・・・・・ちくっ
「!?」
睾丸の痛みで目が覚めた!
何か、刺されてる!?う・・まだ体が痺れてる。
目をこらすと・・・ウィンドルージュが何か注射してる!!
「おはよう・・・さあ、第二ラウンドのはじまりよ」
針を抜くと、見せ付けるかのようにピュッと注射した液を押し出して見せる、
そして再び、今度はもう片方の睾丸に・・・チクッ、とした痛みとともに液が注ぎ込まれる。
ちゅーーーーー・・・
「うはぁっ・・・な・・・何を・・・」
「すーぐにきいてくるわ」
「え?・・・・・あ・・ああっ・・・熱いっ!?」
すぐに睾丸が煮えたぎってきた!?
カッカカッカ燃えるような熱さがマグマのように溜まり、
あっという間にペニスが勃起していく!これはいったい、なんなんだ!?
「たっぷりきいてるみたいね」
「これは・・なん・・だぁ・・・はぁっつ!!」
「南米の、新種の毒蛇の毒よ」
みるみるペニスに血管が浮き上がる!!
「これを注射されるとね・・・あと1回しか射精できなくなるの」
「そんな・・・うそ・・・だろ」
「嘘じゃないわ、毒が精液を射精で追い出して、精巣に染み込む性質があるのよ」
「じゃあ・・・あと1回出したら・・・もう、立たなくなるのか!?」
「甘いわ、そんな甘いものじゃないわ・・・玉も竿も、腐り落ちちゃうのよ」
ひ、ひどい!ひどすぎる!!
「射精するとすぐに毒が染みはじめて、24時間で完全に腐らせるわ」
「なんとかならないのか!」
「ま、すぐに去勢すればー?もしくは・・・射精しないことね」
「この先・・ずっとか」
「後はー・・・その毒の血清、私しか持ってないのよねー♪」
透明な小瓶を取り出す。
「これを注射すれば、射精した後でも大丈夫」
「治るのか!?」
「ええ、射精も元通り、好きなだけ好きにできるわ、正常に戻るの」
ゆらゆらとその血清を揺らすウィンドルージュ。
「・・・落としちゃおっかなー」
「ど・・・どうすればいいんだ!!」
「話が早いわね・・・じゃ、今回の私の、ウィンドルージュ最後の作戦を教えてアゲル」
注射器を静かに置き、
僕の睾丸を揉みはじめた・・はあう!
「やめろ!毒が・・・回る!」
「今回、私が盗む真のターゲットは、君なんだけど・・・」
「僕は・・・盗まれないぞ!」
「その時のための保険に、君の子供を盗もうと思ってね」
「子供・・・股間のことかぁ!?」
「ちがうわよ、子供っていったら子供よ」
「精液・・・か!?」
「ま、おまけの正解。つまり・・・君と私の間の子供よ」
ふうっ、と息をペニスに吹きかけてくる!
「あつっ!!」
「すっかり敏感ね、最後の射精を前にして」
「子供なんか・・・いないぞ」
「これから作るのよ、私の中にた〜っぷり出してね」
「そ・・そんな・・・」
レオタードごしにあそこの割れ目をなぞって見せ付けてくる・・・
「今日を選んだのは一番、私が妊娠する確率が高いから」
「でも・・・確実じゃないだろ!」
「だ・か・ら、さっき採取したの、この中に冷凍保存してあるわ」
クーラーボックスをポンポン、と叩く。
「もし駄目でも向こうで君の精液を何度も体外受精するわ」
「ど・・・どろぼう!精液泥棒!!」
「ぴんぽーん♪まだ半分しか盗んでないけどネー♪」
ぐりぐりぐり!!
「あ”ぢっ!!」
「それで、私の中に射精したら毒が回りはじめるわ、そうなったら君に選択は2つ」
「何と・・・何だ」
「私に協力して、私の怪盗退職金・ラストセンチュリーを奪う手伝いをして、一緒に逃げる」
「・・・・・断れば!?」
「君の子供だけ奪って去るわ、そのかわり・・・君の男としての人生は、おしまい」
「ぐぐぐ・・・」
「それだけじゃないわ、私、向こうで君の子供を一人前の怪盗に育てるの」
「なんだと!?」
「素晴らしいでしょ?親子対決。君は無理矢理奪われた自分の子供にまで辱めを受けるのよ!」
・・・なんという恐ろしい計画なんだ!!
「選んでしょうだい、貴方は追い続けたウィンドルージュのモノになるか、
それとも貴方の子供であるウィンドルージュJrを追い続けるのか・・・」
「・・・どっちも無理だ・・・射精しなければ・・いいんだろ?」
「強情張るわね、まだたてつこうっていうの?・・・いいわ、犯してアゲル」
れろーーーっ、とペニスを舐めあげる!
「ヒイッ!!」
「熱い・・・出さないと冷めないわよ」
「出して・・たまるかっ!!
出したら・・・射精したら、終わりなんだっ!!
逃げる方法を・・・といっても体はまだ痺れている・・・
何とか脱出しないと・・・そうだ!ウィンドルージュをイカせて気絶させてしまえば・・・!!
「・・・ウィンドルージュ」
「なによ」
「そんなこと言って・・・本当は入れるのが恐いんだろ」
「はぁ?」
「お前・・・本当に生で入れる気あるのかよ」
あきれた表情でほっぺをポリポリかいてこっちを見てる。
「・・・・・今の立場、わかってる?」
「もちろん」
「私の言ったこと・・・理解してる」
「ああ、もちろん」
「・・・・・・・・・そっか、私にそんなに犯されたいんだ♪」
レオタードの股間をぐいっと横にずらすと、
すっかり濡れたあそこがよだれを垂らしていた。
「もっと恐がらせたり、じわじわ虐めたかったんだけど・・・
相思相愛なら、それはそれでいいわ、遠慮なくいただくわね」
「わわわ!ちょっと待って!」
「?・・・何よ、忙しいわねぇ」
やっぱりあっさりやられちゃったら、
こっちの方が不利だ・・・ここはあえて恐がってみせて、
ウィンドルージュを興奮させた方がいいかも・・よし、これでいこう。
「やっぱり・・・やめてくれ・・・そんな・・・子供を奪うだなんて・・・狂ってるよ」
「そうね・・・狂ってるわね・・でも・・・狂ってでも私は・・・君が・・・欲しい・・・の」
「まだ、まだ間に合う・・・無理矢理僕を奪って・・・そこに愛は・・あるのか・・・」
「あるじゃない・・・君はずっと私に・・・ウィンドルージュに恋焦がれていた・・・そうでしょ?」
「そんなの・・違う・・・君は・・・僕の体を奪っても・・・心までは奪えない!!」
・・・言い合いになって顔が熱くなる、
いや、今はとにかくペニスが熱い・・・うぅ・・・
「・・・そこまで言うなら、君、私の中で出したりしないわよね?」
「ああ、もちろん」
「・・・・・入れた瞬間に出したら、ひっぱたいてやるわ」
しまった!
恐がって興奮させるつもりが、
喧嘩になって怒らせちゃった・・でも興奮はしてる・・・か?
ずにゅっ!!
「!!」
「っ・・・!!」
抜き打ちで、入れられたぁっ!!
もどる |
めくる |