☆18禁裏小説7☆
「はい、トレオさん、3回戦勝ち抜きーーーっ!!」
審判こと武器屋のオヤジの勝ち名乗りを受け、
闘技トーナメント予選・第4回戦進出を勝ち取った・・・
ぜんぜん嬉しくない・・・公園へ行こう。
それにしてもこの鎧、
思った以上に重たい・・・
武器屋の庭で3回戦ったことよりも、
武器屋から公園へ移動する方が疲れる、
程なくして俺は公園についた。
「トレオさん、7回戦勝ち抜きーーーーー!!」
審判こと町長のオヤジの勝ち名乗りを受け、
今度は8回戦に参加するべく、ようやく闘技場に向かった、
西闘技場か・・・急ごう、試合まであと15分しかない。
「勝者トレオ、11回戦勝ち抜きーーーーーーーー!!!」
ぜぇ、ぜぇ、疲れた・・・
さすがに8回戦から敵は強くなってきたが、
何より鎧が重い・・・もうバテバテだ、
朝食を何とか食べてくるべきだった、昼食も食べる暇がない・・・
参加者が多い分、次々と闘いをしなければならない、休む暇がまったくない・・・
「おめでとうございます、12回戦からは東闘技場になります」
「え、え、えーーーーー!?」
「お急ぎください、もうすぐ試合が・・・」
み、水・・・
兜の隙間からぶっかけるように水を注ぎ飲む、
気合いを入れて立ち上がり、次の戦場へと向かう・・・
あの厳しかった大戦を思い出し、体が奮い立つ、
そうだ、この苦しみに勝ち抜いてこそ、ハプニカ様が手に入るのだ!
「予選トーナメント決勝戦、ニュモニー対トレオ、はじめ!」
ぜぇ、ぜぇ、し、死ぬ・・・でも、これが今日最後だ、
残りの力を全部使って・・・くそー対戦相手め、体力有り余ってるじゃねーか、
そっちは12回戦からだろうが、こっちは地の底から這い上がってきたんだ!
うっ、やばいっ、くそっ、こんなやつ、普通だったら2秒で倒せるのに・・・
ぐはっ、うおっ、お、お、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!!
「勝者、トレオ!決勝トーナメント進出!!」
星空と満員の歓声に囲まれ俺の重い右腕が上げられる、
やった、ようやく明日につながった・・・
へとへとだ、もう1歩も歩きたくない・・・
ん?バニーガールが近づいてきた、何だろう、
ご褒美にキスでもしてくれるのかな?
「おめでとーございまーーーっす、
控え室の方のお食事とお風呂が用意してありまーーーっす!」
こ、これは今の俺にはキスの何万倍も嬉しいぞ!
動けない体を気力で動かし、控え室へ入る・・・
ガシャン、ガチャ、ガチャ・・・
重装備の鎧を脱ぎ捨て、
たくさん用意された食事をかっこむ、うまい!
これほどうまい飯・・・普通の飯だが昨夜食べたお城の豪華ディナーよりうまい!
あっという間に全てたいらげてしまった・・・ごはんの釜も丸ごとペロリだ、
次は風呂!風呂にはいろう!!
ザパーーーーーッ・・・・・
ふぅーーーーーーーっ・・・
ぎ、ぎもぢいいいいいーーーーーっ・・・
「気持ちいい」ではなく「ぎもぢいいいいいーーーーーっ」である、
これもせまい風呂だが昨夜入った超豪華なお風呂よりも、
ずっとずっとずっと気持ちがいい・・・・・
お風呂から出て控え室に戻ると、
バニーさんが1枚の紙を持ってきてくれた。
「これ、明日配られますー、組み合わせが決まりましたぁー」
トーナメント表に目を通す。
この表を見て思った、ひい、ふう、みい・・・
ああ、明日は7試合戦うだけでいいんだ・・・
時計を見るともうすぐ午後10時だ・・・
って、お城の門限時間じゃないか、門を閉められてしまう!
