KI DS


presented by 「B girls」

NO,3「『たち』はやるといっていない」


「おばあさまのお家はこちらのほうでいいんですか?」
「ええ、ここを右にまがってすぐですよ。」そのおばあさんはやんわりとした口調でそういった。
「すぐすぐってさっきっからなんども聞いたわよぉ。」
さすがにシエラからも文句がで始めた。
「うるさい、浮いてるくせに文句を言うな。魔女。」あいかわらずマリィは強気である。
「それに、魔女じゃないっていってるじゃなぁい♪『魔道士』よぉ。」
どちらでもいいじゃない。っといったふうにマリィは「まだ見習いのくせに」いうと飄々とあるきつづける。
「あ…。人がくる。」
ヤナギが前方を指差した。
フレアーのロングスカートの女性が走りよってきている。

「砂姫(サキ)さん。」
そのおばあさんはつぶやいた。たぶんその女性の名前だろう。
マリィの背中か降りるとその女性にはしりよっていった。
「おばあさま。大変なんです!」
うるうるとした目でおばあさんにだきついた。
「おちついて、砂姫さん。」とんとん と、砂姫の背中をたたいた。
「琥珀(コハク)が 、琥珀がこのあいだの人たちに…。」
「まぁ、なんてこと。」一瞬にしておばあさんの血の気がひいた。

「どうしました、私たちにできることがあればいってください。」
マリィは意気揚々と手を差し伸べる。

「『私たち』の『たち』って…。私たちのことか…。」
ヤナギがシエラとサニアをみる。
「ああ、また、始まってしまうのねぇ♪」

            kids2.jpg (16889 バイト)

「あの。またってどういう??」
ひかくてき新入りのサニアにはさっぱりわかっていないようだ。
「艦長は…おじいさんおばあさんを大切にする人。…なぜならマリィのおじいさまを
とぉぉぉぉぉ(息つぎ)っても尊敬しているから…。おじいさんおばあさんを
ほっとけない人なの…。(どんな人だ)」
「はぁ…。…そっそう?ですか?」サニアは、あたりまえだが まだ納得しない様子だ。
「今度はなにをするのかしらぁ♪ゴミ拾いかしら?それとも国家をつぶすのかしら♪
そしてどこへいくのかしらぁ♪となりのお宅かしら?それとも幻の神殿とか?」

「ゴミ拾い?それとも国家をつぶす??そんなはばひろいんですかぁ。」
サニアは妙なところで感動していろようだ。

「おくっていただいてありがとうございました。
でもこのことにあなたがたを巻き込むわけにはまいりません。」
おばあさんはきぜんとしていた。
ずいぶんと上品な雰囲気で、この のどかな景色ににあわないほどだ。

「ただごとじゃないわねぇ♪」
「…たぶん…ね。」
シエラとヤナギが聞こえないくらいの小さな声ではなす。
「…かかわらないほうが…いい。なんとなく。」
「私もそうおもうわぁ。」
シリアスな空気が2人のあいだをつつんだ。

「まかせてください」やたらに威勢のいい声。

          kids1.jpg (10802 バイト)

「ひっひきうけてる!!?」
「5秒前のシエラとの会話…無駄??」
「もー、マリィちゃんたら親切なんだからぁ(微笑)」


次のページ


アンパンマン 。メロンパンナちゃん。…チョココロネちゃん(想像不可)99/4/2


あとがき

いやぁーずいぶんとあいだがあいてしまって、もうしわけないです。
ってこれ読んでる人っているのかな(笑)

これ、ほんとは1話分の3分の1の量だったのが
うちこむときにキャラクターが暴走をはじめ1話分に…
ああ、とんでもないもんを書いてるきがしてきた(笑)

というわけで、まあ あと2話分はストックがありますね。
ヨカッタ ヨカッタ

今回の隠れたポイントは
本文の「もー、マリィちゃんたら親切なんだからぁ(微笑)」の(微笑)だろう、とおもう。
あとチョココロネちゃん

ああ、だんだん私まで暴走してきた?!

でわ、また

DIVAのホームページへ行こう
ここにはDIVAが書いたほかの小説が読めます。
DIVAはただいま封神演義のボイス&CGをぼしゅうしています。


扉にもどる   〜小説〜にもどる