トップページ  新着記事  ホットニュース   議会ウオッチ  ひとりごと  掲示板  会議室
アンケート  メルマガ  初めてのかた  リンク集  お問合せ  サイトマップ   

 議会ウォッチング

2002年12月29日(日)掲載

  12月議会が終わりました

  12月4日開会の定例市議会は20日に終わりました。

追加議案として提案された公平委員選任同意(工藤イサオさんが退任し、新しく宮川幸三さん・市元助役を選任)、職員給与条例一部改正(扶養控除手当見直しと期末手当0.5%引き下げ)およびこれに伴う補正予算案も含め、提案された案件は全て原案通り可決されました。

 

  イラク問題の平和的解決を求める意見書を採択

議員提出議案については、「議員定数条例(定数減少条例を廃止し、定数を36名と定める)制定」を可決。「大阪府に医療助成の継続を求める意見書」「イラク問題の平和的解決を求める意見書(私が提案者になります)」「雇用保険制度の拡充を求める意見書」「配偶者特別控除、特定扶養控除の廃止、縮減計画の中止を求める意見書」「北朝鮮による拉致問題の解明を求める決議」についてもそれぞれ賛成多数で採択されました。

イラク問題については私が提案者でしたが、無所属議員からは「全ての国が武力行使に至らない自制した対応を取るよう政府として外交努力を求める」内容では、政府への抗議の意志が明確でない、イージス艦派遣中止が入っていない等の意見表明。しかし、イージス艦派遣は意見書集約の時点ではまだ明確になっていなかったのですから、そんなこと言われたって無理な話です。イラク問題についての意見書全文はこちらからどうぞ。

 

  注目の来春市長選、奥本市長が続投を表明?

奥本市長の次期続投表明も12月議会の大きな焦点でしたが、市長自身が12月議会最終日(20日)の閉会挨拶で市長選に言及しました。「正式な立候補表明ではない」とする向きもありますが、どうみたって明確な続投表明でしょう。

議会各派も市長選をめぐっては互いに様子眺めの様相ですが、どこが一歩出るかで綱引きが。前江村市長とは違って、直球勝負の奥本市長だけに、選挙体制立ち上げまでにはいろいろ苦労もありそうです。しかし、「ハコモノ」行政といわれた江村姿勢から脱却し、行政の透明性と市民参加システムを目指そうとする方向性は確かなようです。奥本市長挨拶の要旨は以下の通りです。


奥本市長閉会挨拶要旨

市長の任期も残すところ4ヶ月余りとなったが、就任以来、行財政の健全性を維持しつつ、第7次総合計画の策定、駅前再開発、市民プール、しろあと歴史館等教育施設の整備、環境条例やISO14001取得等環境先進都市を目指す取り組み、教育コミュニティ、市民との協働促進等多くの今日的課題への政策を実施することが出来た。

何より中核市移行決定は21世紀の本市の更なる飛躍、発展の礎となるものと考えている。

中核市移行後、その権能をどうまちづくりに活かしていくか、市民福祉、都市計画・交通体系、環境対策、教育問題等課題が山積しており、職員の要請も急務。

地方分権が進展する中、これからの地方自治体は自己決定、自己責任。「自分たちのまちは、自分たちでつくる」。 この気概を市民と共有し、「わがまち高槻」と誇れるまちづくりに向け果敢に挑戦してきたが、その礎となる種まきは出来た。 今後、この種に水をまき、花が咲くのを見定める責任がある事は承知しており、関係各位の理解を賜り来るべき市長選に対応して参りたい。

当面は残る任期に全力傾注し、市政運営に努めていきたい。

 

トップページに戻る議会ウォチングの目次へこのページのトップへサイトマップへ


トップページ  新着記事  ホットニュース   議会ウオッチ  ひとりごと  掲示板  会議室
アンケート  メルマガ  初めてのかた  リンク集  お問合せ  サイトマップ