公園からプールへの下り道を歩く、

途中から階段になり眼下にプールが広がる。

 

僕「わ、凄い人だ・・・」

雪巳「いっぱいいるねー」

雪菜「いもあらい・・みたいです・・・」

雪沙「あそこは人いっぱいなのに、なんでこっちはいないのぉ?」

僕「それはね、あそこにいっぱい人がいるからなんだよ」

雪沙「ん〜〜〜・・・そっかぁ〜」

雪菜「レストランも・・・あるみたいです・・・」

雪巳「お土産売ってるかなー、先に行ってみるー?」

僕「プールの後に寄ってみよう、まずは泳ぐよ!」

 

プール入り口を通って更衣室で別れる。

 

僕「じゃあ後でね」

雪巳「すぐ着替えるからー」

雪菜「待っててください・・・です」

雪沙「ゆきさ、おにぃちゃんと一緒にきがえちゃだめ〜?」

僕「さ、さすがに小5はまずいから!じゃ!!」

 

1人で男性更衣室へ入る・・・

男の着替えなんて、あっという間だ。

貴重品をロッカーへ入れて鍵をしめて、っと・・・

 

僕「プールは賑やかだ・・・」

 

ひょうたん型のプールに人いっぱい・・・

ホテルのプールがちょっと寂しかったけど、

こっちはこっちでうるさいくらいだ、さて出よう。

 

僕「ええっと・・・」

 

三姉妹より先にシャワーをくぐるのはまずいかな?

女子更衣室の前で待っていよう、出てくる人を眺める・・・

カラフルな水着だなー、胸がおっきいと水着も窮屈そうだ、

お、小学2年生くらいの少女がビキニ着てる、隠す胸なんてないのに。

それでも今は変態さんが結構いるから乳首見えないようにするんだろうなー・・・

乳首といえば今でてきた女子高生くらいの子、水着から乳首のポッチが・・・

って、これじゃあ僕、単なるスケベだよ!プールの方を向いて待とうっと。

 

僕「んっと・・・お、監視員さんはちゃんと人間なんだな」

 

当たり前か、あんな高い所で猫が寝てても困る。

・・・海の見えるプールって結構いいよなー、遠くの船を眺めながら・・・

うー、日差しが強い、早く汗を流したい・・・いっそ着る物の下に水着をつけさせてきたら良かったかも?

 

雪沙「おにぃちゃぁ〜〜〜ん♪」

僕「おっ、待ってたよ・・あれ?雪巳ちゃんと雪菜ちゃんは?」

雪沙「まだだよぉ、でもおにぃちゃんに会いたいから早くきたのぉ」

僕「そっかそっか、ありがとう」

雪沙「先にはいっちゃう〜?」

 

さすがにそれはまずいな。

 

僕「じゃあ、ここで準備運体操しよう!」

雪沙「しよぉ〜しよぉ〜」

 

一緒に体操してれば雪巳ちゃんたちも気付くだろう。

 

僕「僕の真似するんだよ?せーの、いちに、いちに・・・」

雪沙「いっちにぃさぁんしぃ〜・・・」

 

う〜ん、雪沙ちゃん体やわらかいなぁ、

初めて会った時に、お風呂の上で窮屈そうに丸まってたのを思い出す。

あの小さな体で大変だったろうに・・・と、柔軟体操する水着の股間に縦のスジが!!

 

雪沙「ん〜、そんなに水着かわいい〜?」

僕「う、うん、とっても似合ってるよ、ひらひらがかわいい」

雪巳「じゃあ私はー?」

雪菜「おまたせ・・・・です」

僕「わ!き、きみたちも、か、かわいい、よ」

 

いつのまにか僕の後ろで体操してた・・・

僕の視線が危ない所へ行ってたの、感付いてなければいいけど・・・

 

僕「あれれ?雪菜ちゃん、眼鏡最初から外してきたんだ」

雪菜「うん・・・だからお兄ちゃん・・・そばに・・いて・・・・・」

雪巳「私もお兄ちゃんとはぐれないように、一緒にいるー」

雪沙「ゆきさもまいごになるのやだからぁ〜」

僕「わかってるわかってる、はやく体操を終わらせよう」

 

・・・取り合いになるくらいならみんな一緒の方がいい。

だからといって、えっちなことまでみんなと一緒って訳にはいかないけど。

 

僕「いっちに、いっちに・・・」

雪巳「1、2!、1、2!」

 

・・・ちょっとした仕草で揺れる雪巳ちゃんのおっぱい、

すごい水着だ・・・通りがかる男が結構見てくる、仕方ないよな、

中学生の女の子がこんなにおっぱい大きいんだもん。ちょっと胸の鼓動が早くなる。

 

僕「さんし、さんし・・・」

雪菜「ん・・ん・・・ん・・・ん・・・・・」

 

