いざ行かん、2000日本選手権シリーズへ
長嶋VS王・頂上決戦

ジャイアンツの日本シリーズはプラチナチケット
2000年9月上旬
 ジャイアンツのセリーグ優勝は確定的となった。今年は東京ドームにいくぞ!

 4年前、1996シーズンを思い出す・・・。前売りチケット発売日、早朝4時ごろ、先に東京ドームを偵察。結構並んでいる。この人達の大半は昨日の最終電車で来た人達。有楽町SOGOのほうも穴場ではと、偵察。事前情報で、発売はこの2カ所。こっちも結構並んでいた。どちらを選ぶか?。枚数はドームが絶対多いはず。と、踏んで再びドームに戻るころ、始発電車が始まり、急速に人の列が成長し始めていた。やばいっ。水道橋の裏道に車を放置、迷ったが第1戦に並ぶ。
 5時半過ぎだったか6時だったか、"雅夫さん"やや遅れて到着合流。すでに列最後尾は飯田橋駅のほうが近い。無論列は各試合別で、4列あり、初戦が最も長い。
 10時前くらいに、動きあり。整理券配布。これには通し番号があって、なんと第1戦の11000番台。これでも見た目には全然前の方にいる。集まった人の数はものすごい。数十万はいる。
 1人2枚まで購入できるので、前に22000枚いることになる。果たしてこのドーム売場では何枚売るのだろう。と心配し始めたら、この整理券は後の購入順位を決める、"抽選順位整理券"だった。
 昼ごろ、抽選開始。半分の人は"ハズレ"るらしい。私は当たった。"購入順位券"ゲット。なんと順位1100番台、ジャンプアップ。相棒の雅夫さんは見事にハズレ。
 このしくみでは、前の日から並んでもいても半分の人ははずれ、先頭の方にいても、購入順位とは関係ない。私はラッキーにもS席1塁側2枚をゲットしたのでした。"引き"が強い。

