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2013年
7月29日

 

 

 私事ですが、今日は私の53度目の誕生日でした。が、このようなハッピーな日を粉砕するに余りある腹立たしいことが二件起こりました。 毎日見ておられる方は、何となくわかると思いますが、近いうちに詳しくご報告したいと思いますので、どうぞお楽しみに!

本日は以上です。

 







2013年
7月28日







 

 
 今年の5月に河川敷で採集して来たコクワガタの産卵痕です。なかなか美しいと思うのですが、いかがでしょうか。

 家内から、「この期に及んでコクワを増やしてどうするの?」と、呆れられておりますが、もちろん元の場所に返します。しかし、これも正確に言えば自然破壊行為の一つでもあります。何しろ、自然でなく人工的な行為を加えるわけですから。

 ただ、一つ言い訳をするとすれば、もともとコクワガタは元より、オオクワガタが生息していた里山の雑木林も、人間の手が加わった言わば人工の自然環境です。手つかずの自然をそのまま残すことだけが自然保護でないと、私は思っております。

 個人的かつ独断的な考えばかりで大変恐縮なのですが、コクワガタの飼育はオオクワガタより難しいと思っています。何しろ成虫の身体はもちろん、卵も幼虫もすべて小さいため、幼虫の割り出しとなると、そうとう気を遣わなければなりません。

 また、コクワガタはヒラタクワガタほどではないにしろ、オオクワガタよりも気性が荒いので、ペアリングを行い同居させていると、オスがメスを殺すこともよくあります。

 外国産ヒラタクワガタの中で、ライヒヒラタやタウルスヒラタと言った小型種は、コクワガタによく似ているので、オスに手を挟まれてもそれほど痛い思いをせずに済みますが、大型種に挟まれると出血するときもよくあり、大変痛い思いをします。

 ヒラタクワガタは、小さな子供さんが飼育する場合、決して最適なクワガタムシではないと思われます。


河川敷産コクワガタの産卵痕

 







2013年
7月27日








 

 
 今日は、用事で久しぶりに近所のホームセンターに出向いたところ、ペット用品売り場には、カブトムシやクワガタムシの飼育材料(発酵マット、飼育ケース、餌ゼリー等)が、目立つところに陳列されていました。 まさに、夏真っ盛りと言ったところでしょうか。

 どのような飼育材料が売られているのか、興味があって覗いたところ、ちょっと気になるゼリーがありましたので、少々高価でしたが試しに購入してみました。下の写真にもあるように、ミタニ社製の「極浅(ゴクアサ)カップ50」と言う名の商品です。

 10年以上前にクワガタムシを飼育していた頃、ミタニ社製の「MAX20」と言う名のゼリーがお気に入りで、ヒラタクワガタやオオクワガタのメスに与えておりました。これは黄色っぽい色をした、バナナ風味のゼリーなのですが、今も販売されているようで、「やはり根強い人気があるのだなあ」と思った次第です。

 今回購入した「極浅(ゴクアサ)カップ50」もバナナ味のようなので、果たしてクワガタのメスが食べてくれるのか、今日から試して見ようと思います。結果は後日ご報告させていただきます。


試しに購入してみたゼリー ミタニ「極浅(ゴクアサ)カップ50」

 







2013年
7月26日









 


 下の現場を見てください。とうとうこんなことをするまで追い込まれました。皆さんは決して真似をしないように。(するとは思われませんが、念のため)

 外国産ヒラタクワガタの幼虫が次々と死んで行く事態は、既に何度もこの飼育日記帳に書かせていただきましたが、最後の手段として菌糸カップに投入致しました。それも、一頭だけではなく、一つの容器に複数頭の初令幼虫を放り込んでいます。

 マットに入れておいても、死ぬのを待つだけなら、「何でもあり」だと思い、実行しました。 複数頭の幼虫をまとめて入れたのは、特に意味があるわけでもなく、手元に残っている菌糸カップを勘定した結果です。何しろ、トータルコントロールに陥りかけているため、お金がありません。

 しかし、それでも死んでしまう幼虫がいました。初令で死ぬ個体もいれば、2令で死ぬ個体もいました。こうなったら、もう完全にお手上げです。降参です。

 つい先日、ヒラタクワガタ掲示板にtokiさんから書き込みがあり、ライヒヒラタについては温度が問題なのではないかという指摘がありました。一説には最高気温を20度前後に設定しても難しいそうです。

