詐欺師になりたい



上橋菜穂子『精霊の守り人』(偕成社)

女用心棒バルサ30歳、短槍を持たせれば右に出るものがいない。

あるとき少年の命を助けたことをきっかけに、その子の用心棒を頼まれる。彼は、新ヨゴ皇国の第二王子チャグムだった。逃げるバルサとチャグムを刺客が追ってくる。そして、ついに…。

チャングムじゃないですよ。それじゃ韓国ドラマになってしまう。この作品は「もののけ姫」なみにおもしろい。「気に入ったら、続編もどうぞ」と軽く書いておく。

むふふ。1冊でも読んでみなさい。あとは、どーなっても知らないですよ。全巻読破のアリ地獄が待っている。

いかん、これを先に書いてはサギにならないか。

(2007-04-04)