 観戦した初戦、イチローにHRを打たれ(始めて聞いた"イチロー"コールにちょっと感激。)負け。その後も良いところなく、優勝は4-1でオリックスに持って行かれてしまった。6戦7戦にしていたら、努力がフイになるところ。
 でも、日本シリーズの雰囲気は最高!
2000年9月24日(日)
 まさに、奇跡の逆転劇にて、ペナント優勝決定。
 9回表まで0-4を、満塁から、HR2本でサヨナラ〜、5-4。
 感激。、TV中継は、オリンピックとかぶっていたけど、観のがさないでよかった。
 今年もチケット獲得するぞ。
いよいよ戦闘開始
2000年10月10日(火)
 雅夫さんからの情報により、本日10時から電話とインターネットにて販売と判明。会社の私のPCはLAN経由128K、単独回線64Kのどちらでもネット接続可能。アパートはアナログ36K、会社のほうが有利。9:30会社に着き、接続テスト。やや繋がりにくい。"e-チケット"の説明読むと、"先日までに会員登録シテおけ"と書いてある。なんだ、ヤバイじゃねえの。
 9:40、雅夫さんよりTEL。彼は会員登録済みだが、すでに全くサイトに入れないとのこと。アナログは無理と判明。彼からIDを引継、私が挑戦することにし、あわせて非交換機経由の電話1本も並行する。彼は家庭電話2本で挑戦。互いの状況連絡は携帯電話を使う作戦。
 彼の情報では初日分と2日目以降で電話番号が違うというので、私は初日分、彼は2日目以降担当に。これが、彼の勘違い。2日目以降とは第2戦、6戦、7戦分のことではなく、翌日10/11以降の予約番号だった。
 10:00戦闘開始。電話もネットも全く繋がらない。最初のころはいろいろな電話番号にかけてみた。先の間違いの為、多少ロスが発生。
 11:00雅夫さんからTEL、"2日目以降番号"の意味訂正の連絡。また、"やってもうた状態"。彼は昔からこうゆうことが多い。大変なロス。
 このころから"ただいま、この電話は大変込み合っています・・・"アナウンスから時折、"プー、プー、プー"の話し中が現れ始めた。接続は近い。
 ネットのほうは128Kでも64Kでも、最後までいけない。試合日選択より先へ入れない。それでも、電話リダイヤルと、マウスクリックを交互に繰り返す。
 11:30すこし前、コール音?。"チケットぴあですぅ"、んっ、あっ、テープじゃなくて、女の子か?。"あの、シリーズのチケット・・・"こっちが話すと反応する。ほっ、本物だぁぁぁぁ、やったー。 しかし、もう「外野自由席子供」以外は、オシマイ。 直ぐ雅夫さんに、チケットぴあ終了、別会社への変更を通告。
 その後15分くらい経過。コール音だ。ただ誰も出ない。んっ、番号違いかな、切ろうかな。20回ぐらいのコールの後、"ローソンチケット・・・云々"テープの声、"自動応答・・・・180秒ごとに10円・・・"、きたっ、きたっ。
 しかし、1、2戦は完売、6戦に進む。S席1累側終了、A席1累側終了、B席1累側終了。C席1累側でやっと先に進み、枚数選択。4枚、ダメ。3枚でもだめ。ヤバイ、ぐずぐずやってると無くなりそうな気配。2枚は試さずに思い切って、B席3塁側に挑戦、こっちのほうが穴場かも。枚数選択もはじめから最低必要枚数の2枚でオーダー。無事通過。
 雅夫さんに6戦B席2枚GETと、空き席情報を通報。他の会社に再アタック開始。12:45頃"CNチケット"の自動応答で全て売り切れ判明。可能性残るは、"ローソンチケット"、"eーチケット"。雅夫さんに連絡。彼は戦闘継続。
 私はもう疲れたので、仕事することにした。たとえ第7戦目を取れても、"空振り"になる公算は非情に大きい。
 あと30分くらい、早ければ、A席を取れたかもしれないが、おそらく1、2戦全く歯が立たなかったと思う。
 6戦までやってくれるかな。これで、"決まったら"最高!
 翌日のニュースでは"eーチケット"が最後で、売り切れ時刻は14:30ごろと伝えていたので、ここが、一番在庫あったのかもしれないし、回線が少ないのかもしれない。"チケットぴあ"は在庫が少なかったのか、"女の子応答"なので処理が早いのかもしれない。なにせ、"自動応答"は時間かかる。
 結果論からいけば、最初から"チケットぴあ"を外せば良かったかもしれない。最初の大事な時間帯に、最も多く時間をかけてしまった。
 シリーズのチケット入手は"勘"、"咄嗟の判断"、"粘っこさ"が必要。
絶対手に入れる意気込みも。まさに、戦闘だ!
 
 夜:GYMで運動後、広尾のローソンでチケットに引き替え。あの変な機械始めて使った。チケット自身はファックスで出てきた。これで座席位置判明。ベンチよりかなり内側あたりか?。
 ドームのHPに座席表の画像あるけど、かなり、意味不明、位置曖昧。作ったヤツは"一本毛が足りない"。(チケットには41番ゲート9通路3塁側2階14列89と90番、よく位置は解らない。)
なんと、もう1試合分もゲット
 2000年10月20日(金)
 14:00過ぎに吉報舞い込む。
 雅夫さんからTELあり。「日曜の2戦のチケットはいったぜ!、詳しいことは当日・・・。」
 シリーズに2回もいったら、今年の10大ニュースだ。
 第2戦 観戦記
 2000年10月22日(日)
 昨日の第1戦は、TVに釘着け。惜しいところで巨人の負け。"ダイエー結構は強いな"の印象。ま、いつもの長嶋さんの"勘ぴゅーたー"かイマイチだったこともある。さして気にせず。
 2戦目に勝ってくれれば、ほぼベストな展開。第6戦も開催される可能性が非情に大きい。
 本日の観戦はいやが上にも、舞い上がって、"いざ行かん"

