軽井沢へのパークアンドライド構想
軽井沢へのパークアンドライドとしての碓氷峠復活構想
碓氷峠の群馬県側の登り口「碓氷郡松井田町坂本地区」には、温浴施設「峠の湯」、「くつろぎの郷」
等の施設があり観光客で賑わっています。
松井田町は、鉄道文化村から峠の湯まで、観光鉄道としてトロッコ列車のようなものを走らせようと計画しています。
平成14年度予算に観光鉄道のプラットホーム3カ所の調査・設計費を計上、3億円の起債も承認され平成16年度の開業を目指しています。
峠の湯駅は、勾配地を削って平らにしてプラットフォームを造成する。
車両は、2軸のレールバス形態のものになるか、ディーゼル機によるトロッコ牽引になるか、情報は不明ですが、かなり具体的に検討されている模様。
「くつろぎの郷」、「峠の湯」全景
丸山変電所前を通り「峠の湯」に至る信越本線の線路跡。
旧上り線は、軌道敷きを舗装され、アプトの道遊歩道へ、
旧下り線は、鉄路が健在。下り線を使用して単線運転で観光鉄道として復活。
峠の湯付近に観光鉄道の新しい駅が作られる予定。
パークアンドライドのための駐車場は、この地域に用意すればかなりの収容能力がありそう。
しかし、軽井沢へのパークアンドライドのためには、上記のような輸送力のない観光鉄道形態では対応不可能です。
大勢の人を待たせずに迅速に輸送するためには、ある程度高速で勾配区間を粘着運転で上り下りできる登山電車型の車両で、発着便数もある程度の本数が必要となります。
碓氷峠はトンネルが多いので、上記観光鉄道のような○○重機製のディーゼル車では、排ガスの点で快適ではないでしょう。
峠の湯・軽井沢間は、本格的な電化路線での復活に期待します。
軽井沢・峠の湯間が成功すれば、横川まで延ばすことにより公共交通機関としての復活が実現します。
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