僕「おはよー」

雪巳「おはよーー、はいお醤油ー」

雪菜「ソースも・・・あるです」

雪沙「ケチャップもあるよ〜?」

僕「うーん、エビフライはどれでもいけるけど、今日はソースかな」

 

いつもと変わらない朝の食卓・・・

雪菜ちゃんは普通に朝、起こしてくれたし、

特に意識とかする様子は無かった・・・逆に僕のほうがしすぎちゃってるかも。

 

雪巳「お兄ちゃんー、次エビフライのときはタルタルソース作るねー」

僕「う、うん、期待してるよ」

雪菜「お昼は・・・お刺身で・・いいですか」

僕「任せるよ、楽しみだなぁ」

雪沙「3時におやつ作るねぇ〜」

 

・・・・・何の事はない、普通に平和な食卓だ。

雪菜ちゃん・・これを壊したりしない・・よな?

やっぱり心配になる・・ゆうべのアレで満足、納得してくれたのかどうか・・・

 

雪巳「おいしー?」

僕「う、うん、もちろん」

雪菜「何か・・・考え事してる・・・」

僕「ま、まあね、ちょっと、ね」

雪沙「しんぱいごと〜?」

 

・・・まさか『雪菜ちゃんがゆうべHしないと警察に通報するって言ったから、

あのHで納得して通報しないでくれるかどうか心配で』だなんて本当の事、言える訳がない・・・

 

僕「ほら、8月の旅行どこがいいかなーって・・・初島とかどう?」

雪巳「えー、それどこだっけー」

雪菜「テレビでCMやってた・・・です」

雪沙「はつしま〜・・・なにけん〜?」

僕「静岡県だよ、今はメールで調べてもらってる」

 

夏はやっぱり海で泳ぎたいからね、

今年はまだ行ってない・・・そういえばこの子たち、水着は・・・?

 

雪沙「あ〜、はやくたべなきゃ〜」

僕「ん?どうしたの?」

雪沙「がっこ〜だよ〜、と〜こ〜び〜」

僕「登校日?もうそんな時期なんだ、ちょっと前が遠足だったのに」

雪沙「遠足の写真ができてるの〜、今日行ったら次は8月21日だよ〜」

 

急いでご飯を食べ終わる雪沙ちゃん、

ごちそうさまをして・・・僕も丁度食べ終わった。

雪沙ちゃんは廊下を走って僕の部屋へ・・勉強道具はみんなこっちに置いてあるんだった。

 

僕「もう提出するものあるの?」

雪沙「せんせ〜がどこまでやってるかチェックするの〜」

僕「じゃあ、きっと褒められるね」

雪沙「えへへ〜〜〜」

僕「あ、動物園でスケッチしたタヌキの絵も持っていくんだ」

雪沙「れっさ〜ぱんだだよ〜」

僕「そうだっけか、ごめんごめん」

 

と、雪菜ちゃんが顔を覗かせる・・・

あれ?雪菜ちゃんランドセル背負って・・・

 

雪菜「雪沙、はい、着替え・・・」

雪沙「うん〜、急いで着替えるね〜」

 

う、雪沙ちゃんの着替えを見ないようにしつつ、と・・・

 

僕「雪菜ちゃんも行くの?」

雪菜「うん・・・はい・・・小学校全部のクラスが、登校日です・・」

僕「そうか、じゃあ雪菜ちゃんは夕べのうちに準備し終わってたんだね」

 

それで一足先に三姉妹の寝室へ行ってたのか。

 

雪沙「着替え終わったよ〜〜」

僕「あ!スカートが・・・」

 

ぱらっ

 

雪沙「落ちちゃった〜」

僕「ほらほら、ちゃんと止めて」

雪菜「・・・行くよ」

雪沙「は〜〜〜い」

僕「行ってらっしゃい」

 

玄関まで見送る。

 

雪沙「お昼ご飯までには帰ってくるよ〜」

雪菜「11時15分終わりだから・・・お昼、帰ったらちゃんと作るです」

僕「うんうん、急ぐのはいいけど車には気をつけるんだよ」

雪沙「いってきま〜〜〜〜〜す」

雪菜「いって・・き・・ます」

 

小学校のブラウスをまぶしく光らせながら出て行く2人。

そうか、登校日か、そのおかげでまたあの2人の小学校服姿が見られた。

おまけに・・・雪沙ちゃんのスカートが落ちて中のパンツまで・・・うぅ・・・

 

雪巳「もう行ったー?」

僕「うん、行ったよ」

雪巳「そっかー、じゃあ帰ってくるまで2人っきりだねー」

 

どっっっきぃぃぃいいいいいっっっ!!!