 今も、室内温度を28度に設定してエアコンを24時間入れ続けておりますが、さすがに20度となると、相当電気代が高くなりそうで、家内の逆鱗に間違いなく触れることは必定です。今でもコバエのことで、ほぼ毎日のように苦情を言われているので、これ以上神経を逆なですることは避けなくてはなりません。

 結局のところ、東南アジア産のヒラタクワガタは、熱帯に分布しているとは言いながら、標高の高いところに生息しているので、常夏ではなく20度前後の常春の気候の中で暮らしているものと考えられます。

 よって、そのようなデリケートなムシを日本の過酷な気候の中で飼育すること自体、無理があるように思っている次第です。


おきて破りの一容器3頭投入の現場
 







2013年
7月23日








 

 

 一昨日は参議院議員選挙があり、私も投票に行きました。典型的な無党派層である私は、いつも会社の組合の指示で民主党とその候補者に投票しておりましたが、恩を仇で返した民主党に入れるはずもなく、生まれて初めて共産党に投票しました。

  共産党は憲法改正反対を訴えていたからです。今の日本国憲法で何が悪いのでしょうか?皆さんは不自由を感じられたことがありますでしょうか?たとえ、今の憲法がアメリカ合衆国 (正確にはGHQ)主導によって作成されたものであっても、良いものは素直に受け入れたらいいと思うのです。

 難しいことは何も分かりませんが、憲法第9条(戦争の放棄)を改正することには、断固反対したいと思っています。自衛隊が憲法違反であることは、条文を読む限り、小学生でも理解することができると思います。しかし、憲法違反であれば、自衛隊を潰さないといけないのでしょうか?

 憲法の解釈に関わらず、自衛隊は存在しています。それで十分だと思うのですが、誰が憲法を変えたがっているのでしょうか。外国が、日本の自衛隊は憲法違反だから解体しろと言った来ているのでしょうか?

 近隣の諸外国にとって、憲法を改正し自衛隊を国防軍であれ、防衛軍であれ、正規の軍隊と位置づけるほうが、今より危険に感じることは自明の理です。

 憲法を改正して、誰が得をすると言うのでしょう。時の権力者は憲法論議に決着をつけ、名を残したいのかも知れませんが、白黒つけるよりも灰色のままで十分だと思います。国益に反するとは思われません。

 ところで、願いが通じたのか、大阪選挙区では民主党の現職議員が落選し、共産党の新人が当選しました。やはり、同じようなことを考えている人は多いのだと実感しました。3年後の改選を控えた関西の民主党の参議院議員は、ショックを受けていると思いますが、これこそ自業自得というもので、すべての責任は自分たちにあるわけです。組合の組織票のおかげでかろうじて生き残った議員だけでは、何の役にも立ちません。役目が果たせなかった 政党は、速やかに退場していただきたいものです。生き恥をさらして議席にしがみつくよりも...

 大阪以外にお住まいの方は、くれぐれも大阪府民の大半が日本維新の会を支持していると思わないでください。だいたい、「大阪都」なんて、語呂が悪いと思いませんか?大阪はやはり「大阪府」であって、都は「東京都」だけで十分です。メンツを守るために、必ず大阪選挙区では一位当選が必要だなんて、これまでの既成政党と何ら考え方も変わっておらず、まったく同じ穴のむじなだと思います。バカでない大阪府民も多数いることを忘れないでください。

 話は変わって、それ と同じぐらい大問題だと思うのは、各地で起こった投票用紙を取り違えて交付するミスです。公職選挙法では、所定の用紙を使っていない投票は無効となるそうなので、投票した人は本当に気の毒でなりません。選挙がある度に、必ずどこかで同じようなミスが繰り返されていると記憶していますが、どのような事前の準備をしているのでしょう。

 投票所に行くと誰でも気がつくと思うのですが、複数の担当者がいるので、真剣に職務に取り組んでいれば、誰かが事前にミスに気がつくと思います。如何に、公務員がいい加減な気持ちで、人任せにして仕事をしているのかが良くわかる事例だと思います。 

 国民の参政権を何だと思っているのでしょうか? 「棄権をしないように」と啓発しておきながら、この有様です。ミスを犯した地域の選挙管理委員会は、当然懲戒ものだと思います。本来なら懲戒免職でもいいのではないかと考えています。マスコミには、ミスをした選挙管理委員会の当事者が、どのような処分を受けるのか、 決着が着くまで報道して欲しいと思いますが、関心を引かない(と思われる)記事は、掲載するどころか取材もしないでしょう。 この国のマスコミのレベルは、その程度でしかありません。

