中央みどり公園で猫を放す、

暑いのに手間かけさせて・・・

・・・ハーモニカの音色が聞こえてきた、

巨大すべり台のてっぺんから・・・いた、也幸くんだ、

しかも隣に同じくらいの背かっこうの少女が座ってるぞ?

 

也幸「〜〜〜〜〜♪(プープクプップップー)」

少女「じょうずじょうず〜、まいなねぇ、なりゆきくんおんがくのさいの〜あるとおもうの〜」

也幸「〜〜〜〜〜〜〜〜♪(プープププープープププー)」

 

あの子が噂の、也幸くんの彼女かな?まいなちゃん・・・

 

☆也幸&舞奈☆

舞奈「まいなもねぇ、ピアノならいたいんだけどぉ、おんがくきょうしつにかようか、おんがくのせんせいよぶか、

まよってるのぉ、でもがっこーでおんがくのじゅぎょうとおんがくのくらぶはいったら、それだけでもいいかなって

おもってるんだけどぉ、まいなねぇ、かしゅにもなりたいのぉ、だったらぁ、うたももっとならいたいしぃ、んとねぇ、

もっちろんいちばんなりたいのはなりゆきくんのおよめさんなんだけどぉ、おんがくをよ〜くならっておいたらあ、

なりゆきくんがおちこんだときとかげんきにしてあげられるしぃ、それにほらぁ、おんがくができるおんなのこって、

びじんじゃなーい?だからぁ、なりゆきくんのためにきれいになりたいからぁ、おんがくをもっとならいたいなぁって

はなよめしゅぎょうっていうんだよぉこれってぇ〜、でねぇ、なりゆきくんのおよめさんとねぇ、かしゅってねぇ〜、

りょうほうはできないとおもうんだぁ、だからねぇ、かしゅになってからなりゆきくんのおよめさんになるのとぉ、

なりゆきくんのおよめさんになってからぁ、なりゆきくんだけのかしゅになるのとぉ、なりゆきくんどっちがいい〜?」

也幸「・・・・・」

舞奈「わかったぁ、そうするねぇ」

 

・・・・・よく喋る子だなぁ、マシンガンみたいだ、

雪沙ちゃんもよく喋るけど、舞奈ちゃんはその10倍は喋ってるぞ?

・・・きっと今の也幸君の返事は『どっちでもいい』と投げやりに言ったに違いない!

 

也幸「〜〜〜〜〜♪(プープープププープーププー)」

舞奈「きょうはこねこさがさなくていいのぉ?あんなにこうえんくるたびにさがしてたのにぃ

でもまいなはこいぬのほうがすきなのぉ、でもいぬとねこってこいぬとこねこのときにかえば

なかよくなれるとおもうからなりゆきくんとけっこんしたらこねことこいぬいっしょにかおうねぇ

それでぇなまえはなににするぅ?なりゆきくんとまいなのなまえをくっつけたいんだけどぉ、

おとこのこならまいゆき、おんなのこならなりな、っていいなまえだとおもわないねえなりゆきくん」

也幸「・・・・・」

舞奈「え〜まいなはいいとおもうんだけどぉだってめずらしいなまえだからいいとおもうよぉ〜」

 

はは・・・『それはちょっと』とつぶやく也幸であった、ってとこかな?

 

舞奈「そのあたらしいくつ、ほんとにきれいだね〜、きのうきてたふくもあたらしくなっててびっくりしたよぉ」

也幸「〜〜〜〜〜〜〜〜♪(ププププププププププププ〜〜〜)」

舞奈「まいなもぱんつあたらしいのかったんだよぉねぇみてみてみてぇ」

 

・・・・・さ、さあ行こう・・・

小学1年生のパンツ見ても何の面白みもないし、

あんまりプライベートな会話を立ち聞きするもんじゃない・・・

 

マンションへ戻る・・・

也幸くんの彼女、あれはあれで釣り合い取れてるのかも知れない、

無口な也幸くんにおしゃべりな彼女が一方的に話すことによって、

強引に会話を成立させているというか・・・でも也幸くんの性格だから、

それこそ成り行きに任せてつきあっちゃってるのかも知れないな、それだと

あのまんま何年も経って、高校卒業の頃には本当に結婚しちゃったりして。

当事者同士が幸せならそれもいいと思うけど、うーん、何か考えさせられちゃうな。

 

僕「じゃあ僕にピッタリな彼女って誰だろう」

 

とりあえず身近なサンプルとして、

雪巳ちゃん、雪菜ちゃん、雪沙ちゃん・・・

あ、あくまで、あくまで仮定の空想だぞっ!!

