さらに3週間が過ぎた、

もう悲劇から2ヵ月以上経っているが、

あのお方に劇的な変化は無い。

ようやく大臣の数が揃ったとか、

罪人の捌きが粗方片付いたとか、

ターレ大公爵が隣国に移り住んだとかは、

今の私からしてみれば国のプラスになったとはいえ、

どうでも良い話だ・・・私の気分は一向に優れぬ・・・どうしたものか・・・

 

「文献によると2ヵ月が限度とある、それを過ぎても目覚めぬようならば・・・」

 

いや、しかしほかの文献によると、

10年以上経ってから目覚めたという報告もある。

あのお方が「生きている」限りは、望みを捨ててはいかぬ。

 

「ハプニカ様!!」

「どうしたララ、血相を変えて飛び込んできて」

「それが・・・あのお方が・・・」

「何?起きられたのか?それとも・・・?」

「とにかく、今すぐ、お越しください!!」

 

ただ事では無いな?

ララと供に急いであのお方の部屋へ駆けつける!

カーテンは閉じられ、明かりが暗くされている・・・

 

「一体どうしたというのだ?」

 

レンとミルがベットの両脇に座っている、

あのお方は・・・大丈夫だ、息はしておる。

ララが静かにシーツをめくる・・・めくる・・・めくると・・・

 

「ハプニカ様、ごらん下さい」

「こ・・・これはなんと・・・いうか!!」

 

その・・・立派に・・・ピーンと・・・勃起して・・・・いるでは・・・ないか。

 

「ララよ、これは、その・・・元気、で、あるな、すなわち、復調の兆しというか、ここだけ先に目を覚ましたというか・・・」

 

うーむ、直視し続けるのは少々、品がない行為であるな。

 

「ミルよ、そなたはあまり見るべきではない・・・レンもであるな、その・・・」

「お姉さまぁ、私は平気なのぉ、食事をさしあげるようになってからぁ、排出のお世話もやってるからぁ」

「そこまでやってくれているのか・・・しかし、それとこれとでは形状が違う。そのだな・・・」

「私もぉ、レンちゃんもぉ、看病だから平気なのぉ!それにー、そういう話じゃなくてー・・・」

「わ、わかった、私のほうがだな、こういう事に免疫がなくて・・・すまなかった」

 

と話していると、文献を持って私とミルの間に立つララ。

 

「ハプニカ様、幼いミル様では言いづらい表現もありますので、ここは私が代理で説明させていただきます」

「頼む・・・これは吉兆と取って良いのであるな?」

「このような状態になった事自体は喜ばしいのですが、なぜこうなったか二通りが考えられます」

 

ぱらぱらと文献をめくるララ。

ちらりとあのお方のいきり立ったモノを見る瞳は、

決してやましいものではなく、真剣なまなざしだ。

 

「ひとつは、食事や排泄をするようになった体が、次の段階の生理現象・・・」

「つまり、このような状態になるというのであるな?」

「はい、これは男性であれば正常の事ですので、本来の機能を回復したという事になります」

 

・・・・・綺麗なピンク色をしておるのは、それだけ血行が良くなったからかも知れぬな。

 

「ただ、もう1つの可能性もありまして」

「それは・・・・・悪い方の予測であるな?」

「そうですわ、生体機能が戻ったとはいえ、まだ完全に予断を許した訳ではありません」

「ではこれは・・・・・病気、とでもいうかの?」

「というより、男性は死を察知すると、自分の遺伝子を残そうと勃起するとあります」

 

すなわち・・・蝋燭の炎が消え去る瞬間という訳か。

 

「ララよ、それでは、命が危ないと・・・?」

「もしそうであれば、生殖行為を行えるチャンスはこれっきりという事になります」

「しかし、そうと決まった訳ではあるまい」

「そうですが、そうでないとも決まっておりませんわ、あるいは、もう精液を生成する力を失くしている可能性も・・・」

「では、この中に溜まっておるのが最後、という可能性もある訳か・・・」

 

