黄昏日記2002/06


 
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6月1日土曜日  〈でるたふぉーす〉

■映画「デルタフォース」(1986年、原題「THE DELTA FORCE」)
[ストーリー]
 テヘランでの人質救出作戦の失敗から5年。旅客機ATW機がテロリストによってハイジャックされる。ベイルートに着陸したATW機。テロリストは乗客を拉致し市内へと逃げ込んだ。そこで、アメリカ政府は対テロ部隊”デルタフォース”を派遣するのであった。

 無茶簡単な説明でした。

 さてこの映画、確かにアメリカ陸軍特殊部隊デルタフォースの活躍を描いた映画ですが、でも、期待してはいけません。軍事マニア・特殊部隊マニアが見ると落胆すること請け合いです。
 ですから、マニアから見ると”ツッコミどころ”が満載です。

[ツッコミどころ]
▲その1:指揮官アレクサンダー大佐(リー・マービン)
 この大佐、白髪のヨボヨボ爺さんなのです。とても特殊部隊の指揮官には見えません。私でも勝てそうなくらいです。
 そんなヨボヨボ指揮官が前線で指揮するだけに止まらず、サイレンサー付きのウージー(のような銃)で敵をバッタバッタと撃ち殺していきます。恐ろしい話です。
 だいたい大佐なのだから、普通なら本国の司令部にいて上層部とのパイプ役になるのが筋でしょうに。
▲その2:バイク
 デルタフォースの使用車両としてオフロードバイクが登場します。
 このバイクが凄い。固定式のサブマシンガン2丁と前輪上に2基のミサイル、後輪上にロケット弾発射機のような物を2基装備しています。
 マッコイ少佐(チャック・ノリス)は、このミサイル(もどき)をガンガン撃ちまくります。しかも、照準は目測!(をひ) しかもちゃんと当たる! 恐ろしい話です。その目測の素晴らしさに目をつむるとしても、何故、剥き出し状態から発射されるミサイルの発射炎で足を火傷しないのか不思議です。
▲その3:敵地急襲
 人質を救出するために、テロリストの拠点を急襲します。
 が、これがとても特殊部隊とは思えない行動をする。本隊は、隊列を組んで町中を堂々と移動するのです。テロリストの仲間がどこで監視しているか判らないのに、かなり軽率な行動でしょう。
 マッコイ少佐たちは海から地下道を通って潜入します。「おお、これぞ特殊部隊!」と思いきや、彼らの装備を見てのけぞる。酸素ボンベが”まっ黄色”なのです。水中眼鏡のラインも黄色や青色をしている。密かに潜入するのにその派手な色合いは拙いでしょう。見つけてくれと言わんばかりじゃないですか。
 とにもかくにも、ATW機に残る乗務員とユダヤ人以外は救出に成功する。
 どうもテロリストの監視は抜けだらけだったようです。いったい何処を監視していたのでしょうか。
▲その4:ユダヤ人救出
 ユダヤ人の人質を連れて逃げたテロリスト本隊を追いかける。
 ところが、単独行動を取っていたマッコイ少佐が一人で勝ってにドンパチ始めてしまう。本隊が到着したときには、テロリストたちは大混乱状態。そのまま正面切っての戦闘に突入。特殊部隊が正面切って戦闘するのは如何なものかと。
 そして、ユダヤ人たちが”盾”にされることもなく、かなりあっさりと救出に成功する。
▲その5:ATW機奪還
 人質の乗客は救出したが、まだ旅客機は敵の監視下にある。これを奪還するためにマッコイ少佐を除く本隊が急襲する。
 が、これまた特殊部隊らしからぬ行動。というより、敵が間抜けすぎ。
 滑走路周辺は果樹園になっている。その中を身をかがめて近づくのですが、一面白色の果樹園の中をいくら身をかがめて近づいても、黒装束の隊員が近づけば誰でもすぐ気が付くでしょう。でも敵は誰も気が付かない。それどころか飛行機周辺にいるテロリストはみんな眠りこけている。なんと緊張感の無いテロリストたちだ。どうやら、本拠地が襲撃された連絡が届いていなかった様子。残りの連中は何をしていたのでしょうか。
 そんな訳で、あっさりATW機の奪取に成功。

