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議会ウォッチング

市長施政方針大綱(要旨)
2002/02/25掲載

1. はじめに

地域住民のニーズに沿った効率的・効果的な行政を実現し迅速な処理を図る「地域性」、総合的政策立案と選択可能な行政の「総合性」、住民への情報公開と責任ある参画を基調に市民が主役の「住民自治」を基本に自治体運営を進めていく事が重要。

中核市移行については、H15年4月移行に向け、全庁あげて取り組みをすすめているが、委譲される様々な事務権限を活用して個性的、創造的まちづくりへの施策展開が可能であり、地方自治拡充につながる。今後、大阪府へ指定申し出をするため、市議会の議決後、政令公布への手続きをすすめる。

市町村合併については、様々な機会に情報提供し、積極的な議論・検討が出来る環境づくりに努める。行政間事務レベルで構成する「高槻市・島本町広域行政勉強会」についても調査研究をすすめていく。

総合計画推進にあたっては、市民・事業者・大学等との協働したまちづくり、少子高齢社会、情報化社会への対応、環境先進都市をめざすとりくみ、産業振興・教育改革にとりくむ。

さらに、JR高槻駅北地区市街地再開発事業をはじめとする中心市街地活性化、第二名神自動車道整備促進、都市基盤整備を重点に、不断の行財政改革をすすめながら実現に努める。


2.平成14年度まちづくり基本方針


心がかよい個性が共に発揮できるまちづくりを推進する

     ―心がかよう共につくるまちづくりー


・同和問題については、一般対策の中で適切な対応

・男女共同参画計画を策定

・(仮称)市民活動センター整備とNPO、市民活動促進の基盤づくり

・市民と市長とのふれあいトークを実施


支え合い、助け合い、住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりをすすめる

     ―やさしとやすらぎのあるまちづくりー


・ 障害者支援費制度導入準備システム開発

・ 精神障害者福祉業務委譲に伴う精神障害者福祉サービス向上

・ 「自助・互助・公助」を基本に高齢者・障害者自立支援のとりくみ

・ 知的障害児通園施設と「(仮称)第2めばえ教室」建設

・ 児童虐待早期発見・対応ネットワークの検討

・ 民間活力を活用し、老朽化した東天川保育所の建て替え

・ 中核市移行に伴う保健所設置運営準備


心豊かで創造性に富む育みのまちづくりに努める

     ―ひとが輝く育みのまちづくり―


・ 学力テストを導入

・ 環境教育、学習田を活用した体験学習推進

・ 学校評議員制度の全校導入

・ 地域活動コーディネーター育成講座の開設、総合型地域スポーツクラブモデル事業推進

・ (仮称)歴史遺物展示館の展示公開

・ 三島古墳群の調査整備

・ ジャズストリート、わくわくストリート等のまちかど文化支援


活力ある良好な都市環境のまちづくりに努める

     ―調和のとれた都市環境のまちづくりー


・JR高槻駅北市街地再開発の促進、支援

・ JR高槻駅エレベーター、エスカレーター設置(H16年春完成目標)と「交通バリアフリー法」基本構想策定に着手

・ 阪急上牧駅北土地区画整理事業の助成

・ R171の渋滞解消、十三高槻線の整備を国・府へ働きかけ

・ 第二名神自動車道および関連道路整備と土地利用の検討

・ 萩谷総合公園野球場の供用開始と緑が丘公園の拡張整備、「(仮称)川添公園」実施設計


いのちと環境を大切にするまちづくりに努める

     ―安全で快適なまちづくりー


・ 三島救命救急センターと連携し、医師が同乗した特別救急隊救護活動の試行

・ 「たかつき環境市民会議」を組織し、「たかつきローカルアジェンダ21」の策定

・ 環境負荷対策として公用車を原則軽自動車に切り替え

・ 産業廃棄物関連条例制定準備

・ 市として初の国際会議「第10回国際環境複合影響会議」を開催支援


産業の振興と元気で活力あふれるまちづくりに努める

     ―にぎわいと活力のあるまちづくりー


・産業振興ビジョン策定

・ 起業家育成施設実験事業の実施

・ 中心市街地活性化推進の事業展開

・ 緊急地域雇用特別交付金による雇用就業機会の創出と就労相談業務の充実

・ 森林ボランティア制度の正式発足

・ 市内全小学校給食に高槻産米ヒノヒカリを本格導入


3.行財政運営の基本的考え方


健全で持続可能な行財政運営の推進

・行政評価システムの本格導入へのとりくみ、最終年にあたる第5次行財政改革大綱実施計     

画の目標達成に全力

・次期大綱実施計画については、自治体経営の質的改革につながるよう具体化への検討

・事業別予算、決算バランスシートに加え、行政コスト計算書の検討


中核市移行に向けた行政運営の展開

・保健所準備室の設置

・「(仮称)中核市推進計画」策定

・市民参加で「(仮称)まちづくり条例」の検討

・情報公開条理の見直し懇話会設置と改正への検討

・民間人登用、係長級昇任資格試験制度など時代の変化に対応した人事制度の導入



4.むすび

将来にわたって責任ある市政運営を行っていくためには、市民に十分な説明責任を果たしつつ、施策・事業の選択と集中による最も効果的な行政をすすめていくことが重要。

「21世紀に飛躍する魅力あふれる成熟都市高槻」の実現をめざし、「至誠の感ずる所、天地も之が為に動く」という心構えで、足元を固め、全職員の先頭に立って前へ進んでいく。


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