僕「ただいま〜」

雪巳「じゃあ、台所借りるねー」

僕「うん、包丁とか気をつけるんだよ」

 

4人分の買い物を済ませ夕食は雪巳ちゃんに任せる、

僕は洗濯の方を見なきゃ、そろそろ終わってるだろう・・・

お風呂の脱衣所へ行く、案の定洗濯機は止まってたけどその奥では・・・

 

雪沙「体がうくよぉ〜」

雪菜「・・・髪の毛に垢がついちゃうよ」

 

もうお風呂の掃除は終わったようで、

おまけにお湯まで入れながら浸かっている、

雪沙ちゃんはかわいらしく湯船にぷかぷか浮いて・・・

 

僕「お、お風呂入るときは、戸は閉めようね」

 

ガラガラガラ・・・

 

できるだけ冷静に言って戸を閉める、

見ちゃいけない、見ちゃ・・・子供でも・・・女の子なんだから・・・

洗濯機の中のものを乾燥機へ入れ、次の洗濯は泥だらけの雪菜ちゃんの体操着だ、

これは袋も一緒に洗った方がいいだろうな、あとついでにさっき雪沙ちゃんに履かせた

僕の靴下も洗おう、中は真っ黒になってるだろうから・・・洗剤も入れて、スイッチオン!

 

ガラガラ・・・

 

雪菜「私の体操着・・・」

僕「あ・・・今、洗ってあげてるよ」

雪菜「ありがとう・・・あと、これも・・・」

 

動き始めた洗濯機を開け、

中に雪沙ちゃんの脱いだ下着も入れる、

2人のブラウスも名札を外してから入れる、

スカートも・・・まさにこのチャンスとばかりに。

それにしても雪菜ちゃんの肌、真っ白だな、本当に雪みたい・・・

 

雪菜「あの・・・雪巳おねえちゃんの服は・・・?」

僕「え?あ、まあ、雪巳ちゃんも洗濯が必要だったらまた洗えばいいし」

雪菜「3回目・・・です・・よ?」

僕「別に5回でも6回でもいいけど、それより制服まで全部洗っちゃって明日どうするの?」

雪菜「・・今夜晴れって図書室の新聞で読んだから、一晩干したら乾く・・・です」

僕「偉いね、じゃあ、ゆうべみたいに僕のシャツ出しとくから」

 

それはいいんだけど、パンツの換えは持ってるのか?またノーパン・・・!?

 

雪沙「ね〜おにぃちゃんもいっしょに入ろうよぉ〜」

僕「だめ!じゃあ、2人のシャツ取ってくるから、好きなだけお風呂入ってていいよ!」

雪菜「出たら・・・また洗った方がいい・・・ですか?お風呂・・・」

僕「ううん、そのままでいいから、雪巳ちゃんも入るみたいだし」

雪菜「わかっ・・・た」

 

眼鏡つけてない雪菜ちゃんも、かわいいな・・・

見難いのか顔を近づけて・・・おっぱいもかわいい、

なんて思っちゃ駄目!そうそう、シャツ取ってきてあげないと。

 

・・・

・・・

・・・

 

雪巳「いただきまーす!」

雪菜「・・・いただき・・ます」

雪沙「いっただっきぃ〜!」

僕「いただきます」

 

みんなで洗濯干しも終え4人で食べる夕食、

裸に僕の大きなシャツを着ただけの雪菜・雪沙ちゃんと

セーラー服にエプロンをつけただけのままの雪巳ちゃん、

エプロンはちゃんと買ってあげたんだけどそれだけで嬉しそうだった。

メニューは中1にしては頑張った方で、粗引きソーセージのキャベツ炒めと

おかかまぶしおにぎり・沢庵付きと、インスタント味噌汁の「ゆうげ」と、

冷や奴にはちゃんとネギが切って乗せてある、麦茶も氷が入っていい感じ。

まあ、日曜の夕方にやってる小学生が料理作るテレビ番組ほどではないにしろ、

きっちりと夕食としては申し分のない出来だ、味は・・・・・うん、普通においしい。

 

僕「こうして食べるおにぎりも結構おいしいね」

雪巳「うん!ちょっとはりきっちゃったー」

雪菜「雪沙・・・ここは急いで食べなくても大丈夫だよ・・・」

雪沙「もぐもぐ・・・ごくごく・・・もぐもぐ・・・」

 

う〜ん、子供とはいえ華やかな食卓だなあ、

にぎやかなのは普通にいいことだ、ちょっと癒される。

 

雪巳「あ、お兄ちゃんはーい、おしょう油ー」

僕「あ、ありがとう、気がきくね」

雪菜「雪沙・・・また朝ごはん食べ過ぎたみたいにおなか壊すよ・・」

雪沙「いいの〜!なれるからぁ〜!!」

僕「お、おなかこわしたの!?」

 

そういえば子供にしてはよく食べるなあ、とは思ったけど・・・

 

雪沙「ちょっとだけねぇ〜!」

雪巳「雪菜、こぼしてるよー」

雪菜「あ・・・食べる・・・」

 

そういえば雛塚家の食卓はどうなっているんだろう?

