マンションについた、

はいいけど家に入りにくい・・・

雪巳ちゃん雪沙ちゃんが待ち構えてるから、何かされそうだ・・・

 

僕「・・・ちょっと公園まで行って頭を冷やそう」

 

裏口へ・・・あれ?雅幸くんが走ってる?

どこへ行くんだろう?まあいっか、暑いのに元気だな。

 

僕「ふ〜〜〜・・・ジュースでも買おうかな、いや、我慢、我慢・・・」

 

公園についた、

木陰のベンチに座る・・・

セミがうるさいなぁ、夏が終わるのを知らせてるみたいだ。

 

僕「・・・あっちもなんだか、うるさいぞ?」

 

滑り台の上・・・ときたら、あの子しかいないか。

 

舞奈「も〜なりゆきくんはっきりしてよぉ〜なりゆきくんがおおきくなったらまいなをおよめさんにしてくれるのぉ〜?

 いつしてくれるのぉ〜?きょ〜?あしたぁ〜?きのう〜?あさって〜?いつなのぉ〜?なりゆきくんとはやくいっしょに

 なりたいのぉ〜まいにちなりゆきくんにまいなのおはなしをあさもおひるもゆうがたもよるもきいてほしいのにぃ〜

 ほかにすきなおんなのことかいないよねぇ〜だったらはやくまいなをおよめなさんにしてよぉ〜いまからするぅ〜〜?」

也幸「!!!(あせあせおろおろ)」

舞奈「ひょっとしてまいなよりもおとなしいわかなちゃんのほうがいいっていうの〜そんなことないよねぇ〜だってぇ〜

 なりゆきくんはまいなのことがすきですきでだいすきだもんね〜まいなはなりゆきくんがすきですきでだいすきなのぉ

 だからまいなはなりゆきくんとはやくいっしょになってけっこんしきをあげてみんなにふたりはもうけっこんしてるから

 だれもぜったいにじゃまできません〜ってしたいのぉ〜なりゆきくんならわかってくれるよねぇ〜まいなのきもちぃ〜」

也幸「・・・・・(あたふたおたおた)」

舞奈「ほら〜なりゆきくんもそういってくれたぁ〜いったよねぇ〜いまいったよねぇ〜ぢゃあきまりだよねぇ〜やったぁ〜

 いまからこのこ〜えんでけっこんしきするぅ〜?じゃあいまからけっこんしきのれんしゅ〜しよ〜よ〜いいでしょぉ〜〜

 けっこんしきだからまずさいしょにはなよめさんとおむこさんがちかいのきすをするんだよぉ〜いくねぇ〜はいちゅぅ〜」

 

ぶちゅううううううううううううう・・・

 

僕「あーあ・・・」

 

見てるだけで也幸くんが犯されてるのがわかるよ。

助けてあげたいけど、なんだか踏み入っちゃいけない気もする。

まあ小1カップルで変な事にはならないだろう、也幸くんお幸せに・・・

 

僕「すっかり、あてられちゃったな・・・帰ろう」

 

お風呂に入ってスッキリしたい・・・

乱入しないように釘さしておくか、

気づかれないようにこっそり・・・自分の家なのにか!?

 

僕「そうだ!メイドルームのユニットバスがあった」

 

でも新品使うのはもったいないような・・・

・・・もし雪香をとりあえずウチに上げるなら、

あの部屋を預けた方がいいな、家の中の家だからそう悪さもできないだろう。

 

僕「・・・悪さできるくらい元気になればいいけど」

 

マンションの裏についた・・・

あれ?今度は警官が走り回ってる、

ビッグマザーか三悪兄弟が何かしでかしたか?

 

僕「救急車とかは・・・来てないよな」

 

まあいっか、何かあったら管理人に任せよう、

こういう時に働いてもらわないと・・・管理人室は・・・あれ?空っぽだ。

 

僕「打ち水でもしてるのかな」

 

どうしても顔を合わせたい訳じゃないし、エレベーターで上がろう。

 

僕「あ、遅れて人が来た」

 

開けて待とう・・・

・・・・・あれ?逃げた?どうしてだ?