静かにうなずくララ・・・

 

「文献の他の項目では、高熱を出したり生命が危うい時間が続くと、子供が出来ない精液しか作れなくなる事例も多数あるそうです」

「種無し、という訳であるな・・・ではどうすれば良いのだ?」

「はい、このままにしておけば、遅かれ早かれ勃起は治まるでしょう、しかし・・・」

「もう起たなくなる、あるいは子種がなくなる、と言いたいのであろう」

「そうです、そこで、もし・・・もし、ハプニカ様が、せめて愛するこのお方の子供だけでも欲するのであれば・・・!!」

 

すなわち、無抵抗に寝ているこのお方を・・・・・犯せ、という事か。

 

「ララよ・・・それはこのお方に失礼すぎはしないであろうか?」

「ですが。もう目を覚まさない、あるいは状況が悪化して、命尽きてしまう可能性も十分すぎる程あるのです」

「・・・決してそうはさせない、必ず目を覚まさせてみせる、そう皆で誓っているうえで、言っておるのだな?」

「もちろんですわ、しかし、ハプニカ様がよく大戦の最中でおっしゃっていた・・・」

「私の言葉を持ち出すか・・・よくセルフらに叱ったものだ、『それはそれとして、最悪の事態も想定すべき』とな」

 

確かに今、盲目的に「このお方を救う」と突っ走るのは楽な事だ、

それのみに集中すれば良いのだから・・・ただ、その全力で集中するうえで、

さらに、それが実らなかった場合を考えなくてはならない。大戦でもそうやって万全を期した・・・あのお方を救うとき以外はな。

 

「単刀直入に申せ、ララ、私はどうすれば良いのだ」

「はい・・・国のため、そして何よりハプニカ様のために・・・お子をお授かりになりましょう」

「それが本当に・・・私とこのお方のためになるのか?」

「・・・・・もしこの尊きお方がこのままで力尽きた場合、ハプニカ様は今度こそ完全に自我を失うでしょう、しかし・・・」

「せめて私のお腹に子供がいれば、こらえる事ができるかも知れない、という事か・・・」

 

確かにそうすれば、何があってもぎりぎりで心が耐えるかも知れぬ、

愛するこのお方を亡くしても、私の中にはまだ、命の種火を宿していれば・・・

また、冷酷な判断をすれば、私が発狂して生けた人形になったとしても、お腹の子供は産む事ができるであろう。

 

「国のために・・・か」

「いえ違います、ハプニカ様、何よりハプニカ様のためであり、国は二の次です」

「そこまではっきり申してくれると・・・私も判断を下しやすくなるな」

 

ミルが不安そうに私の顔色を伺い、口を開いた。

 

「お姉さまぁ、ミルがぁ、私がぁ、一生懸命育てるからぁ・・・」

「ミルは・・・・・賛成か」

「うんー・・・それにぃ・・・私もぉ・・・宿したいのぉ・・・」

「それは無理だ!ミルはまだ幼すぎる、やるなら・・・・・私だ」

「でもぉ、お姉さまだけじゃなくってぇ、お姉さまが駄目でもぉ、私が成功すればぁ・・・」

 

・・・・・・一晩、寝ずに考えたいが・・・その猶予は無さそうであるな。

 

「ララよ、ひとつ気がかりがある」

「何でしょうか?」

「もし・・・このお方が目を覚ました時、すでに私が妊娠していたり、子供を抱いていたら・・・怒りはしないか」

「その場合は、全力で許しを請う事にいたしましょう、愛をもって説明すれば、わかっていただけるかと」

「しかし、私は・・・愛するお方を犯すのだ、しかも子を授かろうとな・・・これは・・・・・大罪だ」

 

だが、これが最初で最後のチャンスかも知れぬ。

目が覚めて、怒るようでもあれば、いざとなったら子を隠す事もできよう。

なあに、遅かれ早かれこのお方が目を覚ましさえすれば私と結婚する事になるのだ、少々順番をとばすだけの話・・・

 

「・・・・・・・・・・時間がないな、よし・・・・・やらせていただこう」

 

もう手段を選んだり、

モラルを考え込む余裕などない。

後で冷静になって後悔しても良い、

兎に角、今、この瞬間にも受胎してしまわなければならない!