 まぁ、数え上げればキリがありません。
 そもそもテロリストたちの目的が今一つハッキリしないのです。犯行声明がでた訳でもないし。アメリカがハイジャックに気が付いたのはATW機の機長がハイジャックを知らせる秘密の警報ブザーを入れたからに過ぎない。にも関わらず、関係者一同は全てを悟ったかのように行動する。う〜ん、謎だ。


 いかん。今日は映画「デルタフォース」の啓蒙日記だったはず。これでは”コケ降ろし日記”ではないか。
 良いところは、う〜ん、やっぱラストかな。

 脱出に成功し離陸するATW機。助かった乗客の歌声が響く中、瀕死の重傷を負った隊員”ピート”が息を引き取る。信頼する部下であり歴戦の友であるピートの死に、言葉を失うマッコイ少佐。
 無事イスラエルに到着したATW機は歓呼のなか迎えられる。再会を喜び合う乗客たち。その陰で、ピートの亡骸と共に静かに輸送機に乗り込むデルタフォース隊員たち。歓喜に沸く乗客たちを複雑な表情で見つめるマッコイ少佐とアレクサンダー大佐だったが、何かを吹っ切るかのように、輸送機に乗り込み去っていった。

 このラストが良いのです。人々の歓声とは対照的な悲しげなBGMが流れてるのです。全てはこのシーのために存在する私などは思ってしまいます。ま、ある意味、後味の悪いシーンではある。でも、輸送機が動き始めると人々は手を振りながら見送るので、多少救われますが。
 関係ないが、輸送機が動き始めたとき手を振る人々の中に一人だけカメラを笑顔で見つめる中年女性を発見、ズッ転びます。編集時に気が付けよ…。

 いかん、またツッコミを入れてしまった。
 そうそう、彼らの武器について。車両としては先ほども言ったスーパーなオフロードバイク以外にサンドバギーも登場します。このバギーには固定武装として、型式不明のバズーカ砲もどきが1基とM60機関銃とおぼしき物が装備されています。機関銃は取り外し可能のようです。個人携帯武器は、”ウージー”サブマシンガン(最近で言うところの機関拳銃)と、よく分からないけど”コルト”の45口径自動拳銃です。当時はまだベレッタは採用されてなかったはずなので、多分コルトだと思います。一部の隊員はサイレンサー付きのウージーを持っていたようです。
 バズーカ砲も持ってましたね。当時すでに旧式であったバズーカ砲を最新武器を使用する特殊部隊が装備しているのは変な気がするのですが、気にしてはいけません。
 あと、ミニミのような分隊支援火器も目撃したがよく分からなかった。当時、ミニミが米軍に配備されていたかどうか怪しいので、似たような別物かもね。
 あとはコンバットナイフかな。
 当時の特殊部隊がどのような装備だったのか知りませんが、ちょっとしょぼい気がしますね。でも、気のせいです。
 ちなみに、隊員のほとんどが肩からロープを吊り下げているのですが、全部を集めるとかなり大量になるはずです。いくら救出などに使うと言っても多すぎるような気がします。しかも普通の白色ロープだし。せめて緑色かOD色のロープを用意出来なかったのだろうか。
 ん。またツッコミしてしまった。

 で、まぁ、話は変わるけど、この映画には元ネタというか参考ネタが存在します。
 冒頭での1980年4月テヘランにおける救出作戦失敗撤退シーンですが、これは現実のデルタフォースがデビュー戦でいきなりコケた、1980年4月テヘランでのアメリカ大使館人質救出作戦失敗事件だと思われます。
 で、主ストーリーは1985年7月でATW機のハイジャック。現実の事件は、1985年6月のTWA機ハイジャック事件です。たまたま乗り合わせたアメリカ海軍軍人が見せしめに殺害されるのも同様です。ただ、現実の事件ではデルタフォースが出動する前に事件は解決しております。

 そう考えると、これはやはりアメリカ政府と軍による啓蒙映画なのかもしれませんねぇ。
 えっ? 考えすぎだって? 
 うにゅにゅにゅ。
 でもね、単純にアクション映画を堪能する分には良い映画だと思うよ。展開はスピーディーだし随所に流れるテーマソングは爽快で格好いい音楽だし、チャック・ノリスは格好いいし。や、詰まるところ、そこなんだな。この映画は”チャック・ノリス”ファンのための映画なんだよな。
 だからリアルさは追求しちゃイカンの。典型的ハリウッドご都合主義&アメリカ万歳映画なんだからさ。


