「旅は犬連れ」出版までの短くて長い道のり…実は色々ありました。
無事に本が出せた今となっては裏話としてご紹介できますが、実は、出版は無理かもしれないと思った時期もありました。一部ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、改めて裏話、聞いてください…。
【「旅は犬連れ」出版への道、そして挫折】
実は、「旅は犬連れ」の原稿は、株式会社碧天舎の「第2回旅物語コンテスト」に向けて書き上げられたもので2005年12月に、、コンテスト応募作品「旅は犬連れ〜シャーリとのアシャッフェンブルク留学記」が、「第2回旅物語コンテスト」に入選したと発表があり、共創出版のお話を頂きました。。
コンテストの入選発表はこちらから→第2回旅物語コンテスト結果発表
2006年1月から、本の出版へ向けた作業が始まりました。碧天舎の担当者の方々は、みなさんとてもよくして下さり、6月20日の発売を目指して順調に本作りが進んでいました。
ところが、碧天舎から3月14日に、スケジュールの変更があります、というFAXと書簡が届いた2週間後の3月31日に、碧天舎は自己破産してしまいました。
4月6日に開かれた債権者説明会では、わたしと同じ境遇の著者の方が大勢出席していました。
碧天舎の破綻により、本の出版は宙に浮いてしまいました。
【「旅は犬連れ」復活】
どうしようかと途方にくれていたとき、ある方がお手伝いをしましょうと、申し出てくださいました。
そして、それからは急展開。
お手伝いという控えめな表現がとても似つかわしくないほど、強力なバックアップを頂き、あれよあれよという間に「旅は犬連れ」出版の話は進みました。
結局は、碧天舎から出版予定であった6月20日よりも早い6月1日に発売できることになったのです。展開の速さに、本人がついていけないほどでした。
それでも、「旅は犬連れ」は、この方なしには陽の目を見ることはなかったかもしれないと思うと、
ここに、改めて、感謝の意を表したいと思います。Special thanks to Mr. TN
de La-Mancha !!!
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