脱衣所で適当に体を拭き、

さっさと着替えを持って廊下へ逃げる!

な、なんで自分の家なのに逃げてるんだろう?

そんなことより、部屋に逃げ込もう・・・廊下ちょっと濡らしちゃったかな?

後で拭けばいいか・・自然に乾くからいいか・・・と、自分の部屋に飛び込んだ。

 

雪菜「あ・・・おかえりなさい・・・」

雪沙「おにぃちゃん、またぶらぶらだよぉ〜」

僕「・・・あ」

 

また・・・見られちゃった・・・慌てて隠す!

しまった・・・この子たちがいるんだった・・・忘れてた。

 

僕「し、失礼・・・」

 

隣の部屋に入り、落ち着いてパンツを履く。

ふう・・・もうちょっと大きい子だったら、悲鳴あげてるよ。

逆に僕が悲鳴あげたいくらいのような・・・とにかく、シャツも着て・・・と。

やっぱり気を使うよ、中学生や小学校高学年の女の子たちには・・・

もうこんなのは今夜で終わりにしなきゃ、毎日じゃ心労になっちゃう。

 

・・・

 

僕「えっと・・・何のテレビを見てるのかな?」

雪沙「ん〜、わかんないけどおもしろい〜」

雪菜「家だとゆっくり見れないから嬉しい・・・」

 

2人とも、食い入るように見てる。

何のたわいもないバラエティ番組・・・

それがこの少女たちには、ある意味新鮮なのかも知れない。

 

僕「家ではこれ、見ないの?」

雪沙「パパが〜、やきゅ〜ばっかりみてるぅ〜」

雪菜「お父さんいないと、お兄ちゃんたちが占領して見れない・・・」

 

そっかそっか、あの三悪兄弟がいたんだ、

この年齢で見たいテレビ番組が見れないのは苦痛だったろう、

僕だって買ったばかりのテレビゲームを兄に占領されて悲しい思いをした記憶がある。

特にこの子たちはあの大家族だ、食事の様子や寝る状況を聞いただけでもかなり悲惨・・・

何とかしてあげたくなるけど、こればっかりはなぁ・・・あの母親だから聞く耳持たないだろうし。

 

僕は一緒になってテレビをぼーーっと眺めた・・・

 

僕「ふう・・・喉渇いた」

 

あれ?ペットボトルのジュースは・・・?

見回してもどこも無い・・・そういえば雪菜ちゃんたちの前にコップが・・・

あった!雪沙ちゃんが抱きかかえてた、大事そうに・・・誰かに取られるのを防ぐように。

 

僕「雪沙ちゃん・・・っ!!」

 

覗き込んだ雪沙ちゃんの胸元、

ぎゅうっと抱いたペットボトルの下のほうを太ももで挟んでる!

底のほうは、あ、ああ、あそこに・・・しかも僕のシャツ1枚を着てるだけだから、

パンツはいてない・・・めくれたシャツの中、あそこにぴったりとくっついてるううう!!

 

雪沙「ん〜?なぁにぃ〜?」

僕「じゅ、ジュースを・・・」

雪沙「あっ、はぁ〜い」

 

それを抜いて僕に渡してくれる、

上のほうを持って受け取る・・どきどき・・・

こ、このあたりが雪沙ちゃんの・・あそこに、つ、ついてたのかな?

 

ガチャッ

 

雪巳「お風呂ありがとーー」

 

出てきたほっかほかの雪巳ちゃん、

バスタオルを巻いて・・・そういえば、着替えは!?

