ジャンクサーバ構築記
1FD-Linux設定
ハードディスクを別のジャンクサーバ用に使うため、フロッピー動作のLinuxを使いブロードバンドルータ?にすることにした。選んだディストリビューションは、セサミの「IPnuts 3.4 Mosquito」。日本語でしっかりとドキュメントが揃っており初めての扱いでも安心できる。製品版とフリー版があるが、フリー版でも十分な機能を持つ。
Mosquitoは「Webベースの管理ツールから管理できるようにされたNATボックス用のディストリビューション」として作られており、インストールさえ済めば設定は比較的し易い。が、前に述べたこのジャンクサーバの構成では、すぐには動作しない。2枚のNIC・3C509のドライバが標準で組み込まれていないため、これを組み込む必要がある。
ここにあるマニュアルを参考に作業を進める。
- まず、ベースとなるファイルをダウンロード。
- ダウンロードしたファイルを展開し、exeを実行し起動用FDを作成。
- ここから3c509.oモジュールをダウンロードし別のFDに保存しておく。
- ここからeditor.lrp、libncurs.lrpパッケージもダウンロードし、先のFDに保存する。
- 起動FDで起動。
- ログイン後、モジュールを保存したFDをmountする。
- モジュールを所定の場所に保存する。
- insmodでモジュールを組み込む。
- FDをumountし、エディタ用パッケージ2つを読み込む。
- モジュール設定ファイルを編集する。
- modules.lrpを作成し直しFDに保存後、再起動。
- インストール終わり。
次に、WebAdminにてNICの設定をする。
2002年8月9日 更新