こ、これは夢なのか?・・・という所で、目が覚めた・・・・・。
苦しい・・・おしっこをしたい・・・そういえばさんざん水を飲んだから・・・
どうしよう・・・このまま出したらパンツがびしょびしょに・・・
この時、ようやく気付いた、僕の体がいつのまにか全裸になっている!!
こうして目で見ても膀胱が膨らんでいるのがわかる・・・うぅぅ・・・
「う、うん、文子ちゃん、ちょっと・・・おしっこ行きたいんだ・・・」
放尿って、立派な快感なんです、先輩は禁断症状の周期の真っ最中にいます、
もし放尿すれば、がほんの僅かな快感でもそれが起爆剤になって・・・大変なことに・・・
今は症状の潜伏期みたいですけど、放尿で一気に症状が出て、それに快感が重なって・・・
全てが無駄になってしまいます・・・ですから・・・我慢してください・・・」
どんな些細な感覚もくすぐったく感じるから・・・服の感覚さえも・・・
だから、脱がせたんです・・・先輩、もうちょっとの我慢です・・・辛抱してください」
「・・・膀胱って、思ったより膨らんでも大丈夫なんですよ、このあと3倍ぐらいは・・・
でも・・・確かにこれで一気に放尿したら・・・尿道が切れちゃいますね・・・わかりました」
これを差せば放尿はゆっくりゆっくりできますし、それに、これ以上膀胱に尿が溜まっても、
カルーテルの先を塞げば・・・漏らしたくても漏らせませんから・・・」
「全て部長のためです、大丈夫ですよ、こつさえあれば刺し込む痛みはまったくありませんから」
カテーテルの先をを僕の膨らんだペニスに近づける文子ちゃん・・・
ずずずずず・・・と入ってくる・・・う・・・痛くはないけど・・・膀胱が辛い・・・
「・・・・・もう・・・届いたみたいです・・・では先を・・・」
その先端が見える、シルエットを見るとペニスの先に剣が刺さってるみたいだ・・・
「文子ちゃん・・・苦しいよ・・・これで出したら・・・駄目なの?」
「駄目です・・・逆に少しづつ排尿する方が気持ちいいですよ・・・」
「・・・どうにもできませんけど・・・ただ、早く助けることはできます・・・」
「は、早くって・・・う・・うぅぅ・・・うあああああっっ!!!」
ちゃんとしたくすぐったさではない、体が「くすぐってほしくて違うくすぐったさをする」とでもいうか、
皮膚がくすぐったさを欲して乾いているというか・・・形容しがたい耐えられないもどかしい感覚・・・!!!
「ぐわあああ!はぬ!むううううううううううううーーー!!!」
「むぬうううううう!うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!」
喉が潰れるぐらいのうめき声を、噛んでいるタオルに染み込ませて!
く、くすぐってほしい!くすぐったさが欲しい!くすぐったくなりたい!!
体中の血が逆流しているようだ、はやくくすぐって血を元の流れにしてほしい、
そんな感覚に僕は必死で全身をのたうつ!ロープがぎりぎりと手首・足首に食い込む!
「ぐむうううううううううううーーー!!!ぎがぁぁぁぁぁぁ・・・」
目をつぶって必死に耐える僕・・・排尿したい膀胱の圧迫感も苦しい・・・
助けて!はやく助けて!このたまらない「くすぐって欲しい感覚」から助けて!
でないと、し、死んじゃう!気が・・・気が狂っちゃうよぉぉぉぉぉ・・・・・
苦しんでいたのは何時間だろう、そして寝ていたのも何時間だろうか、
僕は汗だくのままだ・・・いつのまにかタオルが外されている・・・
叫びすぎて喉が渇いたが・・・膀胱もよりいっそう痛い・・・さっきより膨らんでいる・・・
そういえば天窓からの明かりが・・・朝の光の感じになっている・・・
あれ?文子ちゃんは?と思った直後、僕の頭上からペットボトルが降りてきた!!
「!?・・・ごく・・・ごくごく・・・ごくごくごく・・・!!」
「ごくんっ・・・ごく、ごく、ごく・・・ぶあっ!やめ・・・がぼがぼがぼ・・・」
「次の禁断症状のときのためです!膀胱はまだまだ大丈夫ですから・・・」
口を閉じると鼻に入ってくる!首を振っても口にペットボトルを入れられて・・・!!
「ごぼっ!ごぼごぼぉっ・・・げふぉげふぉ!ごくごくごく・・・」
「・・・げぼおっ!ぐはっ!はあっ!はあっ!はあっ・・・こ、殺す気!?」
「ぐすっ・・・本当にごめんなさい・・・で、でも、これで最後にしようと思って・・・」
「・・・かなりきついんですが、あと一回の禁断症状で済ませる方法があるんです・・・」
「・・・このまま禁断症状を続けても先輩の体力と精神力が心配です、
でも、私が持ってきた薬を注射すれば・・・あと一回の禁断症状で済むんです、
そのかわり、苦しさはとんでもない強さですが・・・短い時間ですみます」
「はい、元々麻薬中毒患者用のなんですが・・・たまたまトランクに入ってて」
「間違いありません、これで先輩は乗り切れば普通のからだに・・・」
これまでのあの苦しさを考えると・・・でも、これ以上何度も苦しむのも嫌だ、
何より膀胱が・・・文子ちゃんは大丈夫と言っているけどもう限界だ!破裂する!
でも、苦しさのあまり・・・発狂してしまうかも・・・どうしよう・・・どうしよう・・・
私・・・私、もうこれ以上、先輩の苦しむ姿、見たくない・・・ひっく・・・ひっく・・・」
こんなに僕のことを想ってくれてたんだ・・・僕も涙が一筋流れた。
僕は・・・文子ちゃんに「つきあってほしい」とお願いしよう・・・
もうすっかり僕の心は文子ちゃんに奪われている・・・文子ちゃんを恋人にしたい・・・
この後の苦しみも、文子ちゃんのために乗り切ろう!と闘志が湧いてくる・・・!!!
「・・・はい、これでしばらくすれば、きいてくるはずです・・・」
「これが最後ですし・・・今の薬、水分がいっぱい体にあるほど、苦しみがやわらぐんですよ・・・」
「・・・そうなんだ・・・わかった・・・飲めるだけ飲んでみるよ・・・」
ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく・・・・・
ぐぷっ・・・ごくっ・・・ごくごく・・・ごく・・・・・ごく・・・ごく・・・
「・・・ぶはぁ・・・ん・・・体中・・・水のタンクみたいだよ・・・」
「・・・あれ・・・眠く・・・眠く・・・なって・・・きたよ・・・」
「薬がきいてきたみたいですね・・・起きた時が・・・いよいよ最後の山ですから・・・」
やっと・・・やっとまともな体に・・・普通の健全な、正常な・・・
そして・・・文子ちゃんと・・・ん・・・ぐ・・・ぐう・・・ふ・・・みこ・・・ちゃ・・・ん・・・・・
「部長・・・部長・・・許してください・・・愛しているんです・・・」