と見せかけて全員好きだ。

 

僕「・・・・・雪巳ちゃん、荷物をそこに置いて、もう一晩だけ、残ってくれるかな」

雪巳「!!・・・・・うれしーーー!・・・わかったー、じゃあ私、今晩残るねーーー!!!」

僕「・・・・・雪菜ちゃん、荷物をそこに置いて、もう一晩だけ、残ってくれるかな」

雪菜「「!?・・・・・う、うれしい、です・・・もうちょっと・・・お兄ちゃんと・・いら・・れる・・・!!」

僕「・・・・・雪沙ちゃんも、荷物をそこに置いて、もう一晩だけ、残ってくれるかな」

雪沙「うわぁ〜〜〜い!みんなおにぃちゃんといっしょ、いっしょ、いっしょぉ〜〜〜!!」

僕「ごめん、やっぱり3人とも、もう一晩だけ残って!一人になんて選べないや」

 

なんていいかげんなんだ僕は!

でも、1人だけ選んだら他の2人に角が立つ、

絞れないんだったらみんなまとめて残しちゃうしか、ないじゃないか!!

 

僕「そういう事だから、ソヨカゼ、もうちょっとだけ騒がしくなるぞ」

ソヨカゼ「ふにゃっ・・・」

雪巳「じゃー、最後にやり残した事あるのー」

雪菜「ちょっとお兄ちゃんの部屋で・・・待ってて欲しい・・・です」

雪沙「あ〜〜〜、あれやるのぉ〜〜?やりたいやりたいやりたいぃぃ〜〜〜!!」

 

なんだなんだ?何をやるんだ!?

 

雪巳「準備するねー、30分くらい待ってー」

雪菜「書くものリュックから出す・・・です」

雪沙「さっきののこったおかしもだすぅ〜、おにぃちゃんはおへやぁ〜」

 

ずいぶん盛り上がってるな、

もう一晩みんなでいられるのが嬉しいのだろう、

素直に部屋に戻って待つ・・・う〜、僕って、ちゃらんぽらんっていうやつか!?

 

僕「でも、些細なことでも、余計に傷つけたくは無いから・・・」

 

あそこで1人無理に選んで、

僕が一晩一緒に過ごしてるって思うと、

選ばれなかった子、多かれ少なかれショックなはずだ、ふられたって。

 

僕「だったら僕の意思より、三姉妹の仲を取ろう」

 

どうせお別れなんだし・・・・・

 

・・・

・・・・・

・・・・・・・・・・

 

雪沙「おにぃちゃぁ〜〜〜ん!きてきてぇ〜〜〜」

 

廊下の奥から声が・・・

さあ行くか・・あれ?また矢印が貼ってあるぞ!?

それを進むと・・またキャバレー部屋だ、そこに貼ってあるのは・・・

 

僕「こどもバー・・・バーってなんだ!?」

 

別に棒っていう訳じゃないよな、

となるとやっぱり、キャバレーとかクラブとかの、

大人のお店のバーだよな?でもここには、こどもバーって・・・

 

僕「入るよー」

 

ガチャッ

 

雪巳「いらっしゃーーーい」

 

わ!セーラー服姿の雪巳ちゃんが出てきた!

 

雪菜「いらっしゃい・・・ませ・・・」

雪沙「こちらへどうぞぉ〜〜〜〜〜♪」

 

あとの2人は小学校の服・・・

なる程そういう遊びか、促されて真ん中の席へ・・・

両隣に雪菜ちゃんと雪沙ちゃんが座る、べったりくっついて。

 

雪巳「ゆきみでーす、今日はよろしくねー」

僕「う、うん、よろしく」

雪菜「ゆきなです・・・小学・・・6年生・・・です」

僕「知ってる・・・って言っちゃいけないのか、じゃあ、こんばんわ」

雪沙「ゆきさっていうのぉ〜、ごねんせぇ〜、おにぃちゃんこ〜ゆ〜おみせはじめてぇ〜?」

 

ど、どこで仕入れてきた情報なんだこの接客は!

キャバクラ部屋でこういう遊びをされると、いかがわしいにも程があるな。

 

僕「うん、はじめて・・・」

雪巳「じゃー乾杯しよー、お兄ちゃんワインは赤ー?白ー?」

僕「駄目だよ、小中学生にワインは!早すぎるよ」

雪菜「私たちは・・・みんなジュース・・・です」

雪沙「ほらみてぇ〜、こ〜らだよぉ〜、おにぃちゃんだけおさけぇ〜」

 

・・・最後だし、まあいっか。

ネズミーのホテルで貰ったワイン、

今、飲まないとずっとしまっていそうだからなぁ。

 

僕「じゃあ白で」

雪巳「氷入れるー?」

雪菜「ワインって・・・氷・・・いれ・・る?」

僕「いらないよ、量もそんなに多く入れないで」

雪沙「ぢゃ〜かんぱいしよぉ〜」

 

みんなでコップを合わせて、かんぱ〜〜〜い!!