時間があれば冷水でこの身を清めたいが、この場を離れることにすら、もう我慢できぬ・・・

 

「では早速だがな・・・私とこのお方を2人きりにしていただきたい、ララ、皆を・・・」

「ハプニカ様、お気持ちは大変わかりますが、それはできませんわ」

「なぜだ!わ、私は・・・殿方との、愛するお方との・・・その・・行為を、人に見せる事などは・・・!!」

 

いかん、興奮して胸の鼓動が駆け足になっておる。

 

「冷静にお考えください、ハプニカ様、相手は・・・愛するお方は何も出来ない状態です」

「うむ・・・だからこそ、この私が、愛するお方を、お、おお、犯すような姿を皆には・・・」

「ハプニカ様は無我夢中でなさるでしょう、しかし、力を強く入れすぎたり、体のバランスを崩したりなさると・・・」

 

そうか、そういう事か、怪我でもさせてしまっては、このお方の致命傷にもなりかねぬ。

 

「わかった、すまないララよ・・・ではどうすれば良い」

「必要最低限・・・補佐役としてわたくしが、そして治癒役としてミル様かシャクナ様が・・・」

「・・・ミルとシャクナはまだ子供ではないか、子供に・・・いや、そんな事を気にしている場合ではなかったな、すまない」

 

無言で、しかしキリッとした表情で歩み寄るミル。

 

「お姉さまぁ、私を、信じてください!」

「・・・・・わかった、ミルのその言葉だけで充分だ」

 

ララによって人払いがされ、

部屋には私・ララ・ミルの3人が残った。

そして愛するお方・・・まずは丁重にお湯で体を拭くとしよう。

 

「・・・・・駄目だ、今から胸が張り裂けてしまいそうだ・・・」

「ハプニカ様、おやり遂げくださいませ!これは、全ての人々のためです」

「そうですぅ、みんなのぉ、そしてぇ、お兄ちゃんのためでもあるのぉ」

 

・・・興奮して思考が鈍る。

もう、下手に戸惑ったり考えたりはしない方が良いだろう。

決めた以上は突き進むのみ、中途半端な気持ちでは相手にも失礼だ!

 

「・・・・・傷口も、かなり良くなっておられるようだな」

「ええ、ミル様やシャクナ様の治癒魔法の賜物ですわ」

「お姉さまぁ、ここはお姉さまが綺麗にしてあげてくださぁい」

 

促された場所は、股間・・・

ピーンとそびえたったモノを、

慎重に、やさしく、いとおしく、拭く・・・

 

「その・・強度などは、大丈夫なのであろうか」

「これくらい硬ければ、おそらく問題ないかと」

「やわらかくなっちゃう前にぃ、お姉さまがはやくぅ・・・」

 

・・・・・体を拭くのはこれで良いであろう、

ではいよいよ跨ろうとするか・・・ララとミルが私の横に立って付き添う。

 

「・・・・・初めて白竜に乗った日を思い出すな」

「ハプニカ様、そのような御戯れをおっしゃってる場合ではありませんわ」

「すまない・・・では・・・私も服を脱ごうぞ」

 

ミルが、かいがいしく脱ぐのを手伝ってくれる。

ララもビスチェの背中をほどく・・・最後にゆっくりパンティーを私の手で脱いだ。

 

「・・・・・注意すべき点を、教えてくれぬか」

「はい、ハプニカ様はおそらく、もう処女膜は自然的に破れてらっしゃると思われます」

「ああ、天馬や飛竜の上は激しいからな、それに武術の稽古では大きく足を広げることが多い」

「では心当たりがございますですわね?」

「そうであるが・・・ではスムーズに入れることが出来るということか」

 

