第1Rの森永ラムネは、なかなか溶けなかったので、その教訓を生かそうと思って、 今度はなるべくラムネを細かく砕いてみた。 ところが意に反して砕かなくてもみるみる溶けていくではないか! 恐るべし、あべっ子ラムネ おっと、こんなところでビビッてはいけない。気合いを入れて一口飲む。 あっ、おお、こ、これは 、 本当にファンタグレープの味がする! これはもうすごい。まさかあのコーラの味からこんな味に変わるとは思わなかった。 これはもう、すごいを通り越して まさに感動 である。その場にいた4人全員がこの味を認めた。これは本物である。 ここで終っていれば、後々の悲劇を味わうこともなかったろうに、と今は思うのであった。