 1996年以来の東京ドーム。昔抽選やった広場にホテルが出来てる。
 17:20分過ぎに泉君(チケット持ってくる)と合流。座席は1塁側B席、慶喜くんのほぼ真横。前から12列目。まずまず。ドームの雰囲気は大好き。早速、酎ハイ買って、飲み始め。間もなく、選手紹介、始球式。このチケットはチケット販売会社の関係者から入手とのこと。正規値段。

 肝心のゲームは・・・。4回までは、るんるん状態。気分最高。緊迫感も残しつつ3点リード。"メイ"もしっかり。5回ホークス攻撃、この辺で、"トイレと、たばこをすませとこう"。
 ここで全てが変わった。戻る途中に大歓声・・・"。メイの悪送球"から、もうあとはぼろぼろ。守備位置も裏目、手も足も出ない。後は酔っぱらってて・・・。

 最後まで、座り続け、球場を後に・・・。22時くらい。
水道橋の"例の焼き肉屋"並びの"天狗"で一杯引っかけ、24時近くに部屋にもどる。

 これでは、6戦の"プラチナチケット"が、単なる"紙幣"に戻ってしまう。
ドームに帰ってくる可能性は極めて低くなってしまった。
 第6戦 観戦記 長嶋東京読売巨人軍・日本一へ
 2000年10月28日(土)
 東京で連敗、福岡で3連勝・・・。奇跡の実現へ。
 長嶋さんが、東京ドームへ帰ってきてくれるとは。もう感激。どっちが勝ってもいいから第6戦開催して欲しかったが、もしや、本日、"胴上げ"か。
 紙屑になるやもしれぬと危惧したチケットは、奇跡のハイパープラチナチケットに。
 昨夜の高橋尚成の完封劇から、やや興奮状態。ダイエー小久保は痛々しいが、しょうがない、ここまで来たら勝負。
 朝も早めに起き、ジムへ行き、早めに"すかっしゅ"をし、14:00に一旦宅、軽く食事、洗濯など済ませ、いざ、頂上決戦の戦場へ向かわん。
 今日のTV中継の解説、江川、山本浩二、中畑。これ聞きたいので携帯ラジオを買いつつ、16:30ドーム着、今日は2回席中程ほぼバックネット裏。大変よく見える。まだ、ダイエーの打撃練習中。・・・あまり、飛んでない。酎ハイを飲み始め、3杯くらい目で、試合開始。相棒はまだ来ない。序盤はまた、慶喜のゲッツーゴロなどで、チャンス生かせず、3回逆に永井にヒット打たれたことから、先取点を取られてしまった。しかし負ける様な雰囲気が全くない。
 その裏今度は、メイに四球、これが事の始まり。仁志の2塁打で直ぐ同点、後藤の進塁犠打、清原のラッキーぼてぼて3塁ゴロで逆転。極めつけは"あの渡辺"から松井の2ラン・・・。もう、万歳万歳!、お祭り状態の中、相棒到着電話。えーい、いいところで来やがった。ゲートに走っていってチケット渡し、また走って戻る。
 正直この辺からの展開はあんまり覚えていない。ドームはお祭り騒ぎで、誰も長嶋さんの勝利を疑わない。都合7〜8杯ぐらい酎ハイのんで、バカ騒ぎ。5回以降は得点毎に万歳万歳!。締めくくりはに桑田に投げてもらいたかったが・・・。
 ただならぬ雰囲気の中、いよいよ、歴史的瞬間。20世紀の締めくくり。場内放送なんて何にも聞こえない。東京読売巨人軍、いや、ミスタープロ野球、長嶋さん胴上げ!。
 表彰式が終わり、22時くらいに小雨降る球場をでて、勢いで記念Goods(マグ、タオル、長嶋シャツ)を買い、駅前の天狗で打ち上げ!(岡崎選手の焼き肉やはまたも貸し切り)。
 最終電車近いころ、部屋にもどるも、関連放送TVを探して見まくり。
チョット失敗だったのは、TV中継を録画しとけばよかったこと。この試合のテープがあったら、何回も"旨い酒"が飲めるのに!

 "ミスタープロ野球"長嶋さんは20世紀の僕等のヒーロー。
 また、21世紀最初の来年も長嶋VS王が観たいっ。!

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