雪菜「あやまること・・ないです・・みんな心配しただけ・・・です」
雪沙「ゆきさもごめんなさ〜い、もっとはやくたすけたかったのぉ〜」
僕「今までありがとう・・・最初の約束通り・・・8月いっぱいで・・・・・帰ってもらうから」
僕「本当に、本当に真剣に考えたけど、君達を貰うには、僕は・・・・・重すぎる」
僕「その気にさせちゃったよね、ごめんなさい、本当に、ごめん!!」
僕「世間は、やっぱり今、厳しいんだ・・・特に君たちくらいの子を貰うなんて・・・」
僕「でも、一緒に暮らしてるだけで2回も警察連れてかれて、やっぱり無理だと思う」
僕「それに、はっきり言うけど、みんなに誤解されるような事、してるよね、実は誤解じゃないっていう」
雪沙「あそんでもらってるだけだよぉ〜、おにぃちゃんがほんとにいやならも〜しないよぉ〜」
僕「一緒にいること自体が許されないんだと思う、たとえ養子に貰っても」
雪巳「えー、私たちでお兄ちゃんを守るから、そんなこと言わないでー」
僕「・・・管理人が逮捕されて、ニュースで流れて、世間の目はこのマンションに集中するんだ」
雪菜「だったら・・・ほとぼりさめるまで・・・がまんする・・・です」
僕「時間の問題じゃなくって、やっぱり、ちっちゃい子供と大人が養子を隠れ蓑に恋愛しちゃ駄目なんだよ」
雪沙「い〜わけはも〜いい〜、おにぃちゃんはゆきさや、おねぇちゃんたちのこと、きらいになったのぉ〜?」
雪菜「誰にも見られない場所以外では、もう、くっつりたり、えっちなことは、しない、です」
僕「でもそういうのは隠していても、いつかはばれちゃうんだ、ばれちゃったら・・・美鈴ねえさんみたいなことに・・・」
雪沙「でもぉ〜、うちのぱぱもままも、お〜け〜だよぉ〜?ね〜ど〜すればいいのぉ〜」
僕「ごめん!本当にごめん!・・・・・殴るなら殴って、蹴るなら蹴って・・・警察に本当のこと言われても、償うよ」
うん、もうしょうがない、これで駄目ならおとなしく刑務所に入ろう。
雪巳「・・・ずるーい、お兄ちゃん、私たちそんなこと絶対にできないのにー」
雪菜「お兄ちゃんを・・・刑務所で苦しめたくは・・・ない・・・です」
雪沙「ぢゃ〜〜〜・・・きがかわるまでまつぅ〜、そのあいだ、すきになっててもいいでしょ〜?」
僕「わかって・・わかって欲しい・・・お願い・・・・・ごめん」
僕「雪巳ちゃん、楽しかったよ、やっぱりいざとなったら3姉妹で頼りになった」
僕「雪菜ちゃん、いつもありがとう、本当に細かい所に気が効いて、助かったよ」
僕「雪沙ちゃん、元気をありがとう、体が小さいのに無理して頑張ってくれて・・・」
僕「本当にみんな、ありがとう、そして、本当に・・・・・ごめん」
雪菜「ひっく・・ひっく・・・うっく・・・うえええええええええん」
雪沙「やぁ・・・やぁぁ・・・やあああああああああああああああん」
そして、そう決めた以上、もう変えちゃいけない、曲げちゃいけないんだ!
僕「ごめん、ごめん・・・ご・・め・・・・ん・・・・・・・・・・・・」