生き残った車両たち(しなの鉄道)























しなの鉄道の169系

軽井沢駅にて              戸倉駅にて(写真 小川貴史氏)



信濃鉄道の営業成績

 ’97年10月の開業から半年間の営業成績

輸送人員647万人(1日平均35,500人)

営業収益 13億9100万円

営業費(人件費、経費、減価償却費、諸税) 18億2800万円

差し引き、 4億3700万円の赤字、年間で8億以上の赤字が見込まれる。

 第3セクターの赤字は、地方自治体が負担、即ち税金から支出されることになる。
民間企業であっても公共交通機関であるJRは、新幹線のような儲かる路線だけやって、特急が無くなって儲からない在来線から手を引くやり方は、容認されて良いものだろうか。
 新幹線を作れば、在来線特急は廃止せざるを得ない。特急がなければ、在来線のほとんどは、赤字に転落する。赤字路線は自治体に押しつけるか、廃線にしてしまう。
新幹線至上主義で本当によいのか、改めて考えてみる必要がある。




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