6月2日日曜日  〈かんち〉

 デジカメが治りました。
 サポートにメールして、アドバイスどおり他のPCでCFカードをフォーマットしたら、あっさり認識するようになりました。
 う〜ん、なんだったんだ。


6月3日月曜日  〈かいいのぉ〉

 昨夜から蚊刺されまくる。
 どうやら梅雨入り前に蚊の季節が来たらしい。
 って、ここ最近暑いもんね。蚊だって出てくるよ。
 あ。でも、ここ数年、蚊の出現が早くなってきているのは間違いないよね。


6月4日火曜日  〈4ねん〉

 なんだか最近すごく暑くないですか?
 う〜ん、夏。って感じですね。
 暑いのキライなんだけどなぁ。
 すでに夏ばてぎみ(をい)


 今日で丸4年ですな。


6月5日水曜日  〈そんなわけで〉

 そんなわけで、昨日で4年目突入です。
 これもひとえに訪れて頂いている皆様方のお陰です。この場を借りてお礼申し上げます。


 さて、ネタがない。
 あ。そうそう。奈良市に進出したヤマダ電機ですが、あまり周囲の話題に昇りませんね。この前もお店の前を通りましたが、全く混んでなかったし。平日だったからなのか、見たまんまのとおり客が来ていないのか定かではありませんが。
 ヤマダに限らず、関東から進出した家電店に対する周囲の人の評価は芳しくない。昨年、大挙して進出してきた時は好意的な人が多かったのにね。近くのコジマも土日だというのに駐車場はガラガラ。このコジマの場所は、電車バスで行くにはちときつい場所ですから、駐車場の空き状況が売り上げを物語ってるはず。つまり売り上げはかなり悪いでしょうね。そしてヤマダが進出した場所も電車バスで行くにはきつい。前にも言ったけど、ヤマダまで行くなら駅に近い”J&P(上新電機)”に行くと思う。

 やはり、値札から更に値引きしてくれないのが低評価の一因でしょうね。大阪を中心とした「値切り文化」、いわゆる「デパートでも値切る」と比喩される地域に進出したにも関わらず、店員裁量による値引きがほとんどないのですから。
 例えば、私が使ってるノートパソコンのデビッド君(NEC Lavie S)の場合、発売して1ヶ月後に某上新電機で購入したわけですが、交渉の結果、表示価格から”端数切り捨て&2万円の値引き”でした。もちろん、店員と顔見知りだったということもあるのですがね。(この、店員と顔見知りになるかどうかという事も、東西の家電店には大きな違いがあるんだな)
 この辺の事を改善しないと近畿地方でTOPを取るのは難しいと思う。
 大阪梅田に鳴り物入りで進出し、マスコミでも大きく取り上げられたヨドバシカメラも、最近はパッとしない感じだしね。ま、あそこは立地条件が良いので人は入るでしょうがね。

 ま、そうはいっても、今言ったのは奈良での話ですから、他の地域の店舗はどうなのか知りません。それに西日本の家電店の売り上げはあまり芳しくないし、関東系大手家電店が進出した、という事自体がかなり驚異になってるはずですし。
 今後は、”西日本連合(デオデオ(広島)・上新電機(大阪)・エイデン(名古屋)・ミドリ電化(兵庫)・ベスト電器(福岡))”がどのように推移するか、もうしばらく様子見でしょうな。


 う〜ん、もう6月なんだねぇ。
 あと2ヶ月で奈良ともおさらば。8月下旬には南の島に居ることでしょう。


6月6日木曜日  〈おぉえ〜おえおえおえぇ〜〉

 後輩に対し、昨日のサッカーの試合に関する”うんちく”を垂れる。
 「いやー、むねさん詳しいですね!」
 「まぁね。でも、全然興味無いんだけどね」
 ずてっ(ずっこける音)

 だって、TVニュースも新聞もどこみてもサッカーの話題だもん。興味なくても自然に覚えるって。
 でも、まじで全然興味ないんだよね。サッカーの何処が面白いのだろうか、理解に苦しむよなぁ。
 良いけどさ。しばし我慢の日々だし。
 ま、そうは言っても知らんぷりも何なので、以下の歌を代表選手に捧げよう。


