FUJI ROCK FESTIVAL '00
RED MARQUEE
7.28-30 21:00-05:00

 

TOTAL REPORT

レッドマ−キーに入り浸り!(30日もいたけど)29日はすごかった。DAVID HOLMESのDJが予想してた以上に凄く、最初はおとなしめのハウスチューンとかから始まり、後半にかけて、アッパートラックで踊らす踊らす!!次が卓球だっただけに人の集まりが凄かったですが、後ろの方もかなり踊ってました。(DJではベストアクトでした!)で!卓球にバトンタッチ。と思いきや、、なぜかしょっぱなからして、イマイチ。(卓球ファンの方すいません。)なんで、即、行こうかどうしようか迷ってたホワイトステージのRUN DMCへ走って行くことに。着いてみると、ナイスタイミングで始まり出し、(“WALK THIS WAY”しか知らないので、不安ではあったけれど)ものすごいSHOWステージング。いつのまにか、自分も勝手に手をあげてました(笑)最後の方なんか、メンバーの着てるT シャツにサインをして、プレゼントするなど(もちろんアディダス!)盛り上げ上手というか、やっぱり「KING OF ROCK」なんだなぁ(笑)と大満足でした。でそのRUN DMCが終わるや否や速攻レッドマ−キーへ引き返し!これまたナイスタイミング!卓球は終わり、あの!APHEX TWINことリチャードD ジェームスのキテレツDJがすでに始まっていてものすごい人だかり。前の方まで行くが、ステージには誰もいなくて(見えなくて)もう、その時点でカリスマぶりを発揮してるなぁと必死になってステージの方を見ました。とりあえず、選曲がてんでバラバラ。グレゴリアンチャントみたいなのをかけたかと思うと、ビートナッツ(HIP HOP)をかけてみたり!でも最後の方はリフレックスなブレークビーツで踊るというよりは、聴くに近い感じでした。ちらっと彼が見えたかと思うとフラッシュの嵐!なかなかお目にかかる機会がないだけに、みんな必死になってカメラに収めていました。そして!!今回大評判だった(当たり前です!)LUKE SLATERのLIVE!かなり前に方へ行き踊り狂う!個人的に楽しみにしてただに、言う事なしでした。っーか記憶が無いです(笑)なんか、泣きそうになった事だけしか憶えてなくて感無量でした。最初はゆっくりブレークビーツもの。後半アッパーフロアキラートラックの嵐とでも、言いましょうか。アンコールもありました。で!友達が楽しみにしてたDJ WADA(EX CO-FUSION)。彼独特のドラムビーツにエッジの効いた激ミニマルトラックで、これまた、フロア爆発。私はルークで燃焼したので、はじの方でしばし寝ることに。ウトウトしていると、DJ WADAに大満足の友達が帰ってきて、カールクレイグにDJが変わっている事を教えてもらう。インナーゾーンオーケストラ(彼の別名ユニット)調の静かめの選曲。デトロイトを期待してただけに、ちょっと以外でした。もうその時点で朝の4時頃。猛烈な眠気の為にレッドマ−キーを後にしました。なんとも超豪華なクラブイベントだったと思います。来年は今年以上のメンツをどうやって呼ぶのか、楽しみです。【SISSY】

DJ RICHARD D.JAMES (aka AphexTwin) & DJ GRANT

今年はDJとして出演したAphex TwinことRichard.D.James。が、その日の内容はDJとはとても言えないもので、おそらく未発表だったり、直前に適当に作った自作曲をDATかCD-Rに落として、客には全く姿を見せずに流し続けていた。曲は、とても踊れない超絶高速変則ビートに、ダサダサ紙一重のシンセ音を被せた、お馴染みAphexサウンド。当然リズムの繋がりなどなく、一曲ごとに終わっていく。はっきり言って音楽として楽しめるものではなかったのだが、僕は凄ざましく感動した。フェスの祝祭的空間に、巨大化したテクノシーンに、膨れ上がった自分のパブリックイメージに、そしてそれを期待して観に来たたくさんのオーディエンス一人ずつに、御丁寧に唾を吐くような悪意と苛立ちに満ちたサウンド。おそらく彼が楽器やマイクを手にしないのは、そんなもんでは表現出来ないくらい苛立ちに満ちているのだろう。そしてそれなのに、いや、それ故にApex Twinの音はあんなにも美しく聴こえるのだろう。SexPistolsや初期のJesus&Mery Chainのライブとは、こんな感じだったんじゃないだろうか?と、思わせる素晴らしいライブ(?)だった。【竹内知司】

イベントでも、初回のフジでも姿を見せなかったリチャード。でも今回は姿を現わし手を上げオーディエンスを煽っていた。テクノDJにありがちなみんなで楽しく踊ろう!って感じがないところが彼のいい所。ガリガリテクノを聞かせてくれ、顔も見れて満足した。【矢野】

いやぁ〜、リチャード。姿現わしてましたねぇ〜。いきなり大男が立ち上がって腕回しはじめた時には目を疑いましたよ。新曲もかなりやったみたいだけど、私には判断不可能。(すんません、曲の区切りもイマイチわかなんなかったりするのよ〜)でも、頭で聞くものじゃないからね。気持ちよければOKなのさ。【浦山】

LUKE SLATER 

真夜中のレッドマーキーは大盛況。テクノ世界では有名な人らしいんだけど、私は全然知らない人。でも、そんなこと関係ナシ。入口辺りで輪を作って踊りまくった。踊る人を見るのも踊るのもハイになって楽しい。テクノは踊る1人1人を主役にさせる。アーティストはそれをサポートする空間をつくり出す人。ルークはそんな空間を上手くつくり出す人だった。【矢野】

フジロックの熱い祭りは3日間ノンストップで続く。真夜中もレッドマーキーでワールドレストランでオアシスで人は笑い、踊る。参加者の私達は、その中で自分達の楽しみを選択していけばいいのだ。疲れた身体と反比例してギンギンに冴えた目をもって、踊りに行く。トランスに落ちた頭が踊れと指令をだす。そうすると勝手に手足が動くから人間の身体ってよく出来てるわ。ルークに関しての知識は皆無だけどハッピーな音を出す人だと思った。今回のフェスもハッピーのテンコ盛りだわ。【浦山】

 

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