きっと僕が汗で蒸れてるからだろう、まあいいや。

 

僕「気にする事ないや」

 

家について玄関に入る、

さあ、雪巳ちゃん雪沙ちゃんに注意してお風呂だ、

いや、いっそ開き直って背中を流させ・・・背中だけじゃ済まないよな。

 

雪巳「おかえりー、はい、今日の郵便ー」

僕「ありがとう、毎日、気が利くね」

雪巳「9月からもちゃんとするよー」

 

そうか、ちゃんとお手伝いしてるアピールか。

 

雪沙「ごごからおでかけしてもいい〜?」

僕「うん、いいよ・・・明日の午後1時は家にいてね、児童相談所の人が来るから」

雪沙「はぁ〜〜い」

雪巳「わかったー」

僕「じゃあ僕は・・・・・お風呂入るけど、大事な考え事しながらだから絶対来ないでね」

 

こう言っておけば、わかってくれるだろう。

 

雪沙「ぢゃ〜きがえだけおいとくねぇ〜」

僕「うん、着替えるのも自分でできるから!」

雪巳「私はちょっとやすむー」

 

徹夜で疲れたんだろう。

さあ、お風呂でのんびりとしよう。

 

・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・・・

 

ざば〜〜〜〜〜・・・・

 

僕「ふぅ〜〜〜〜・・落ち着く・・・」

 

天井を見上げて考える・・・

色々あったけど、凄く嫌な事ってなかったよな?三姉妹と過ごして・・・

三姉妹も大変ではあるけど無理してる様子は無い、あれで無理してたら養子になんて貰えないよ。

 

僕「それだけ好かれてるんだよな・・・」

 

なら答えは簡単じゃないか、

今の関係を頑張って維持していけば・・・

えっちな事をやめさせるのが大変そうだけど、それも教育だ。

 

僕「・・・今の状況を維持なら、無理にやめさせなくても、いい・・・かも?」

 

でもエスカレートしそうだからなぁ・・・

それに今の子供って高校生でも平気でするよな?

僕の頃はそうだった、だからもっと進んで中学生でも・・・

 

僕「でも、ちゃんとした知識は、持たせないと」

 

実際、中学生の雪巳ちゃん以外は本当に入れたりはしていない。

世間的に考えれば中学生でもどう見てもアウトだし小学生と擬似行為も犯罪だ。

禁断のハーレムとか言われてもおかしくない、だからこそ、本当に愛するなら、線引きはするべきだ。

 

僕「・・・僕が言っても説得力、ないかな」

 

ガラガラガラ

 

雪沙「おにぃちゃ〜ん」

僕「来ちゃ駄目って言ったでしょ!?」

雪沙「ちがうのぉ〜、け〜さつがきたのぉ〜」

 

えっ・・・

えええええええええええええええ!?

 

僕「まさか・・・隆幸くんが言っちゃったとか!?」

雪沙「わからないけどぉ〜たかゆきはぜったいいわないよぉ〜」

僕「わかった・・・体を拭いてすぐ行くから、出ていって」

 

何だろう?

雪香の事で聞き漏らしがあったとかか?

嫌だなぁ・・・拭いて、と・・すぐに着て・・・うぅ、拭いてすぐだとやっぱ、べとべとだ。

 

僕「・・・・・こんなもんでいいだろう」

 

急いで玄関へ行くと2人の警察官が立っていた。

 

警官A「このマンションのオーナーさんでいらっしゃいますね?」

僕「そうですが、何か・・・」

警官B「先ほど、このマンションの管理人を逮捕致しました」

 

はああああああああああああああ!?

 

僕「それは、なんで、また」

警官A「下着ドロの現行犯逮捕です」

警官B「それで管理人について詳しく聞きたいのでご同行願えますか?」

僕「はい、いいですけど・・・」

警官A「あとこちらにいる少女にも管理人について聞きたいので・・・」

 

そこまで聞き込みするのか。

 

僕「一緒に警察までですか?」

警官A「いえ、その子たちはこちらででかまいませんから」

僕「1人病院でしばらく帰ってきませんけど・・・」

警官B「では帰ってからで結構ですので、ご同行願えますか」

僕「ええっと・・・・・はい」

 

これは別に僕が疑われてるんじゃないよな?

なんとなく嫌だけど捜査には協力しなくちゃいけない。

 

僕「わかりました」

警官A「ではこちらへ」

警官B「じゃあお嬢ちゃんたちに話を聞きたいので上がらせていただきますね」

僕「はいどうぞ・・・雪沙ちゃん雪巳ちゃん、お願いね」

雪巳「わかったー」雪沙「はやくかえってきてねぇ〜」

 

・・・本当、早く帰れるといいよな。

 

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