 −君のその手で−

 ♪小さな木でも青空に 伸びゆく自由を持っている
  嵐を支え その木を守れ
  君のその手で 僕のこの手で
  伸びゆく日本の自由を守れ

  緑の島に幸せの 平和な明かり灯(とも)す国
  嵐を支え その灯(ひ)を消すな
  君のその手で 僕のこの手で
  静かな日本の平和を守れ

  桜と富士と父母と 愛しき国よ永久(とこしえ)に
  嵐を支え 汚すな祖国
  君のその手で 僕のこの手で
  愛しい日本の未来を守れ♪

 −航@自@隊(遙か昔の)愛唱歌−


6月7日金曜日  〈しょうしつ〉

 職場のPC内にある仕事上のデータにアクセスしたら、一番重要な今年度分のデータがすべて消失しておりました。
 いやー、ショックです。先週最新の状態へ作り直したファイルばかりなんだもん。
 一太郎やエクセルのデータは比較的簡単に作り直す事も可能だが、アクセスファイルを作り直すのはちとキツイよなぁ。だってそのファイルは俺が作ったわけじゃないもんな。3月に転勤したN先輩が作ったものなんです。

 そんなわけで、N先輩!
 例のアクセスのファイル、まだ持ってたらメールで送ってください(をひ)

 えっ? 半分冗談ですが結構マジですよん。


6月8日土曜日  〈スミマセン〉

■N先輩へ
 素早い対応、サンクスでした。
 あ。でもね、メール受け取る前に、今日の日勤の時にエクセルで作り直しちゃってるんですよね。うふふ。
 あぁ、でも大丈夫ですよ、N先輩。ちゃんと活用させていただきますから。や、ホントに。
 本当にどうも有り難うございました。
 ほんと、持つべきモノは良き先輩ですな(ヨイショッ!)←マッチ風


6月9日日曜日  〈まにあ〉

■軍事マニア
 といっても色々あります。
 つまり強い分野と弱い分野があるわけですね。そりゃそうです。一人で全てをカバー出来る人はそうそういないでしょう。これは、学者に例えるなら歴史学者もいれば数学者もいる、というのと同じですね。しかも一口に歴史学者といったって、メソポタミア文明の専門家もいれば戦国時代の専門家もいるわけで。

 そんなわけで、私は軍事マニアです、一応は。
 一応というのには訳があって、ここ数年、あまり資料等を買っていないので、だんだん最新知識から取り残されているからです。それに加えて昔覚えていた事柄をどんどん忘れていくので、尚更”一応”なわけなのです。

 私の軍事マニア歴は小学生まで遡ります。
 が、一々文章にしていたら長くなるので、購入したプラモデルで私の”指向”を推察してください。

*大戦兵器
【軍艦】
 ・日本[戦艦−大和、伊勢、金剛、空母−赤城、重巡洋艦−鳥海、最上、駆逐艦−雪風、潜水艦−伊401号、他多数]
 ・外国[空母−サラトガ]
【軍用機】
 ・日本[戦闘機−零戦、隼、鍾馗、飛燕、疾風]
 ・外国[スピットファイア、フォッケウルフFw-190]
【軍用車】
 ・無し

*現代兵器
【軍艦】
 ・外国[空母−エンタープライズ]
【軍用機】
 ・日本[戦闘機−三菱F-1]
 ・外国[F-15A、F-14A、F-16、F-18A、BAeハリアー、F-104]
【軍用車】
 ・日本[61式戦車、74式戦車]
 ・外国[チーフテンMk5、レオパルド2]

 てな感じです。
 定番物ばかりで全然指向が解りませんな。


 小学高学年頃になると組織編成などにも興味を示し始めました。
 いまでも良く覚えていますが、小学6年の夏休みに自由レポートというのが有ったのです。
 私が選んだ課題は「アメリカ空軍の組織編成について」というものだった。
 先生は、あまりにも珍しかった(?)らしく、私自らが前に出て黒板を使って詳しく発表させられてしまうという恥ずかしい体験をしました。