 

雪巳「お兄ちゃん、着替えあるー?」

僕「あ・・・持ってこなかったんだ、家から」

雪巳「うんー・・・着てきたの、制服以外は洗濯機入れちゃったー」

 

じゃ、じゃあ、パンツすらないのか・・・

うーん、3人ともこんな格好だしなあ、

まさか僕が雛塚家行って下着取ってくる訳には・・・

 

僕「じゃあ昨日と同じ・・・僕のシャツでいい?」

雪巳「うんっ!いいよー」

僕「待っててね・・・」

 

服を取りに行く・・・

廊下に出ると洗濯機が動く音が聞こえる、

廊下は思ってたよりは濡れてない、これなら自然に乾くかな・・・

 

・・・

 

僕「はい、これでいい?」

雪巳「あー、真っ赤なシャツー」

僕「それだけで・・・いい?」

 

赤いシャツなら乳首も透けないだろう・・・

 

雪巳「うんー♪ありがとー」

 

シャツを受け取り、シャンプーの香りのなびかせて部屋を出ていった、

よかった、ここで着替えたりしなくて・・・さすが中学生だけあって、

そういう羞恥心というものは一応・・・あるのか?だったら一緒にお風呂入ろうとなんか・・・

でもバスタオル巻いてたし、シャワーの時も見ないでって言ってたし、あ、その後湯船に・・・

あ、安心しきってたんだろうか?確かに見てないけど・・・うー、この年頃の少女は、わからない・・・

 

ペットボトルのジュースをついで飲む、

まあ、今夜で最後だ、いい経験をしたとでも思おう。

と、目に赤いランドセル2つがとまる・・・小学生・・・そういえば・・・

 

僕「そういえば2人とも、宿題は?」

雪沙「がっこ〜でやってきたよぉ〜」

雪菜「私は・・・図書室で、帰ってくる前に・・・」

僕「へー、偉いなあ、持ち帰ってやらないんだ」

雪沙「だって家でやれないんだもぉ〜ん」

 

そうかそうか、あんな家じゃあ、まともに勉強なんてできないよな・・・

その分、帰る前に全て済ませてくるのか、大したもんだ・・・僕なんかだと、

学校行く朝にあわててやってた事なんかもあったのに。結構この子たち、成績いいのかも。

 

雪巳「着てきたよー!ジュースちょうだーい!」

僕「あ、はい、コップはあっち・・・」

 

ペットボトルの底のほうを持って渡す、

って、ここ雪沙ちゃんが!・・・か、考えないことにしよう、

と雪巳ちゃんを見ると前かがみになってて大きな胸が揺れてて、

広く開いた胸元からシャツの中が・・・顔が熱くなってきた、やばい・・・

 

雪巳「あとちょっとだねー、全部飲んでいいー?」

僕「あ、うん、いいよ」

 

直接口をつけてゴクゴク飲み干す、

胸を張って・・・ち、乳首の突起がわかる・・・

透けてなくても、そういうのは、はっきりとわかっちゃう・・・

 

雪巳「あーーーおいしーっ♪じゃーテレビゲームやってもいいー?」

僕「いいけど・・・まだ雪菜ちゃんと雪沙ちゃんが・・・」

雪沙「もう番組、終わったよ〜〜」

雪菜「私は、本・・・・・読みたいです」

僕「そうか・・・じゃあ、好きにやって」

 

雪巳ちゃんは雪沙ちゃんとテレビゲームを、

雪菜ちゃんは壁にもたれて本を読みはじめた。

僕は部屋を出て来客用布団のある空き部屋へ向かった。

 

・・・

 

僕「これでよし、っと・・・」

 

ゆうべと同じように布団を2つ敷く、

その上に倒れこむ僕・・・疲れた・・・気苦労したぁ・・・

1人になって、やっと気が落ち着く・・・ああいう少女たちって、扱いに困るよ・・・

 

僕「かわいそうだよな・・・」

 

素直な感想・・・

あんな狭い1人暮らし用の家に14人・・・

本来なら保護を受けなければいけないはずなんだけど、

あの母親だ、あの性格のビッグマザーだ・・・どうしようもないんだろう。

なら、もっと田舎へ引っ越せば、安くて大きい家なんてあるだろうに・・・ふわぁ・・・

 

なんだか眠くなってきちゃった、

あの三姉妹はしばらく遊んでいるだろうし、

ここでちょっと休ませてもらおうかな、1時間くらい・・・

掛け布団の上で寝てるんだし、文句も無いだろう・・・そして・・・

明日からは・・・また・・・普通の・・・日常に・・・戻って・・・ん・・・んん・・・・・

 

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・ZZZZZzzzzzz・・・・・

 

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