 

僕「ん・・・・・おいしい」

雪巳「えー、ちょっとしか飲んでないー」

僕「こういうお店って、ちょっとずつ飲んでおしゃべりするものでしょ?」

雪菜「お話・・したい・・・です・・・いっぱい・・いっぱい・・・いっぱい・・・」

雪沙「ぢゃ〜つぐねぇ〜〜〜〜」

 

わ!コップに並々ついじゃった!慌てて3分の1くらい飲む・・・

 

僕「・・・あうっ、ちょっとクラッと・・・」

雪巳「お菓子もあるよー」

雪菜「誰と・・・食べるです・・・か」

雪沙「えらんでえらんでえらんでぇ〜〜〜」

僕「誰とって、みんなで食べればいいよ」

 

取り出されたお菓子はポッキー、これは、まさか!?

 

雪巳「じゃあ私からねー・・・んーーー♪」

 

ポッキーのはじっこを咥えてこっちへ向けた!

あれか、両端から一緒に食べるポッキーゲームとかいう・・・

えーい、どうせ今夜でみんなとは最後だ!こうなったら、とことん付き合おう!

 

僕「いくよ・・・・・あむっ」

 

カリカリカリカリ・・・

ぱくぱくぱくぱくぱく・・・・ちゅっ♪

 

雪巳「ーーー♪」

 

頬張りながら笑顔で喜んでる雪巳ちゃん、

今までさんざん、ディープキスとかそれ以上のことしてきた、いや、されてきたのに、

こういう形で唇が触れちゃうと、変にドキドキしちゃうのは何故だろう?お酒のせいかな。

 

雪菜「次・・・私・・・」

 

ポッキーを歯ではなく唇で咥えて突き出してくる、

こういう、なんていうか「やさしいタッチ」が雪菜ちゃんらしい。

 

僕「喉に詰まったりしないでね・・・はむっ」

 

ポリポリポリポリポリ!!!

 

僕「!!」

 

はやい!雪菜ちゃん、速っ!!

 

ポリポリポリポリポリポリ・・・ちゅうううううっ♪

 

雪菜「・・・ん・・ん・・・」

僕「んんん!!!」

 

ポッキーを口の中で砕いたまま、

唇が合わさったとたん、し、舌を!

ねっとりと舌を入れて、僕の口内のポッキーまでしゃぶりにきたっ!!

 

れろっ・・・ぢゅる・・・ぬちゃねちゃくちゃっ・・・

 

唾液を含んだクッキーとチョコが互いに混ざり合う甘い甘い舌触り・・・

これが子供のキスなのかな、と思うと同時にその子供のキスを無理矢理されてる感覚が、

より僕を甘くとろけさせ、奇妙な背徳感と一生懸命な雪菜ちゃんの舌で痺れさせられる・・・

 

雪菜「・・・・・んふっ・・・甘い・・・です」

僕「んぁ・・・それは・・・お菓子・・だか・・ら・・・」

雪菜「ワインの味も・・ちょっとして・・・大人の味・・でし・・・た」

 

そうか、雪菜ちゃんにはこれが大人のキスになっちゃうんだ。

酔っちゃって大変な事になったりしないよな?顔が紅いし・・・って、

きっと僕の方がよっぽど真っ赤だろう、今のキスで酔いがさらに回ってきた気が・・・

 

雪沙「つぎはゆきさだよぉ〜〜〜」

 

・・・今更だけどバーでポッキーゲームってするのか!?

どっちかっていうとカラオケボックスでの合コンって感じだけど・・・まあいっか。

 

雪沙「ん〜〜、ひっふはほぉ〜〜」

 

3本咥えてる、「みっつだよ〜」と言ったんだろう。

相手が雪沙ちゃんだと、とたんにママゴトっぽくなるなぁ。

 

僕「別に勝ち負けは関係ないんだから、勢いで頭ゴチンとかしないでね」

雪沙「ほんはほほぉ、ひはひほぉ〜〜」

僕「そんなことしないよぉ、だね・・・じゃあ3本いっぺんに・・・がぶっ!!」

 

ぼりぼりぼり・・・ボキッ!!

 

僕「ん・・・まとめて折れちゃった」

雪沙「ん〜〜〜〜・・・ん〜〜〜〜〜〜〜〜・・・」

 

ぼりぼりとめいいっぱい頬張ってる、

普通に食べてるだけだな、僕も雪沙ちゃんも。

食べ終わって・・・ふう、と一息ついたとたん!!