確か早いもの勝ちだかで、遅れるとごはんだけになるんだっけか・・・

 

僕「そういえば雪巳ちゃん、中学校って給食ないよね?」

雪巳「うん、ないけどー」

僕「じゃあ、お弁当はどうしてるの?」

雪巳「ちゃんとごはん持ってってるよー」

僕「え?じゃあ・・・おかずも・・・?」

 

首を横に振ってる・・・

ご、ごはんだけか・・・かわいそう・・・

 

僕「じゃあ、明日の朝はおかず持ってっていいよ」

雪巳「ほんとにー!?」

雪菜「えっ・・・じゃあ・・・今夜も泊まって・・・いいの?」

雪沙「やったぁー!」

僕「えっと・・・今夜で最後だからね、泊まるのは」

 

これ以上泊めたら、変な噂でも立てられかねないよ・・・

 

・・・

・・・

・・・

 

ざばーーーーーっっ

 

僕「ふう・・・食事終わりのお風呂は内臓に気持ちいい・・・」

 

お風呂で体を伸ばす僕・・・

さあて、あの三姉妹とは朝でお別れにしなきゃな、

変に居つかれたらほんと、ロリコンにされちゃう・・・

いや、ロリコンになっちゃうというか、ロリコンに見られちゃうというか、

とにかくこれ以上、あんな子供の裸で大人の僕がはずかしがらなくてもいいように・・・

 

雪巳「あのー・・・おにいちゃん?」

僕「え?僕?どうしたの?」

雪巳「おにいちゃん・・・背中流しに来たよー」

 

いいいっっ!?

 

ガラガラガラ!!

 

☆雪巳来湯☆

入ってきた雪巳ちゃん!

・・・・・ほっ、体にバスタオルを巻いている、

とはいえその中は裸・・・せ、背中流しに来たって・・・!!

 

雪巳「はいお兄ちゃん、ここ座ってー!」

僕「え、え、えーー?」

雪巳「はやくーー」

 

そ、そんな・・・どうしよう。

いや、せ、背中、流してくれる、だけ、だよ、な・・・

って、とんでもない!断らなきゃ・・・だって、り、理性が・・・

 

僕「いいよ、自分でやれるから・・」

雪巳「え〜?・・・そっかぁ・・じゃあシャワー浴びるねー」

僕「ええっ!?」

 

ハラリとバスタオルを・・み、見ちゃだめえええええ!!

心で叫びながら目を湯船の自分の体へと戻す、タオルで顔拭いて・・・っと。

 

キュッ、キュッ・・・シャーーーーー・・・

 

雪巳「お兄ちゃん、見ちゃ駄目だよ〜」

僕「み、見ない見ない!見ないってば!」

 

あ、あんなに発育いいのに無邪気に・・・

ほんと、なんていうか、罪な小悪魔だ・・・

うーん・・・あ、湯船のお湯を鏡にして見れば雪巳ちゃんの体を見れ・・って、駄目っ!

 

雪巳「お湯いっぱい使えて嬉しいなー♪」

僕「それは・・よかった、ね・・・」

雪巳「シャンプーも使うねー」

 

み、身の危険とか感じないのだろうか?

本当のロリコン、いや、雪巳ちゃんのあの体だ、

少しでもおかしい気持ちが暴走するような男だったら、

変な事しちゃってもおかしくない・・ぼ、僕は違うぞ、僕は!

ちゃんと理性があるから・・・ど、どきどきはしてるけど・・・でもそれは普通で・・・

 

きゅっ、きゅっ、きゅっ・・・

 

シャワーが止まった、湯気がおさまっていく・・・

ちょちょっと見た・・・駄目だってだから、相手は・・中・・いち・・・

 

雪巳「お兄ちゃん、雪巳もお風呂入るねーー」

 

は、はいるううううう!?

 

じゃぶ・・じゃぼん

 

雪巳「いいお湯ーー、いつ入っても綺麗だねー」

 

僕と向かい合って浸かる雪巳ちゃん・・・

こ、ここ、こんなの、耐えられないよーーー!!

 

僕「じゃ、じゃっ!!」

 

ざばーーーっ!!

 

雪巳「きゃあっ!?」

 

僕はお風呂から逃げ出した!!

 

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