平日には、この文章を書くことはおろか、構想を考える余裕もないので、ここのところ土曜日に考えて日曜に書いてアップ、という状態になっている。んなことやってるから文章の質が落ちて、人が来なくなるんだよな。トップにカウンターがあるが、あの増え方だと、ほとんど検索エンジンのロボットなんじゃないだろうか。
今週は、米沢にいる妹夫婦が急に遊びに来てたので、今回はそれもできない。したがって、今回は「録って出し」ならぬ「書いて出し」となる。
NHK の「
サラリーマン NEO」――忙しいとか言いながら、テレビ見てるじゃねぇかよ、という声もあろうが、今や、録り貯めておいたのを週末に見るのが唯一の楽しみ――で、「博多よかばい食品物語」というコーナーがある。今期 Season6 から始まったコントだが、
入江 雅人と田口 浩正が、東京のデパートでの地域物産フェアへの進出をもくろむ福岡の食品メーカーの社員を演じている。
先週の第二話では、ナチュラルな新コンセプトの食べ物として「水おでん」なるものを引っさげて登場していた。これは、デパート側社員である
池田 鉄洋に、「調理前のもの」として一蹴されている。
で、入江雅人と田口浩正の博多弁がエラく自然なので調べて見たら、どちらも福岡出身だった。
そう感じるのは俺が北の人間だからかもしれない。入江雅人は福岡出身というわけでもないようだし。
対する池田鉄洋の方は、二人の気持ちが理解してもらえないのは彼が東北出身だからだ、などと難癖をつけられていた。彼の役が東北弁を話すわけではないが、池田 鉄洋は東京都出身。
「サラリーマン NEO」は、一癖ありながら演技力のある俳優達がまじめにコメディをやってるのでものすごく楽しい。特に堀内敬子を見てるとそう思う。
あと、同分野の番組の「祝女」もそうなのだが、美人がいっぱい出てくるので、そういう点でもうれしい。
中山ネオミさんにだったら踏まれてもいい。
もう一つテレビの話。またアナウンサーのイントネーション。
これも NHK だが、ニュース内の天気予報で、各地の風景をパラパラと流す。
その中で、青森放送局のアナウンサーが、「青森市内の様子なんですが」を:
おぉ、久しぶりに聞いたな。「
よんだ」。これは「必要だ」「欲しい」という意味。
なぜか『語源探求 秋田方言辞典 (中山健、秋田協同書籍)』には載ってないが、『秋田のことば (秋田県教育委員会編、
無明舎出版)』も『本荘・由利のことばっこ (
本荘市教育委員会、
秋田文化出版)』も「用だ」の変化したものとしている。
あんまり耳にしない、と思っていたが、ちょっとググってみたら、結構、使われているらしい。
俺、昔の記事で横手方面の言葉って書いたけど、それは俺が横手の人が使っているのを聞いたからで、『秋田のことば』によれば、割と全県に広がっているようである。
妹夫婦が帰った後、俺も出発。
父親は名残惜しそう――飲み足りなそう――だったが、俺、先週も帰ってるのよ。でもって、今月は俺の自由になる日はこの二日しかないのよ。
晩飯は、土田牧場で買ったハムをステーキに。んまい。糖質カット ダイエットはまったく奏功する兆しがないが、肉 OK なのは本当にありがたい。