慣れないのか大変そうな雪菜ちゃん、

体育の授業でもフラフラしているのが想像つく。

・・・スカートっぽいやつの中から見えるのが、たとえ水着でもドキドキするなぁ。

 

僕「・・・・・はい、終了!!」

雪沙「いこぉ〜〜」

僕「危ないから走らない!」

雪巳「シャワー涼しそー」

雪菜「あ・・・先いくと・・・困る・・・です」

僕「そうだね、じゃあ雪菜ちゃんについててあげるよ」

雪沙「ずる〜い」

雪巳「4人でいっしょに行こー」

 

シャワーをくぐってプールサイドへ・・・

汗が流れて気持ちいい〜・・・ちょっと冷たすぎたけど。

 

僕「深さとかは大丈夫っぽいね、入ろう」

雪巳「雪沙、足からだよー」

雪菜「お兄ちゃん・・・肩・・かして・・・」

僕「いいよ、僕につかまって入るといいよ」

雪沙「ぢゃあゆきさはおにぃちゃんにおんぶしてもらってはいるぅ〜」

僕「駄目!小5は重い!也幸くんならともかく・・・」

 

そう、也幸くんならともかく、雪沙ちゃんをおんぶしたら、きわどい部分の感触が・・・!!

 

ザブッ!

ジャポン!

バシャバシャ・・・

 

僕「ん?なんか変だぞ?」

雪巳「しょっぱーい」

雪菜「これ・・・海の水・・・です」

雪沙「プールなのにふつうの水ぢゃなぁ〜い」

僕「ま、まあ、ホテルのとは違って誰でも入れるプールだからね」

 

離島だから真水が貴重ってこともあるんだろうな、

ならいっそ、ホテルがひいてる温泉でもこっちに回してあげればいいのに・・・

 

雪巳「せっかく汗流したのにー」

僕「でも、海で泳いでるって思えばいいよ」

雪沙「おにぃちゃん、あれー」

僕「あれって?あ、ウォータースライダーだ」

雪菜「・・・滑り台、です・・・か」

 

そんなに全長は長くないけど角度がついて迫力はある、

のんびり泳げないんだったら、あれで遊ぶのがいいかな?

特に別料金がかかる訳でもないし、せっかくだからみんなで乗ろう。

 

僕「よし、あれを滑ろう!」

雪沙「たのしそぉ〜〜〜!!」

雪菜「こわい・・・です・・・か?」

僕「んー、でも小学1年生くらいの子も並んでるから大丈夫だよ」

雪巳「2人一緒には滑れないのー?」

僕「どうだろう?あ!幼稚園くらいの子を抱えて滑ってる人がいる」

雪沙「ぢゃあ、ゆきさ、おにぃちゃんのうえ〜〜」

僕「だーーーめ!じゃあお手本で、僕が先頭で滑るよ」

 

プールから出て・・・

雪菜ちゃんは手を引っ張ってあげないとな、

うんしょ・・・って雪沙ちゃん、わざとらしく登れないフリしてる。

 

僕「しょうがないな・・はい、つかまって」

雪沙「えへへぇ〜〜、ありがとぉ〜」

雪菜「よく見えない・・・です」

僕「じゃあ手つないであげるから、滑り終わったら下で待ってるからね」

雪巳「10分くらい待つかなー」

 

木の階段を登って並ぶ・・・

プールの下は本物の海で、船もいっぱい・・・

あ、あの船は真理奈さんのクルーザーかな?繁盛してるといいな。

 

雪巳「ここ何時までやってるのかなー」

僕「さあ?どうして?」

雪巳「んー、夜中に2人っきりできたら面白いかなー」

僕「いいね、夜の海を眺められて・・でも照明設備ないよ」

雪菜「夜空・・・月と星が、ここなら明るい・・・です」」

僕「う〜ん、実際に忍び込んで泳いでる人とかいそうだな」

雪沙「そんなことすると猫にかえられちゃうよ〜」

僕「そうか、ここの猫はそうやって姿を変えられて、許されるまで猫の姿で従業員を・・・んな訳あるかー!」

 

なんて戯れているうちに順番が来た。

 

僕「じゃあ下で待ってるからね・・・それっ!!」

 

バシャシャーーーーーーー・・・

 

僕「うお!結構、水の抵抗が・・・」

 

ズシャーーーー・・・じゃぷんっ!!

 

僕「おおーーー、楽しめた楽しめた」

 

海水パンツが食い込んじゃった・・・

って、次の子が来る前にどかなきゃ!!

 

雪沙「きゃははは〜〜〜♪」

 

ズシャシャシャシャーーーー!!

 

僕「わ!もう来たんだ、早いね」

雪沙「だってぇ〜、おにぃちゃんが下でまってるんだもぉん」

僕「はは、いいこいいこ・・・次の人が来るからどこう」

 

シャシャシャーーー・・・

 

今度は雪菜ちゃんが来た!