 まさか、何のお咎めもないとは思えないのですが、公務員の甘い体質ではあり得るかも知れませんね。まったく、税金を払うのがイヤになります。

 








2013年
7月19日










 


 ご覧ください。これが7月19日現在のクワ部屋の状況です。5月にアップさせていただいた私のクワガタ部屋と比較してみてください。かろうじて、机またどり着けるように足場を確保しておりますが、なくなるのも時間の問題かと思われます。机の下にも飼育ケースやオオクワガタ幼虫を入れた菌糸ビン等が置かれていて、これ以上イスが奥に入りません。

 また、机の上や左手の本箱にも、プリンカップに入ったオオクワガタ初令、2令幼虫が並んでおり、次第に机の上まで占領されつつあります。かろうじて、パソコンのキーボードが置けていますが、マウスを置く場所がなくなりました。

 左側の床に積み上げられている箱の中には、河川敷採集で取ってきたコクワガタの幼虫が入っております。もう置く場所がないにもかかわらず、先週も12頭採集してきてしまいました。もしかすると、今週も出かけてしまうかも知れません。

 コクワガタについては、羽化すれば元の場所に返してくればよいと安易に考えているために、採集が止められないのですが、それまではこの状態が続くと考えると、これ以上採集に行くのは止めておくべきかも知れません。

 もし、この上に外国産ヒラタクワガタの幼虫が死なずにいたら、どうなっていたのだろうと思うと恐ろしい限りです。

 もちろん、家族は一歩もこの部屋に入ろうとしません。ホームページが更新されなくなったら、パソコンすら使えなくなったと思ってください。今も立ちながらキーボードを叩いている状況です。

 計画を立てず欲しい時に欲しいものを購入すると、このようになります。十分承知されていると思いますが、二の舞にならないよう飼育スペースを前もって確保し、じっくりと年間飼育計画を立ててから飼育してください。くれぐれも、幼虫が生まれて来ることを忘れないように!

 追記: IE10等の最新のブラウザで当方のホームページを見ると、表示が乱れたり見えない箇所があります。改善できるところはできるだけ早く修正させていただく予定ですが、このような有様なので、ご容赦ください。

 
足の踏み場もなくなりつつあるクワ部屋
 






2013年
7月16日







 

 
 外国産ヒラタクワガタの飼育については、何一つ得るものがありません。マットに問題があるのならと思い、最後の手段として菌糸カップにタウルスヒラタ幼虫を入れたところ、今のところ元気にしている個体もいますが、下の写真のように、菌糸カップにすら潜ろうとせず、そのまますぐに死んでしまった個体もいました。

 ここまで来ると、まったく何が悪いのか見当もつきません。菌糸にしてもそうですが、先日ダイオウヒラタの産卵木を割り出してみると、産卵木の中で、2令になった状態で死んでいる個体を複数発見しました。

 マットもダメ、菌糸もダメ、産卵木もダメ。まさに万策尽きた感があります。ヒラタクワガタは亜種が多いので、いろんな種類のヒラタを飼育したかったのですが、残念ながら原因が解明できていない状態では、諦めざるを得ないと思いました。

 
オオヒラタケ菌糸カップで死んでいるタウルスヒラタ初令幼虫2頭
 









2013年
7月12日









 


 一昨日、羽化した国産カブトムシ・コクワガタを、京都の採集地に返してきました。詳細は
京都における国産カブトムシ・コクワガタ放虫報告をご参照いただければ幸いです。

 そこで、思わずサプライズに巡り会いました。国蝶でもあるオオムラサキに出会ったのです。

 私は、オオムラサキのメスを10年以上前に、山梨の韮崎で一度だけ見たことがあったのですが、オスを見たのは今回が初めてで、ペアでいるところを見るのも、もちろん生まれて初めての経験です。まさか、京都のこんな新興住宅街が近くに迫っている場所で生息しているとは、思っても見ませんでした。本当に驚きました。

 きっと、返したカブトムシとコクワガタがお礼の印として、見せてくれたものだと思っております。この貴重な生息環境がいつまでも守られることを祈るばかりです。


国蝶オオムラサキを京都のクワガタ採集ポイントで発見しました
 

 


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