首を左右に振るララ。

 

「男と女の生殖行為には、準備というものが必要になります」

「それは・・・どのような準備だ?準備はもう済ませたのではないのか?」

「いえ、殿方のペニスが勃起なされているのと同じように、ハプニカ様のも・・・」

 

・・・・・そうか、

自慰行為をしていた時のように、

アソコを濡らさねばならぬのだな、冷静に考えればわかるものを・・・

 

「わかった、では・・・・・ここで・・・ここで、か?」

「・・・ハプニカ様、念のため、殿方のも濡らしてみてはいかがでしょうか」

「何!殿方のモノも、濡れるものであるのか?」

「いえ、ハプニカ様の口で、唾液で濡らせてさしあげるのです」

「そうか・・・それで滑りを良くするというのであるな」

 

しかし、口でというのはまったく抵抗が無い訳ではない。

だが、時間の猶予は無い、これは「下に口付けをする」とでも解釈しよう。

 

「参るぞ・・・・では、失礼する」

 

そっと舌を這わせる・・・

 

れろーーーっ・・・

 

ピクンッ、とペニスが反応する。

 

「・・・応えてくれたか・・・よし」

 

れろっ、れろーーーーっ・・・

 

ビクビクッ、と小刻みに震えた。

 

「これは・・・喜んでくれているのである・・・な?」

 

今度は口で深くまで咥えてみる。

 

あむっ・・・じゅるっ・・・・・

 

う・・・喉まで・・・

少々深く咥えすぎたか?

しかし・・・集中せねばなるまい。

 

じゅるるる・・・じゅぶじゅぶじゅぶ・・・・・

 

あぁ・・・

私も自然に指が股の間へと・・・

こうなると私とこのお方との、2人だけの世界だ・・・

 

にちゃ・・・くちゅっ・・・

 

割れ目をいじる私の音と、

愛しいお方のペニスをしゃぶる音が、

シンクロし、部屋中に淫靡な音を響かせる・・・

 

じゅぶじゅぶじゅるるるじゅぼじゅぼじゅぼ・・・

くぬくにゅ・・・くちゅくちゅくちゅく・・・にちゃにちゃにちゃ・・・

 

ぬぁ・・・

体中が火照り、胸が切なくなる・・・

徐々に理性が剥ぎ取られ、無我夢中になっていく・・・

 

「・・・んはぁっ・・・もう我慢ができぬ・・・」

 

ゆっくり、ゆっくりと膝立ちで跨る、

私の太ももにはいやらしく濡れた液が2筋も3筋もできておる。

愛するお方の股間も、すでに先から透明な液が・・・あとは、結ばれるのみ・・・!

 

「では・・・・・ゆ・・・ゆくぞ」

 

・・・・・

いざ言ってみたものの、

腰を降ろす事が、できない。

 

「う・・・・・すまぬ、これも・・・そなたのためだ・・・」

 

眠り続けるこのお方にそう語りかけるも、

返事が無いのでは、やはり、いたす事ができぬ。

 

「う・・・う・・・うぅぅ・・・・・」

 

できぬ・・・

いや、しなくてはならない・・・!

もしこの私が大戦で敵に捕らわれ、

いやらしい男に捕まり抵抗できないまま強姦されそうになっても、

私は歯を食いしばり、無表情で耐え抜き、事が終わるのを待ったであろう。

おそらく犯されている最中も、どのように反撃するかを企みながら・・・しかし・・・

 

「しかし・・・・しかしっっ!!」

 

私は今、無抵抗の殿方を、犯そうとしているのだっ!

いやらしい女に成り果て、国のため、このお方のためと大義名分を借り、

あまつさえ身篭ろうとまでしておるのだ、無表情のまま耐えること事すらできぬこのお方を!

