「あ、薩川先輩・・・」

突然の綺麗な訪問者に僕はびっくりした、スラッと美しい水着姿・・・男なら誰しも見とれてしまう。

「新入部員さん、お名前は?」「は、はい・・・その・・・」

美しい唇・・・ピンクのその綺麗な唇から発せられた言葉に、僕は答えようとするが緊張してしまって言葉がつまってしまう。

「まあいいわ、もう練習はおしまい?」「・・・は、はい、あの・・・もう・・・時間なので・・・」 「あら、そうだったわね・・・うーん・・・」

薩川先輩は少し考えるしぐさをした、そんな姿さえも可愛らしく美しい・・・やっぱり並みの美少女ではない。

「もしよろしかったら、もう少し練習してみませんこと?」「え?練習って・・・いいんですか?」 「ええ、もちろんよ、あなたの泳ぎをとくと拝見させていただきたいですし」 

「でも、決められた時間が・・・」「私は少しでもフェアにあなたと戦いたく思いましてよ、どうなさいます?」 「は、はい、泳ぎます、泳ぎます!」

僕はあわてて答えた、こんな美人な先輩の心遣いに応えないはずはない、良い人だ・・・すごく良い人だ・・・心まで綺麗なんだな・・・

薩川先輩の後ろについてプールに戻る、綺麗な背中・・・大きなおしり・・・素敵だなぁ・・・ こんな彼女がいたら・・・尻に敷かれるだろうなぁ・・・でも敷かれてみたい・・・

プールでは女子がまだ一生懸命に泳いでいる、薩川先輩の後ろを歩く僕に視線が集まりだす・・・ な、なんか女の子しかいないプールに男1人で入ると、恥ずかしいな・・・

「はいそこ、ちょっと開けて、5レーンよ、外れてくださる?」

薩川先輩が5レーンの女子部員をどけると、手でスタート台へと僕を促す。

「さ、ざっと泳いでみてくださいな」「はい、ありがとうございます、ではお言葉に甘えて・・・」

ジャパーン!

僕は喜んで泳いだ、なんだか嬉しくって体が軽い!こんなに親切にしてもらえるなんて・・・薩川先輩は本当にいい人だ、 よし、僕も全力でそのフェアな心遣いに応えよう!僕はかっこつけたい気持ちも手伝って、とばして泳いだ。

「・・・・・ふむ、タイムは嘘じゃないようですわね、それどころか、これは・・・」 「キャプテン、彼、体のバランスが抜群です、泳ぎ方も自然なものかと・・・」 「ということは、バランスが少しでも崩れたら泳げなくなるのですわね?」 「ええ、昔、中学2年生が身長・体重のバランスが抜群なだけで金メダル取った例もあります」 「でも体が成長するととたんに泳げなくなった・・・という訳ね」

・・・?なんだろう?薩川先輩、他の女子部員たちと集まって何か話してる・・・ きっと僕の泳ぎにほれぼれしてるのかな?なんてことは置いといて、もっと練習しよう!

「・・・・・それと自然にできた泳ぎ方って、つまり我流ってことよね?」 「はい、あれは無垢な状態で勝手に体が反応している泳ぎ方だと」 「なるほどね、それでは1度、その泳ぎ方を忘れてしまえば・・・」 「自然に身についた型なので、2度と同じ泳ぎ方はできなくなるはずです」 「つまり、彼には泳ぎ方を変えてあげればいい訳ですわね、それと体のバランスを崩させる・・・」

よし、絶好調だ!このままいけば明日の対抗戦はバッチリだ!! ・・・あれ?薩川先輩が何か呼んでるみたいだぞ?何だろう・・・

「ちょっとあなた、よくそんなフォームで泳げますわね」「はぁ、そんなに変ですか?」 「まず基本がなっていませんわ、私が1から教えてさしあげましょう」

ジャポン、と薩川先輩が飛び込んできた、そして僕の両手を取って引っ張る・・・ 夢のようだ・・・薩川先輩の直接指導だなんて・・・しっかり憶えよう。

「はい、泳いで・・・その腕が間違ってますわよ、そこはこう・・・」 「ぷはぁ・・・こ、こうですか・・・ぷはぁ」「そこのひねりはこうして・・・こう、こういう感じですわ・・・」

先輩は丁寧に熱心に僕のフォームを直してくれる、まさに手取り足取り・・・熱心すぎて先輩の体が僕に密着する、 先輩はいつのまにか僕のからだを真横から抱きかかえているような格好になっていた。

「ここはこう伸ばして、そう、足をもっとしっかり!こういう風に!そうですわ、こう・・・」

・・・先輩の胸がぷにぷにと僕の体にあたる・・・やわらかい感触・・・ ち、乳首がつんつんあたっているのもわかる・・・あっ、そんな・・・ 先輩が・・・せっかく熱心に教えてくれているのに・・・ 先輩に胸で両腕、両足、全身をさわられているうちに・・・なんか・・・ 変な気分に・・・パンツの中が・・・自然に大きく・・・ううっ・・・

「もう疲れたの?体が硬くなってますわよ」「ぶはぁ!あ、いえ、その・・・」 「ほら!休まない!足の動きが甘くなってるようね」「は、はいっ・・・で、でも、その・・・うわっぷ」 「太股の内側はこう!・・・あら?何か突っ張ってるようね」

僕はその指摘に思わず手足の動きを止め、薩川先輩の手から横に滑り落ちるように逃げ、 突っ張った股間を気にしながら立ち上がってプールの中を後ずさりする・・・

「あら、どうして逃げるんですの?」「いや、その、あの、ちょ、ちょっと」 「そんなことでは上達しませんわよ、捕まえてさしあげて」

ガシッ、と僕の背後から数本の手が体を捕まえる、振り向くと2人の女子部員が僕をそのまま前へ押し戻して、 薩川先輩の方へと・・・思わず僕は股間を手で隠して・・・

「次は背泳ぎですわ」「えっ!?」「あなたたち、彼の両手を上に伸ばして仰向けにしてさしあげて」 「はい」「はい」「ちょ、ちょっと、ちょっと待って!うわっ!!」

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