 でもホントに最近は忘れちゃってますね。特に大戦物の記憶は大分怪しくなってきてる。さっきも”フォッケウルフFw-190”と書こうとして”フォッケウルフ”がなかなか思い出せなかったしね。
 だから今強い分野は自衛隊と特殊部隊関係だけかなぁ。
 ま、それも一般人から毛の生えた程度のレベルだが。
 う〜ん、ダメダメマニアですな。


6月11日火曜日  〈ん〉

 いや、ネタがない。
 う〜ん。う〜ん、と。

 あ、そーいえば、ネット懸賞で1万円当たりました。マジで。…うひひ。


6月12日水曜日  〈せぶん〉

 不覚にも、ウルトラセブンの新作が発売されていることを知らなかった。
 うにゅにゅ。
 新作は35周年記念作ということで、”EVOLUTION”という副題が付けられている。5月発売の第1弾”イノセント”から9月まで毎月発売される。今度は、EPISODE1から5まで、全5部作なんですな。
 で、なんで俺が気が付いたのかというと、たまたま本屋へ行ったときに「ウルトラセブン”EPISODE:0”」という小説を新刊コーナーで発見したのがきっかけなんです。

 とりあえず、今月の小遣いで先月発売の第1弾「イノセント”EPISODE:4”」を買わないとなぁ。
 ちなみに今月発売の第2弾「ダーク・サイト」が今シリーズ事実上の第1話です。だから”EPISODE:1”となっております。

 にしても、不覚だ。
 次回作が作られていたなんて全然知りませんでした。
 全く、セブンファン失格だなぁ。


6月13日木曜日  〈うるる〉

 朝から妻が「お腹痛い」というので病院へ。
 すわっ盲腸か? と、思いきや、特にそんな事無かった模様。よかったよかった。


 大石英司のページを少し更新。
 さて、今日は他にネタがないのでこの辺で。


6月14日金曜日  〈ぎゃらくてぃかトぶるーのあ〉

■宇宙空母ギャラクティカ&宇宙空母ブルーノア
 某所にてちらっと話にでてましたこの2作品。
 どちらも今やカルト番組として一部の人々の記憶に留めるだけの存在になってますな。奇しくもどちらにも”宇宙空母”という名が冠されてます。まぁ、宇宙空母と聞くと、どうしても言わずと知れた”宇宙戦艦ヤマト”をイメージしてしまいます。やはり戦艦とか空母とかって言葉が題名に付くと、あまり売れる気がしないよねぇ。これが反対に”宇宙@@”だと、そのような負のイメージはあまり湧かないですね。
 ま、このような付属的題名って、覚えてないことが多いですがね。

▲宇宙空母ギャラクティカ。
 内容は、機械帝国と戦いながら人類発祥の地、伝説の”地球”を目指す人類の戦いの旅を描いた作品です。基本はテレビ番組ですが、劇場版が2作も公開されました。ま、テレビ版の再編集ですが…。
 で、簡単に論じれば、これはまぁ、当時流行していた”スターウォーズ”や”スタートレック”の二番煎じ、や、三番煎じ的な3匹目のドジョウ作品ですな。まぁ、それを言うと、日本にも”銀河大戦”とか”スターウルフ”なんて番組もありましたが。
 登場キャラは、敵方の機械帝国はその名の通り”ロボット”です。なんだかダースベーダーのキンキラロボットコスプレのような風貌です。見所は、「人類は地球に無事たどり着けるのか!?」という所です。
 今更な番組なのでネタバレを言うと、無事たどり着きます。
 ラスト、受信電波の監視をしていたキャラがちょっと席を外したとき、誰も監視していないモニター画面に地球からの映像が映るのです。これが、制作者の狙ったシーンでして、受信した映像には「月面着陸に成功したアポロ船」が写しだされている。
 いや、これはホント見所なシーンなんですよ。だって物語は、「遙か未来の話」だと誰もが思っている訳ですよね。それが何と現代の話で、実はその昔人類が知らない太古の昔に栄えた科学文明から移住した人々の話だったのですから。(もちろんそこまで説明は無いですよ。見ている方はそこまで想像してしまう、という事です)
 この作品はかなり低予算だったようです。戦闘機の離発着シーンや被弾シーンなどその他諸々のシーンが、ほとんどの場合、同じフィルムの使い回しでしたしねぇ。ただその割には良くできた特撮でしたけどね。で、まぁ、その良くできた特撮を使い回していたと…。
 でも、わたしゃ大好きでした。全長40cmほどのプラモデルまで買っちゃいましたからね。毎回ハラハラドキドキしながら見てました。大抵の場合、「地球だと思ったら違った」なんてオチで終わるのが常でしたけどね。
 関係ないけど、当時のテレビ放送って、洋物番組(ほとんどアメリカですが)をゴールデンタイムで当たり前のように放送していたんですよね。今じゃあり得ない事だけど。