スカートみたいな水着が水圧で裏返しになってる!

その中も水着とはいえ、えっちぃなぁ・・・髪の毛も逆立ってる。

 

じゃっぽーーーん!!

 

僕「はい到着!」

雪菜「・・・おわり・・です・・・か」

僕「うん、もう大丈夫だよ、はい、おいで」

雪菜「ん・・・ぁ・・・・・」

僕「起こしてあげるよ、よいしょ・・・」

 

平気そうだ、

眼鏡がないから逆に視界がぼやけて、

恐さがやわらいだのかも知れない、まあこれ自体、大した物じゃないけど。

 

☆雪巳ぬげる〜☆

僕「最後は雪巳ちゃんか・・お、来た!」

 

体が大きいから水の抵抗も凄そうだ。

途中で止まらないようにかな?バンザイしながら滑ってくる。

 

雪巳「きゃー!きゃー!きゃーーー!!」

 

えっ!?

水の抵抗で、ビキニのブラがめくれ・・・ああっ!!脱げるぅっ!?

 

ジャッッッポーーーン!!!!!

 

雪巳「やーーーーー!!!」

僕「わ!どこだどこだ、脱げたのは・・・」

雪沙「ここだよー」

僕「ありがと・・はい、早くつけて」

雪巳「うんー・・・あーーーん!!」

 

しゃがんで水面下で水着をつける・・・

 

雪菜「後ろ・・・結ぶね・・・」

雪巳「お兄ちゃーーん!えーーーん」

僕「だ、大丈夫だよ、うん、そんなに見られてないよ・・・多分」

雪沙「はやくてわかんなかったよ〜?」

雪巳「もうこれいやーーー!!」

 

顔を真っ赤にさせてる・・・

やっぱこういうのは物凄く恥ずかしいんだな、

僕の前や、マザー牧場の帰りの電車とかでは大胆なことしたのに・・・

 

僕「ほらほら、泣かない泣かない」

雪巳「えーんえーん・・・」

 

僕の胸に抱きついて泣きべそ・・・

でも、本当に泣いてるというよりは、恥ずかしがってる感じだ。

・・・それにしても、大きいおっぱいが流れてくる様子は、エロエロだったなぁ・・・

 

僕「気を取り直して泳ごう」

雪沙「ゆきさ、プール泳いでいっしゅ〜してくるぅ」

雪菜「あ・・・ひとりで行っちゃだめ・・・私も・・・」

 

2人して離れていっちゃった、 

ひょっとして、雪巳ちゃんに気を使ったのかな?

と同時に、僕に雪巳ちゃんを、ちゃんとしっかりなぐさめろ、という訳か・・・

 

僕「・・・・・落ち着いた?」

雪巳「・・・・・・・・・うん」

僕「よかった・・・おっと、まだここスライダー終わった人の出口みたいだ、もっと先行こう」

 

胸に雪巳ちゃんを抱いたままプールサイド側へ移動する・・・

 

僕「大丈夫、一瞬だったし、知り合いいないから恥ずかしくないよ」

雪巳「でもー・・・」

僕「忘れよう、忘れたら済む事だから」

雪巳「ねー・・・お兄ちゃん、見たー?」

僕「み、みみ、みてな・・・い・・・・・一瞬しか」

 

逆に僕のほうが、顔が熱くなる!

 

雪巳「もーお嫁にいけなーい」

僕「そ、そんなことないよ!」

雪巳「だからー、お嫁にもらってー」

僕「いー!?な、なんで、僕が・・・」

雪巳「だってー、お兄ちゃんに見られちゃったー」

 

何を今更!!

 

雪巳「ねーー・・・」

僕「!!!」

 

海水パンツの中に、雪巳ちゃんの手が!!

 

雪巳「ねーねーねー・・・」

 

きゅっ、きゅっ、きゅっ!!

 

僕「あうあうあう・・・」

雪巳「お嫁にもらってー・・・くれるー?」

 

あぁ、雪菜ちゃん雪沙ちゃんはいない・・・逃げろ!!

 

ザバッ!!

 

僕「トイレ行ってくる!」

雪巳「あーー!お尻半分見えてるー」

 

大きい声でそんなこと言うなー!

前はもっと大変な事になってるんだから・・・

あわててトイレを目指す!どこだどこだ・・・

足が止まったらやばい、なんせ、前から見られたら股間が完全にヤバイのが丸見え!

なんか、雪巳ちゃんの味わった恥ずかしさをそのまま体感させられているような・・・あった、あそこだ!!

 

☆トイレの前の猫☆

猫「にゃあ」

僕「あの・・・トイレ・・・」

猫「にゃーーー」

僕「急いでるから、またぐよ!」

猫「ふしゃーーーーー!!」

 

・・・猫にまで笑われてる気分だよ。

 

もどる めくる