今年 (1999) の流行語は“i”であろう。
流行語、というよりは流行接頭辞とでも言おうか。
火をつけたのは、昨年、発表されたアップルの“iMac”であろうが、それ以前に、インターネットが普及して既存メディアに登場する機会が増えたことがあるだろう。インターネットが「
I ネット」と略されることが下地にあったと考えられる。
NTT が携帯電話の新規サービスとして、“iMode”というのを始めた。これで拍車がかかり、現在、情報通信の世界には“i”ではじまる商品が反乱している。
なお、小文字でなくてはならない。
サッカーに端を発して、あらゆるものに“J”がつけられたのを彷彿とさせる出来事である。