もしこれで私が無表情のまま冷淡に犯してしまったら、そして、それを楽しんでしまったら・・・

忌わしき強姦魔と同じになってしまう!それはいかん!では、では私はどうすれば良いのだ・・・!!

 

「お姉さまぁ」

「・・・・・ミル、どうした!」

「お兄ちゃんのおちんちん、とってもつらそう・・・」

「・・・そうか・・・では楽にして差し上げねばならぬな」

「お姉さまもぉ、それで楽になるからぁ」

 

生殖行為中に声をかけられ、

これ程までに心強く感じる声は無いな・・・

よしわかった、ここまで来てしまったら、もう引き返せぬ!

 

「愛しておるぞ・・・さあ、供に・・・愛を分かち合おう・・・!!」

 

ゆっくりゆっくりと、腰を降ろしていく!

 

「・・・・・っ!」

 

ぴとっ、とペニスが私の股間についただけで、

私の全身をビビビッと稲妻のような快感が駆け巡る!!

もし、これを入れてしまったら・・・快感で悶え死んでしまわないか、本気で心配だ。

 

「ゆっくり・・・ゆっくり行くぞ・・・」

 

ずっ・・・・

 

先が秘部の割れ目に挟まっていく・・・

 

ず、ず、ずずず・・・

 

入っていく・・・

挿入していくのが・・・わかる!

一気に腰を降ろしたいが、まだだ、まだ・・・まだ我慢だ!!

 

ずずずずずずずずぅぅぅっっっ・・・・・

 

半分ほど入ったか・・・後は一気だ!

 

「・・・・・っ!!!」

 

ずにゅずにゅずにゅーーーーっっ!!!

 

「っ・・・ーーーーー!!!!!」

 

一気に奥まで入ると同時に、

私の全身がのけぞり、意識と目が瞬時にとんだ!

見えない処女膜を破られたような、処女膜以上の物を貫かれたような・・・

あまりに凄まじい衝撃にそのまま、奥まで繋がったまま仰向けに倒れそうになる、

それを見て、あわてて背中をささえるララ・・・私は頭をクラクラさせながらも意識を持ち直す。

 

「す・・・すごいぞ・・・性行為という・・も・の・・は!」

「ハプニカ様、よだれが・・・」

「んっ・・・入れただけで・・・イッてしまったようだ・・・・・私がなっ」

 

はぁ、はぁ、はぁ、と荒い息を整える。

まだ入れただけ・・・中に子種を入れてもらってはおらぬ、

これからが本番だ、体をいたわりながら、傷つけぬようにしながら、

私は体を動かせ、快感に耐え、そして・・・出してもらわねばならないのだ。

とりあえず私はゆっくりゆっくりと体を前に倒し、繋がったまま全身に抱きついた。

 

「・・・・・愛して・・・・いる・・・ぞ」

 

やさしく唇を重ねる、

舌を絡ませようとしたが、

先ほどペニスをしゃぶった事を思い出し、やめた。

 

「すまない・・・・・」

 

上半身を上げようとしたが、

起き上がることが出来ない・・・

体が愛するお方を抱きしめたまま、

放すことができないでいるのだ、

これは困った・・・いや、これはこれで・・・

 

「よし、ではこのまま・・・」

 

上下運動を諦め、

抱きついたまま体をスライドさせる。

全身の前後運動で私の中にすっぽり納まっているペニスを、擦りシゴいた。

 

ずりゅりゅりゅりゅ・・・

ぢゅにゅるるるるるるるる・・・・・

 

「んぁはっ・・・これは・・・く・・・きくっ!」

 

夢中で両腕の力が強くなるのを感じ、

ハッ、と腕を離す・・・強く抱きしめすぎて鎖骨でも折ったら致命傷だ。

 

「ゆっくり・・・じっくり行こう・・・・・ぞ」

 

体を揺するように、

私は全身を振るわせ続けた。

 

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