 

雪沙「えいっ♪」

 

ちゅうううううううううううう〜〜〜〜〜♪♪♪

 

僕「!!!」

 

食べ終わって一息ついてキス、ってもうゲームじゃないじゃん!

と思いながらも可愛らしい舌の感触に酔う・・・子猫がチロチロとミルク舐めるみたいな舌だ。

 

雪沙「〜〜〜〜〜〜〜〜♪♪♪」

 

・・・ようやく満足して吸い付いてた唇が離れた、

本当は僕が楽しむべきゲームなのに、この犯された感は何だろう!?

 

雪巳「カラオケ歌うねー」

 

・・・古い装置でデータ更新してないから、

新しい曲とか入ってないんだけど、何を歌うんだろう?

と思って画面を見ていたら、出てきた曲は・・・・・!

 

雪巳「♪あるひーぱぱとーふたりでーかたりーあったさーーー」

 

音楽の授業かよっ!

・・・こどもバーだから、って計算してこの選曲なら凄いけど。

 

雪菜「お兄ちゃん・・・あーん・・・」

僕「ありがとう・・・うん、塩味だね、ポテトチップス」

雪沙「つぎはゆきさがうたうんだよぉ〜〜〜」

 

こうなったら、朝まで騒ぐ・・・訳にはいかないよな、この子たちは学校あるんだし。

 

・・・

・・・

・・・

 

雪沙「♪ぴ〜ひゃらぴ〜お〜なかがへったよぉ〜〜〜♪」

 

ぱちぱちぱちぱちぱち・・・

 

雪巳「あー、もう0時になったぁー」

僕「え?もう閉店?」

雪巳「違うよー、こどもバー、ショータイムー!」

 

パチッ、と部屋が暗くなり夜光灯だけになる、

三姉妹が僕の前に来て、雪菜ちゃんと雪沙ちゃんは何か持ってる。

そして3人モゾモゾと・・ええっ!?学校の服を脱ぎ始めた!!目の前で生着替えか!?

 

雪沙「ん〜〜〜、よいしょぉ〜〜」

 

かわいらしい仕草で脱ぎ散らかす雪沙ちゃん、

靴下脱いで、下着まで!?すっぽんぽんになっちゃった!

と思ったら着始めたのは・・・あれは、スクール水着!持ってきたのはそれだったのか。

 

雪菜「ん・・・ん・・・・・んっ・・・」

 

隣の雪菜ちゃんも全部、と思ったら靴下だけ履いたままだ、

全裸とみせかけて靴下だけ・・・と思ってたらこちらも何か着始めた、

あれは、体操服!そして下半身はスパッツだ、そういえば初めて会ったときスパッツだったよな。

 

雪巳「やっと外れたー・・・んしょーー」

 

あれ?脱いでる感じなのにセーラー服姿のままの雪巳ちゃん、

何も持ってきてないし・・・と思ったら、セーラー服の中からブラだけ外して置いた!

そしてパンティーも脱いで・・・つまり、セーラー服の中は、ノーブラで、ノーパン状態!

 

雪沙「スイッチいれるねぇ〜」

 

パチッ、と再び明るくなる!

 

僕「うっわ!こ、これはぁ!!」

 

セーラー服ごしに巨乳が、乳首が透けて見える雪巳ちゃん!

体操服で、胸元や脇から胸が、陥没乳首が見えそうな雪菜ちゃん!

スクール水着がピチピチで、乳首やアソコの割れ目がクッキリな雪沙ちゃん!

 

雪巳「どうかなー」

雪菜「地味・・・です・・・か」

雪沙「おにぃちゃんよろこんでくれるぅ〜?」

 

これはもはやバーじゃない、

一発で摘発されそうな秘密キャバクラというか・・・

この3姉妹使ってこのままここで商売すれば大儲け、ってさせる訳ないけど。

 

雪巳「ねー、触ってー」

 

ぐっと僕の腕を掴むと、

セーラー服ごしにツンと乳首が上向いたおっぱいへ、

僕の手を触らせる!お、こういう感触もなかなか未知で・・・って!

 

僕「お、おさわりバー!?」

雪菜「私は・・・こう触って欲しい・・・です」

 

反対の腕を取られ、今度は雪菜ちゃんのおへそから体操服の中へ突っ込まされる!

 

僕「あう・・・ど、どこでこんなこと覚えてきたの・・・」

 

出典が気になる。

 

雪沙「ぢゃ〜ゆきさはこっちぃ〜」

 

はぁう!ズボンを、さ、下げられるうっ!

 

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