・はふっ!あつっ・・でも、おいひい」

雪沙「ほんと〜?よかった〜〜」

 

しっかり揚げてあって本当に美味・・・

作業に戻る雪沙ちゃん、いいおしりしてるなあ、

小5でもちゃんと女の子らしいおしりしてる・・・

って僕は何をぼーっと見てるんだ!これじゃまるで新婚さん・・・

うぅ、ここは部屋に戻ってテレビをゆっくり見よう・・・目覚ましテレビでも・・・

 

僕「じゃあ、がんばってね」

雪沙「は〜〜〜〜〜い」

 

 

 

部屋に戻った・・・あ、雪菜ちゃん

 

雪菜「お兄ちゃん・・・」

僕「朝から、また勉強?」

雪菜「うん・・・少しでも・・・したいの」

僕「間に合いそう?」

雪菜「私は・・・うん・・・です」

 

ガリガリと頑張ってる・・・

 

僕「あんまり根詰めちゃ駄目だよ」

雪菜「・・・早く終わらせて・・・雪沙・・手伝わなきゃ・・・」

僕「雪沙ちゃんの勉強?だから急いでるんだ」

雪菜「ん・・・・・」

僕「・・邪魔しちゃ悪いね・・・」

 

二度寝しよう・・・

ベットへ向かい掛け布団をめくる。

 

僕「あ!まだいた!」

雪巳「ZZzzz・・・」

 

雪巳ちゃんの方が二度寝しちゃってるよ・・・

あいかわらず下着姿のままで・・・ずいぶん気持ち良さそうだ。

まじまじと見るとほんっっっとうにおっきい胸だよなあ、ぼいーーーんと・・・

 

僕「えっと、もう朝だけど、起きなくて、いいの?」

雪巳「・・・・・ん・・・んんーーーー・・・」

僕「雪沙ちゃんも雪菜ちゃんも、もう起きてるよ」

雪巳「・・・あと・・・もうちょっとだけー」

僕「学校は、いいの?」

 

寝返りをうつと、ぱらり、と髪が流れる・・・いい匂い。

 

雪巳「ごはんできるまでー・・・寝るー」

僕「うーん・・・僕ももうちょっと寝たいんだけど」

雪巳「・・・・・いいよー」

 

左腕で掛け布団を上げてスペースを作る、

いかにも「ここに入って」といった具合に・・・

 

雪巳「おにーちゃんもー・・・寝よー」

僕「う・・・一緒、には・・・」

雪巳「・・・・・はやくー・・・」

 

ここは僕のベットだ、二度寝したいんだし・・・

遠慮することはないよ、な・・・よし、じゃあ・・・

 

僕「ちょっとだけ・・・」

 

雪巳ちゃんに背中を向けてベッドに入る、

端の方へ・・・出来るだけ雪巳ちゃんに触れないように・・・

 

むにゅっ!!

 

僕「!!!」

雪巳「おにーちゃーーーん・・・」

 

背中に抱きついてきたぁ!

むにゅうっ、とした、おっぱいの感触があ!!

ううう・・・動けない・・・ああ!足も絡めてきたぁ!?

 

雪巳「・・・・・ZZzzz・・・」

僕「はは・・・まあ、い、いいか・・・」

 

緊張しつつも目を閉じて眠りに入った、

背中のやわらかぁくあったかぁく気持ちいぃい感触を感じながら・・・

 

雪菜「・・・・・雪巳おねえちゃん、いいなぁ・・・」

 

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