▲宇宙空母ブルーノア。
 これは宇宙戦艦ヤマトで味をしめた西崎プロが、ポスト”ヤマト”として大々的にスタートさせたアニメ番組です。つまりこれも二番煎じ番組ですなぁ。
 う〜んと、詳しいストーリーは忘れました。敵が居たのかどうかすら覚えていない。題名から言って地球の切り札的宇宙空母なんでしょうけど、その辺の所はな〜んも覚えてない。
 ストーリーで覚えているのは、宇宙空母ブルーノア発進させるために四苦八苦している、というもの。
 この作品のふざけている所がまさにそこでして、ブルーノアはいつまでたっても発進しない。ブルーノアのシーンはいつもドッグに停泊している、というものばかり。何故かというと、船首部分に潜水艦がドッキングして初めて完成するからなのです。で、ストーリーのほとんどが、この「船首部分の潜水艦がブルーノアに辿り着こうとする話」に終始しているからなんです。いつまで経っても飛び立たないブルーノアに呆れて、「いったい何処が”宇宙空母”やねん!」 というツッコミすらしないで去っていった視聴者が多かったハズです。
 結局、ブルーノアが宇宙へ行くのは最終回から数話程度しか無かったように記憶している。でもね。私はこの番組も好きだったんですよね。今から思うと、ほとんど打ち切り状態で終わったんでしょうなぁ。当時の番組は基本的に1年間放映が当たり前だったのに半年で終わったからねぇ。

 そーいうわけで、同時期に作られた二つの宇宙空母に合掌。
 (ちゅーても、ギャラクティカはアメリカではかなりの人気を誇っていたんですがね)
 ま、そんな感じ。
 えっ? もうひとつのカルト的アニメ映画”オーディーン光子帆船スターライト”ですか?
 し、知らないよ。そんな、劇場へ見に行っただなんて恥ずかしくて言えるかって。某西崎クンの”三匹目のドジョウ計画”にまんまと乗ってしまった私の不注意だったんです。一生の不覚です。だいたい中身忘れてるし。勘弁してください。


6月16日日曜日  〈HOTばーじょん〉

 8月の引っ越しへ向けて荷物の整理を考え中。
 哀れ捨てる物品対象品第1号は、ベストモータリングビデオ”ホットバージョン”第1巻〜第39巻(36巻は無し)までの38本です。
 う〜ん、この手のモノはBOOK Offとか行っても二束三文なので、ネットオークションを利用するかな、と思ったのだけど、いくつか覗いたら、出品されてはいるけれどほとんどのモノは、入札数がゼロやんかぁ…。う〜ん、こんな状況の中で出品しても売れるのかなぁ。疑問だよねぇ。
 そんなわけで、思案中。

 みなさんの中で欲しいという人は連絡下さい。検討します。
 ちゅーても、この日記読んでる人の中に車好きが居るのかどうか怪しいモノだが。少なくとも「ホットバージョンってな〜に?」って言う人に売るつもりはないですね。


6月18日火曜日  〈ねむい〉

 や、とてつもなく眠い。

 おやすみぃ。


6月19日水曜日  〈う〜〉

 今日は天気も良かったので、平城京跡で日向ぼっこしながらランチ。

 う〜ん、最近なんだか妙に眠い。
 やはり春だから。う、夏か。
 そんな訳で、今日も早めの就寝です。


6月20日木曜日  〈いちご〉

 テレビチャンピオンでイチゴ。
 どっちの料理ショーでもイチゴ。
 う〜ん、イチゴが食いたい。


6月21日金曜日  〈せぶん〉

 悩んだ挙げ句、ベストモータリングビデオ”HOTバージョン”は引っ越し荷物として梱包されたのでした。


■ウルトラセブンEVOLUTION”イノセント(エピソード4)”
 いきなり怪獣ネオパンドンと戦うウルトラセブン。ウルトラ警備隊を辞めたらしいカザモリ隊員。当たり前のように存在する新隊員のユキ。謎の円盤竜。廃墟と化した地球防衛軍極東支部。