 

僕「う、うん、ちょっとの間だけどね」

雪巳「2時間くらいだよね〜」

僕「そうだね・・・さて、散歩でもしてこようかな」

雪巳「だめー」

僕「ええっ!?」

 

ぐいっ、と引っ張られる!

 

雪巳「お兄ちゃーん、お願いがあるのー」

僕「どんなこと?今すぐじゃないと・・・駄目?」

雪巳「うんー、こっちー」

 

僕の部屋へ連れていかれる、

そして・・・胸に抱きついてきたぁ!!

ややや、やっぱり、これから、2時間、みっちり・・・!?

 

雪巳「おにーーーちゃーーーん・・・」

僕「う・・・・うん・・・」

雪巳「ねぇー・・・ねー・・・」

 

ごろごろと顔を僕の胸に埋めて・・・

両腕を僕の背中に回して抱きついてきてる・・・

 

僕「だだだだだ、駄目だよ、朝っぱらから・・・」

雪巳「うーんー、ねぇー、甘えていいー?」

僕「え?うっ、うん、甘えるくらいならいいけど・・・」

雪巳「座ろうよー」

僕「わかった・・・甘えるだけ、ね・・・」

 

部屋に座るとまるで猫みたいに僕の胸にスリスリする雪巳ちゃん、

ベタベタにくっついて、表情がほんのり紅くって、ものすごく嬉しそうだ。

髪の毛の良い匂い、あたたかくもやわらかな体、そして・・ふにふにした大きい胸・・・!!

 

雪巳「・・・・・静かだねー」

僕「うん・・・テレビ、つける?」

雪巳「つけないでー・・・このままがいいー」

 

・・・・・こうしていると、ほんっとうに、かわいい妹って感じだよな、

でも・・・このおっぱいは凶器すぎる・・さらに酔って寝た所を襲われた訳だし・・・

雰囲気に飲み込まれて流されないように、気をつけなきゃ・・それには僕が変な興奮をしないこと!

 

僕「・・・・・・・雪巳ちゃん・・」

雪巳「・・・・・・・・・・・・・・・」

僕「・・・・・・・・・・雪巳・・・ちゃん?」

雪巳「・・・・・・・・・・・・・・・・何もしないからー、このままいさせてー」

僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん」

 

何もしないでくれるなら、いいや。

今日はただ普通に甘えたいだけの日なのかな?

女の子の気持ちというか気分っていうのは、その時によって違うものなのだろう。

・・・・・だからこそ、急に気分が変わって、やっぱりエッチする、とか言われたらどうしよう。

 

雪巳「・・・・・・・・・・」

僕「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

へたに何かしない方がいいな、これ。

とはいえ空調がきいていても、ちょっと暑くなってきた・・・

それに・・・ここまで気分良さそうに甘えられると、な、撫でてあげたい!!

いや、でも、変にこっちから余計なアクションをしてエッチしていいサインに取られちゃったら・・・

だからといって、このまま胸を貸すだけじゃ、雪巳ちゃんっていう女の子に失礼じゃないか!うん、そうだ!

 

僕「雪巳ちゃん・・・」

 

そっと頭を、そして背中をなでてあげる。

うう、背中をなでるとブラの感触が・・これがあったんだ。

そうか、この変に暑い感覚は、雪巳ちゃんのおっきいおっぱいが密着して・・・

 

雪巳「・・・・・お兄ちゃーん・・・甘えさせてくれて・・ありがとー・・・」

僕「いいよ、これくらいなら・・・」

 

そういえば雪巳ちゃん、家ではちゃんと甘えさせてもらえてたんだろうか?

父親はあんなだし、母親もあんなだし、姉兄もあんなだし、逆に妹弟を甘えさせないといけなかっただろうし・・・

このくらいの女の子はまだまだ甘えたい盛り、って美鈴ねえさんも言ってたような気がする、そうだよな、かわいそうだ。

 

僕「足とかしびれてきてない?ほら・・・」

雪巳「ん・・・」

 

いてて、僕のほうが痺れちゃってる・・・

足を伸ばして・・・ここでは僕が親代わりでもあるんだ、

逆にこうやって適度なガス抜きしてあげなきゃ、エッチな方向に暴発してしまうのかも知れない。

そうだとしたら、雪巳ちゃんが100%自分の意思で僕を襲った、とは言えなくなるのかも・・・

一緒に寝ることを禁止してしまったのは、この子たちに大きなストレスとして負担をかける事になるのかも。

 

大人の僕は溜まったものを吐き出す術を知っている、

でもこの子たちはまだ多感で不安定な子供なんだ・・・

僕が気を利かせて、めいっぱい甘えさせてあげるべき・・・それは恥ずかしがる事じゃ、ない。

 

僕「・・・・・甘えたかったら、いつでも言ってね」

雪巳「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うんー」

 

こうしてただ、ただ甘えるだけの時間が過ぎていった・・・

 

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