こうしちゃいられない、すぐに戻らないと・・・
「あの、バニーさん、この装備、置いていってもいいかな」
「ええっとー、いいですよー、じゃあこのベットの下にでも隠しておいてくださーい」
「ありがとう、助かるよ」
俺はお城目指して走る、
12時ならぬ10時のシンデレラだ、
ガラスの靴ではなく疲れ果てた重い足で必死に走る・・・
門は・・・まだ開いている!間に合う!待ってくれ、まだ閉めないでくれ・・・
はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ま、間に合った、セーフだ、城に入れた・・・・
ふらふらになって自分の部屋に戻る・・・
ドアを開ける・・・そこには・・・・・
「あ、遅いお帰りでしたね、心配しました」
「大丈夫ですかー、なんかふらふらですよー」
「おい、すごく疲れてるんじゃないか?どこへ行ってたんだよ!」
「おなかすいてませんかぁ?お風呂用意できてますよぉ」
あの4姉妹が待っていてくれていた。
「ごめん、心配かけちゃって・・・でも食事も風呂も済ませてきたんだ・・・それより寝させて・・・」
「は、はい、どうぞこちらへ・・・」
「私につかまってくださいー」
「なんか衰弱してるぞ、街で何があったんだよ?」
「はい、お水ですぅ」
俺はうつぶせでベットに倒れ込んだ、
レンちゃんが口元に水を運んでくれる・・・ごくっ・・・おいしい・・・
「服が汗ですっかり濡れてしまって・・・脱がせますね」
「すごーい、ものすごく背中や腕がこってるー」
「これはひどい・・・しっかりほぐさないと」
「パンツは脱がさないから安心してねぇ」
ベットの上でパンツ1枚の姿にされると、
4姉妹はいっせいに俺の体中の筋肉をもみほぐす・・・
これがたまらなく気持ちいい・・・すごい心地よさだぁ・・・
ララさんが背中を丁寧にぎゅっ、ぎゅっと手のひらで押す・・・
リリさんが腰を具合良くぎゅっ、ぎゅっと指で指圧する・・・
ルルちゃんが太股とその裏をぎゅっ、ぎゅっと両足同時にもみしだく・・・
レンちゃんが足の裏の土踏まずをぎゅっ、ぎゅっと乗って足踏みする・・・
きっ、きっ、ぎもぢいいいいい〜〜〜〜〜・・・・・あ、よだれたれちゃった・・・
ふぅ、なんて丁寧に・・・強すぎず弱すぎず、抜群のマッサージ・・・
4姉妹のこの同時攻撃・・・戦闘だけでなくマッサージのチームワークも別群だ・・・
しばらくするとララさんが右肩、リリさんが左肩を抜群な角度で揉み、
ルルちゃんが右腿のつけね、レンちゃんが左腿のつけねを抜群の角度で揉む・・・
最高の心地よさに体の芯までとろける・・・まさに天国だぁ・・・
あっ、今度はララさんが頭皮をもんでくれている、
リリさんは首の後ろを・・・ルルちゃんは背骨を矯正してくれてる・・・
レンちゃんは疲労の蓄積された足の筋をほぐしてくれて・・・・・
う〜〜〜〜〜ん・・・とろけちゃうぅ・・・はうぅ〜〜・・吐息がとまらなぁ〜ぃ・・・
あっ、背中と腰のこりのひどい所を今度は4人がかりで集中して・・・ひぃ〜〜〜、いぃ〜〜〜・・・
きっ、きっ、きくぅぅぅ〜〜〜〜〜・・・めまいするぐらい心地よいマッサージだぁ・・・
あっ・・・ねっ、眠気が・・・眠気が倍増していくぅ・・・あああっっ・・・・・バターになっちゃうぅ・・・
鳥肌が立つほどの気持ち良さが延々と続く・・・
その気持ち良さに思わず勃起してしまったぐらいだ・・・
俺は深い深い眠りに落ちていきそうになる・・・すると・・・・・
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めくる |