デュオの時代



1982年の特集番組あり。ふだんはこういうの見ないのだけど、あみんの「待つわ」がヒットした年だから。インタビューもあり、再結成後の歌声を聞かせてくれた。

それから幾星霜、ふられたときにそれを待つ人はいなかった。なかなか歌のようにはいかないものだ。

紙ふうせん「冬が来る前に」、ダ・カーポ「結婚するって本当ですか」、シモンズ「恋人もいないのに」など、デュオの曲には記憶に残るものが多い。

トワ・エ・モアも再結成。「フォークの達人」では、ライブハウスのコンサートを放送。テレビを前にして思わず合唱してしまった。

デビュー後約4年で解散したが、冬季オリンピックのテーマソング「虹と雪のバラード」以前の歌が好きだ。「或る日突然」、「空よ」、「初恋の人に似ている」、「誰もいない海」。サザンが登場するまで、海といえば「誰もいない海」と石川セリ「八月の濡れた砂」だった。

ゲスト出演した山上路夫作詞の歌が多い。ところが「初恋の人に似ている」は、北山修作詞・加藤和彦作曲。ベッツィ&クリス「白い色は恋人の色」も同じコンビだ。フォークルは、解散後もフォークに影響を与え続けていたのか。

白鳥英美子はあいかわらずいい声してる。"Amazing Grace"も聞いてみたかった。

(2007-06-05)