ガンジス河でバタフライ



長澤まさみが「ガンジス河でバタフライ」してた。ほんとににごった河に飛び込んで泳いじゃったよ。水飲まなかったかな。

脚本は宮藤官九郎で、お母さんが「吾輩は主婦である」から竹下景子、「タイガー&ドラゴン」から銀次郎(塚本高史)とジャンプ亭ジャンプ(荒川良々)がかけつけた。特別出演の中谷美紀は、3冊シリーズの紀行エッセイ『インド旅行記』(幻冬舎文庫)を書いているのだとか。

ストーリーは、海外旅行したこともない女子大生(てるこ)が凝る肩(コルカタ)に降り立ち、バラ梨(バラナシ)へ行ってドボンと飛び込むというたわいもないお話。数ある旅体験記の映像版だ。

インドカレー屋の話が出てきたところで、てるこは爆笑問題の後輩だとわかる。それに宮藤官九郎とは同級生なんだと。

インドのトイレから日本にいる家族と携帯電話で話せるなんて、現代は距離感が薄いなあ。一人旅ではなくても、3週間のインドロケは、20歳の長澤にとっていい経験だったろう。今度はひとりで行ってごらん。

そういえば「深呼吸の必要」(2004)では、沖縄の離島でサトウキビを刈っていた。若いうちにいろいろ体験できてうらやましい。

このドラマを見て、インドへ旅たつ女の子がどのくらいいるのかな?

(2007-10-09)