自家発電を終了して書斎を出る、

どうやって雪菜ちゃんに知らせよう・・・

そうだ!歌でも歌って僕の部屋に行けば!

 

僕「・・・それでもまだやってたらどうしよう」

 

その時は・・・逃げよう!よーし

 

僕「♪おか〜をこ〜え〜ゆこ〜およ〜くち〜ぶえ〜ふきつ〜つ〜・・・」

 

なんでこの選曲なんだ・・・まあいいや。

 

ガチャッ

 

雪沙「おかえりなさぁ〜い」

僕「あ・・・ただいま。あれ?・・・雪菜ちゃんは?」

雪沙「おひるごはんつくってるよ〜?」

僕「そ、そう・・・って何読んでるの!」

雪沙「まんが〜〜〜」

 

さっき雪菜ちゃんが使ってたH漫画雑誌じゃないか!

 

僕「駄目駄目!これは読んじゃ駄目!」

雪沙「え〜なんでぇ〜?」

僕「子供には刺激が強すぎるから!」

雪沙「でもゆきなおねぇちゃんよんでたよぉ〜?」

僕「な・・・雪菜ちゃんも雪巳ちゃんも読んじゃだめなの!こっちにしなさい!」

 

早売りの少年ジャンプを渡す。

 

雪沙「はぁ〜い」

僕「まったくもう・・・」

雪沙「ごろ〜んごろ〜ん」

 

ごろごろ寝そべって読んでる、

体を回転するたびにスカートがめくれて、

中のアリクイ柄パンツが・・・うぅ・・・ちょっと寝よう。

 

僕「お昼ご飯までベットで寝るね」

 

って言ってもあと30分もないよな・・・

 

むにゅ

 

僕「・・・え?」

 

「にゃあ」

 

僕「に・・・にゃあ!?」

 

掛け布団をめくると・・・

 

僕「ね・・・猫!?」

 

☆猫2匹☆

 

僕「しかも・・・でかいのが2匹!!」

猫1「にゃ〜」

猫2「ふにゃ・・・」

僕「おいおいおい!雪沙ちゃん!」

雪沙「ん〜・・・たかくうれる〜?」

 

そんなわけない。

 

僕「ちょっと、こいつら何!?」

雪沙「だって〜、うれるかもしれないよ〜?」

僕「三毛猫のオスは高く譲れたけど、これは普通の猫だよ!」

雪沙「だって〜、ほらぁ〜、三毛のおとうさんねこかもしれないよぉ〜?」

僕「あ・・確かにお母さん猫も含めてだったけどさ、でもこれは・・・どこから連れてきたの!?」

雪沙「みどりこうえ〜ん」

僕「戻してくるから!」

 

よく1人で運んでこれたな

 

雪沙「え〜」

僕「え〜じゃない!」

雪沙「せっかくねこかんあげたのにぃ〜」

 

・・・余ってた猫缶で手なづけたのか。

って野良なんだからさ・・・う、蚤がぴょんぴょん・・・

 

僕「この布団、干しといて!」

雪沙「きの〜ほしたよ〜?」

僕「猫の毛と蚤がついたから!」

雪沙「はぁ〜い」

僕「まったくもう・・・」

 

2匹かついで、と・・・

 

猫1「にゃにゃ〜〜」

猫2「にゃーごーーー」

僕「うるさいっ!!」

 

まったく、また1階に降りなきゃだよ・・・

 

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