K
I DSpresented by 「B girls」
「で、ふねにもどったはいいですよ。でもこっからどこいくんです?」
サニアはさっそうと操縦位置についた。
「さぁ?」
一同、同時に首をかしげる。
「さぁって...それじゃこまります!」
「いいじゃんこまかいこと気にしてたら長生きできないわよ!
あんたそんなんじゃ立派なおとしよりになれないわよ!!」
マリィよまたおとしより話かい...
「...まだ近くにいるんじゃないのか?」
ヤナギがめずらしく話し合いに参加するようだ。
こんなことは、やる気になった
なまけもの(動物)をみるくらいめずらしいものかもしれない。
「マリィちゃん、そのペンダントつかえばいいんじゃなぁい?」
なんだか知らんがこのヒトは疲れるということを知らないようでいつでも元気だ。
「これをどうつかうのかなぁ?」
サニアはジロジロとそのムラサキの石を覗き込む。
「これに居場所かいてあるとか?」
「ん〜〜♪これがしゃべるとかぁ?」
「...なげて表が出たら右..とか?(笑)...」
それぞれ勝手なことをいいあう三人。
「よし、それでいこう!!」
思い立ったようにマリィはたちあがりムラサキの石のついたペンダントを
てにもつ。
「それって、どれです?」
マリィはおもむろにそれをいきおいよくなげた。
ポチャン
水音がした。
沈んでゆくペンダント。
「あらぁ♪マリィちゃんたら腕力、円盤投げの選手みたい〜(微笑)」
「..さて表か?..裏か?..」
「まえからずぅぅぅぅぅっと思ってはいたけどぉ
やっぱあたしだまされてるう、いいヒトたちがいるってうわさで参加したのに
こんなのばっかしぃ!!(泣)」
サニアは茶色髪をつかんで もういやぁ という仕種だ。
「今ごろ気づくなんて、サニアちゃんらしいわぁん♪」
「ひっどい、そんな言い方しなくっても」
「あら♪ほめてるのよぉん」
いつでもお気楽なシエラおもいっきりの笑顔でそういう。
「...サニア、シエラに勝つのは無理だ...」
どうやらヤナギはもうやる気をなくしたらしく
ぼんやりしている。
「どおして?」
眠ってしまいそうなヤナギの身体をゆすって尋ねる。
「...シエラによって生かされているようなもんだからだ(笑)..」
「はぁ?」
ヤナギはとうとう夢の国へと旅立った。
すぅすぅと眠ってしまった。
「それにしてもどうするんですか??」
サニアがペンダントがおちたあたりをのぞきこんだ。
「あれがないと、琥珀ちゃんがすくえないですよ!」
ぐごごごごごお
水のそこから音がする。
なにか巨大なものがうごめくような??
次回につづく
ああ、海 行きたい〜99/7/27
あとがき
すごい、おそくてスイマセン(って毎回かいてるような...) 夏、ですなぁ 暑いよぅ、でも寒いよりましです。
KIDS第5弾!!もう5弾なんですねー。でもまだ終わらないんですねー。 これからどーなるマリィ、そして巻きこまれるシリウスのメンバー。 もうサニアちゃんの味方(?)はヤナギだけなんだから、寝ちゃだめですよー。 では今回もDIVAに感謝をこめて・・・
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