雪巳「ただいまー・・雪沙も雪菜も宿題進んでるー?」
雪沙「うん〜!みてみて〜チケット〜」
雪巳「すごーい!・・・22日と23日、ランドとシー両方行けるー!」
雪菜「・・・・・雪巳お姉ちゃんも、宿題・・・」
雪巳「するよー、それよりごはんはー?」
僕「今日は簡単に盛り合わすだけのお刺身にしたんだ、みんな宿題で忙しいから」
雪巳「そっかー、じゃあ私もこれからするねー」
えらい汗ばんでるなー雪巳ちゃん・・・
セーラー服の下からブラが透けて見えそう・・・
駄目だ!ここは一時避難だ、避難!書斎あたりへ・・・
僕「じゃあ、みんなの邪魔しないように他の部屋に行ってるよ」
雪巳「私も着替えてくるねー」
雪沙「は〜〜〜い」
雪菜「・・・・・工場のマークは・・・ぶつぶつぶつ・・・」
雪巳ちゃんと一緒に部屋を出る!
僕は書斎へ、雪巳ちゃんは三姉妹の寝室へ・・・
雪巳「ご飯の時間になったら呼ぶねー」
僕「うん、お願い」
さて・・・書斎に入りゴロッと横になる、
どの漫画を読もうか・・・そうだ、H漫画でも・・・
幸いこの部屋にもちゃんとティッシュは置いてあるし・・・
Hな漫画は確かこっちの棚・・・あったあった、どれにしようかな・・・
って、今日は午前中にHアニメで抜いたばかりだ、やっぱり今日は自粛しよう。
僕「ジョジョでも読むか・・・」
トントン
僕「はい、開いてるよ」
雪巳「ごはんだよー」
僕「あ、もうそんな時間か」
雪巳「あとー・・・ちょっといい?」
僕「え?うん」
中に入ってガチャ、と鍵を閉める・・・
雪巳「お兄ちゃん、聞きたかったんだけどー」
僕「なんだい?」
雪巳「これ、どういう意味だっけー」
シャツをめくった!!
僕「ぶほっ!!」

ぷるんっ、と弾む胸!を覆い隠すスポーツブラ!
そのブラの真ん中にアルファベットでPIXYと・・・
雪巳「この英語ー」
僕「ええっと、ピクシー・・・妖精っていう意味だよ」
雪巳「妖精なんだー」
よーーく見ると布ごしに乳首のポッチが・・・
駄目えええええええええええええええええええええ!!!
僕「さ、ご飯行こう!!」
ドアに跳び付いて鍵を開け廊下に出る!
なぜかスポーツブラを出したままぼーっとしてる雪巳ちゃん・・・
僕「ほら、ご飯食べるよ!」
雪巳「う、うんー」
はぁ、はぁ・・・心臓に悪い!
雪沙ちゃんのパンツ見せの次は雪巳ちゃんのスポーツブラ見せ・・・
この姉妹はまったくもう・・・天然なんだかどうだか・・・小悪魔どもめ!!
夕食ではみんなネズミーランドの話でもちきりだ。
雪沙「ネズミ〜さんに会えるね〜」
雪巳「広いのかなー、どれくらいなんだろうねー」
雪菜「雪沙・・・迷子になっちゃ駄目だよ・・・」
雪沙「おにぃちゃんにぴったりくっつくからへ〜きだよ〜」
雪巳「私、お兄ちゃんと腕組んで歩きたいなー」
て、てれるなぁ・・・
雪菜「ネズミーさんって・・・大きい?小さい?」
雪沙「人がはいってるからおっき〜よ〜きっと〜」
雪巳「ゆきさー、人がはいってるとか言っちゃだめー!」
雪菜「それ・・・ランドで言ったら・・・怒られるよ」
雪沙「そっか〜人が中にいるのはないしょね〜〜」
うーん、暗黙の了解を心得てらっしゃる・・・
雪巳「ちゃんと宿題終わるー?」
雪菜「ゆきさ・・・全部ゆきさにかかってるよ」
雪沙「できるよ〜、できないとネズミーいけなくなっちゃうも〜ん」
雪巳「雪沙と雪菜はいいよー、わかんなかったら私が見るからー」
雪菜「でも・・・雪巳お姉ちゃんの宿題、見る人いないね・・・」
ちらっ、と僕のほうを見る・・・うぅ・・・
僕「えっと、僕は君たちの親にちゃんと許可もらわなきゃ」
雪沙「だまっててもへ〜きだよ〜?」
雪巳「行ってからでいいよー」
僕「そうはいかないよ、何かあった時に困るし」
雪菜「あの・・・それ、ちょっと待って・・・ください」
待って・・・って?
僕「どういうこと?」
雪菜「パパかママに・・話すの・・・待って」
僕「待つって、いつまで?」
雪菜「・・・・・話すとき、教える・・・ます」
僕「まあ、ランド行く前日までならいいんだけど」
駄目だった場合を考えてできるだけ早く許可ほしいんだけどな・・・
まあ、先走ってチケット買ったりホテル予約しちゃった僕が言うのも何だけど。
遅い風呂を終え部屋に戻った、
みんなはまだまだ勉強に熱中・・・
もう午後11時半だぞ?いいのか?
僕「がんばってるねー」
雪沙「まだまだねむくないよ〜」
雪菜「このペースなら・・・いける・・・ます」
雪巳「コーヒー入れるねー」
僕「明日まだ学校でしょ?無理しないようにね」
とはいえこの子たちと最初に会った夜は、
午前1時くらいまでゲームとかして遊んでいたっけ。
ネズミーランドに行けるって事がある意味ドーピングになってるのかも・・・
僕「じゃあ、午前1時には絶対に寝ること!いいね」
雪沙「は〜〜〜い」
雪菜「うん・・・・・そうする」
雪巳「お兄ちゃんもコーヒー飲むー?」
僕「いや、もう寝るからいいや・・・おやすみ」
昼寝したとはいえ、さすがにこの時間だと眠くなる。
僕は布団の中に潜り、少女たちの勉強する鉛筆の音を子守唄にして、
まるで子供のようにネズミーランドにわくわくしながら眠りについたのだった・・・
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めくる |