 

僕「雪巳ちゃんは・・・」

☆花籠中学1年雛塚雪巳☆

天然、だよなぁ、

そしてあの巨乳は反則・・・

悪い子じゃないんだけど、小悪魔、だよな・・・

つきあうとなると、いろんな意味で気を使いそうだ。

振り回されるんだろうなー、でもそれはそれで楽しいかも・・・

 

・・・まてよ、あのまま成長していくと、

油断すると結構デブりそうな気もしないでもない。

そもそも雪巳ちゃんを産んだのは、あのビッグマザーなんだし、

あのおっぱい目当てに変な男に騙され続けたりすると、雪香みたいな汚れに・・・

そうならないように注意するのが恋人の役割だとは思うけど・・・ちょっとプレッシャー。

 

僕「雪菜ちゃんは・・・」

☆緑ヶ丘小学6年雛塚雪菜☆

しっかりしてるよなぁ、

炊事洗濯といった家事が一番うまいし、

おしとやか、っていう感じが凄くいい感じ。

頭もいいし、空気を読む、っていう部分も優れていて、

小6なのに、もう大人な感じがするんだよな、頼れる存在・・・

 

・・・まてよ、あのまま成長していくと、

完全に僕って尻にしかれるよな、それにちょっと恐いし。

少しでも嫉妬させると目がメラメラメラ〜ってなってお仕置きされそう。

それに、勉強していくうちに僕より頭が良くなるだろうし、追い越されちゃったら、

釣り合いが取れないかも・・・どっちかっていうと僕のほうが捨てられる可能性がある。

 

僕「雪沙ちゃんは・・・」

☆緑ヶ丘小学5年雛塚雪沙☆

ほんと、子供だよなぁ、

いつも元気いっぱいで癒される。

まだ小5なのに一緒にいて飽きないタイプだし、

也幸くんの彼女じゃないけど、黙ってても色々しゃべっててくれる。

何でも言う事きいてくれそうだし、何でも言う事きいてあげたいタイプだ。

 

・・・まてよ、ああ見えて大胆なんだよなぁ、

人前でも平気でキスOKっていう感じだし、

しょっちゅうべたべたくっついて離してくれなさそう。

嫉妬深いし、下手すると雪巳ちゃん以上に暴走しちゃうかも。

それに、小5であの体だと、成長してもロリロリしたままなんだろうな。

 

僕「う〜〜〜ん・・・」

 

ま、いざ彼女にしちゃったらその子が1番なんだから、

誰がどうとか比べるもんじゃないよな、つきあってからの努力なんだし。

でも、選べって言われたら・・・難しいよなー、みんなまとめて、なんて言ったら・・・

 

僕「・・・・・刺されるな」

 

 

 

 

 

雪沙ちゃん雪巳ちゃんと昼食を終え部屋に戻った、今度こそ休もう・・・

って布団は雪沙ちゃんが干しちゃてたんだ!これじゃ寝れない、どうしよう。

昼寝したいんだけどなー・・・雪沙ちゃんは呑気に新婚さんいらっしゃいを見てる。

 

僕「うーん・・・どこで寝よう」

雪沙「おひるねするのぉ〜?」

僕「そうだけど・・・狭いけど書斎でいいかな」

雪沙「そ〜だぁ〜、ゆきさのおふとんつかってぇ〜」

僕「え?雪沙ちゃんの?でもあの部屋は・・・」

雪沙「もともとおにぃちゃんの家だしぃ、へ〜きだよ〜」

 

・・・事実上、三姉妹の部屋になっちゃってるんだけど、

ま、いっか、たまにみんなと一緒に寝てる訳なんだし、

それに早く寝たい。おなかいっぱいになって眠気が・・ふわぁ・・・

 

僕「じゃあ、お言葉に甘えるよ」

 

廊下へ出て三姉妹の寝室へ・・・

和室だから畳の上で寝るのもいいんだよな〜、

でも長時間寝ると敷布団ひいてあってもちょっと硬い・・・

昼寝には丁度いいってとこか。部屋に入る・・・女の子の匂い・・・

ランドセルとか服の代えが部屋の隅に・・・布団をひこう、どれが雪沙ちゃんのだ?

 

僕「・・・どれでもいいか」

 

押入れから出して・・・

三姉妹のうち誰かがすでにいたら遠慮しちゃうけど、

いないならいいよな、昼寝程度だし・・・よし敷いた、寝よう!

 

僕「おやすみなさ〜い・・・」

 

・・・・・ぐぅぐぅぐぅ・・・

 

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