お気に入りの草花たち
やっぱり一年草!
イングリッシュガーデンのブームがあったせいか、昨今は「宿根草の庭がおしゃれ」ということになっている気がします。そして一年草は、パンジーや四季咲きベゴニアのように公共花壇向けのものでツマラナイ、と思われているような・・・。こうなるとよけいに援護したくなるというもの。宿根草のように毎年花を咲かせることはありませんが、そのぶん長い間、花を咲かせ続けてくれるので手抜きガーデニングにもぴったり。私のおすすめ一年草をご紹介します。
リナム
アカバナアマとも呼ばれている、秋まき春咲きの一年草です。青い花を咲かせる宿根草のリナム(ペレニアルフラックス)が有名ですが、こちらはしっとりしたツヤのある、赤い花弁が何とも言えぬ美しさ。茎は細くすらりと伸びて、その先に花が咲きます。種をまいたときは、小さなうちに先端をちょっと摘んで(摘心)、枝分かれさせるのが花をたくさん咲かせるこつです。
ラグラス
バニーテール(うさぎのしっぽ)の品種名のとおり、ふわふわの穂が何本も出る秋まき一年草。やわらかなネコジャラシといった感じでしょうか。発芽率もよくて育てるのは簡単。うれしい悲鳴は、こぼれ種でたくさん芽が出ること。冬の寒さにしっかり当たっている間に、株がとっても大きくなります。鉢花状態のものが、昨年店頭で1鉢800円。これは種まきが絶対オトクです!
ダイアンサス‘ブラック&ホワイト’
ほぼ黒に近い花弁の縁取りは白縁。おまけに細かなギザギザのついたエレガントな八重咲き品種。ニュージーランドのKing's Seed社から出ている絵袋入りの種を秋まきしたところ、4月末から咲き始め、梅雨前まで楽しめました。よく似た花がトンプソン&モーガン社からも出ています。
GARDENING

私の庭のこと

お気に入りの草花たち

COLUM