 ”イノセント”は、第1弾でありながらエピソード4という名のとおり、4話目です。そんな訳で、物語中、かなりの変化が有りながら何も説明がありません。説明はエピソード1から3の間に語られるそうです。まぁ、小説の”エピソード0”を読んでいるので大体のことは知ってますがね。
 今シリーズは、前シリーズにも増して”ドラマ性”に重点が置かれているそうです。そりゃそうでしょうねぇ。前作で、「我々人類は地球を侵略した異星人であったことが暴露され、侵略者”地球人”に荷担したウルトラセブンは裁きを受けるため宇宙へ旅立った」のですからね。それをどう決着付けるのかが見所でしょうな。

 う〜ん、出来るだけ早く第2弾”ダーク・サイド(エピソード1)”(今月21日発売)を買わないとなぁ。ちゅーか、21日発売と言いながら、昨日には店頭に並んでいた。
 ボーナスでたら臨時小遣いを貰って買おうかな。良いかなぁ?


6月22日土曜日  〈あへあへ〉

 やる気の見えないスペインが負けたのは当然か。ボールに食らいつくという姿勢がまるで感じられなかったもんな。
 ま、僕の決勝予想はブラジル対ドイツですが。
 ちゅーか、何度も言いますが、僕はワールドカップなんかまるで興味ないんですよ。


■転勤
 夏の転勤。8月20日前後だろうと思っていたのですが、ひょっとしたら8月1日付けになるかもしれない。もしそうなら、いきなり忙しくなるなぁ。う〜ん、面倒だなぁ。とりあえず、荷物の整理を始めるかな。

■歌
 7時からやってた”スーパーテレビ02(以下、略)”ですが、やっぱ昔の曲は良いですね。いや、昔の曲というより、”人生の中で歌謡曲に対いする思い入れの強い時期”とでも言うのかな。
 オレにとっての思い出深い時期というのは、やはり”松田聖子”や”たのきんトリオ”などのアイドル全盛のアノ時代でしょうね。僕の中ではこのアイドル全盛時代以前の歌謡曲は基本的に”古い時代”になるのです。でも、キャンディーズやピンクレディーが古い時代だという認識はあまりないのです。”昔”だとは思います。が、僕の中での”区分け”では、”空白期間”なんです。この空白期間はある種の”カオス状態”という感じ。
 そんなわけで、”完全に古い時代”という認識は”グループサウンズ”以前の時代になってしまいます。
 ちなみに、僕の中では”米米クラブ”以降は全て”新しい曲”に分類されてしまいます。ま、これも歳を重ねるごとに”新しい区分け”がいつの間にか出来上がっていくのでしょうけどね。
 まぁ、そうはいっても正確な区分けが出来ている訳ではないのですがね。この辺の説明は結構難しいんだよね。


6月24日月曜日  〈う〜〉

 今日は岐阜へ日帰り出張してきました。
 恐らく最後の岐阜だったんだろうな。
 転勤も8月1日付けが本命らしいし。


6月26日水曜日  〈ひ〜〉

 そんなわけで、8月1日転勤、という方向で動いております。


6月28日金曜日  〈うるとら〜〉

 ウルトラマンコスモスはえん罪の可能性が出てきましたね。事件当時は映画の撮影で大阪には居なかったそうです。でも、警察は立件するそうです。そりゃそうでしょうね。メンツがありますから。警察にとって、真実は関係ないもんね。無実だろうが何だろうが逮捕したら有罪にするのが警察の仕事なんだもん。無実を証明するために尽力する刑事さん、…なんてドラマの中だけだし。
 ま、それはともかく、事件の真相はどうなんでしょうか。


6月29日土曜日  〈さんい〉

 トルコが三位でしたね。
 ま、興味ないですが。


 さて。快適フレッツADSL生活も残り僅か。
 島はADSLなんか開通しとらんもん。
 フレッツISDNしかないもんねぇ。


6月30日日曜日  〈ゆしょ〉

 ブラジルが優勝しましたね。
 めでたしめでたし。
 って、ワールドカップには興味がないのですがね。


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