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 交通バリアフリー基本構想策定委員会がスタート
    ― 来年3月めどに基本構想・実施計画案作成へ ―
 2002年7月7日掲載

「交通バリアフリー法」制定(2000.11施行)を受けて、各自治体ごとに駅を中心とした周辺地区の一体的バリアフリーを推進するための「基本構想」策定が求められています。

私も一般質問等で取り上げてきましたが、高槻市でも市民公募、学識経験者、交通事業者等による「基本構想策定委員会」が6月25日発足しました。




  委員長に三星・近畿大学教授が就任

委員構成は26名。
委員長には、交通バリアフリーでは第一人者である三星昭宏・近畿大学理工学部教授が就任。1回目の会合では、「基本構想策定の進め方」についても話し合われ、出来るだけ多くの市民が参加したワークショップの開催、重点整備地区現地調査(バリアフリーチェック)、市民アンケート等、市民参画を取り入れた構想策定とすることが確認さされました。

【ご参考資料】
基本構想策定委員会名簿は誠に勝手ながら、画像形式(GIF形式 約21KB)だけのご提供となります。



  重点整備地区は高槻・富田・上牧の3駅圏

基本構想はバリアフリー化のための基本的な考え方や方針を定めた「基本理念・基本方針」と鉄道駅を中心に徒歩圏内500〜1,000mを設定した「重点整備地区」、鉄道駅と福祉・医療施設、公的施設等を結ぶ「特定経路」を定めます。整備の目標年次は2010年です。

【ご参考資料】
pdfファイル重点整備地区を想定している三駅圏の図面はPDFファイル形式だけのご提供となります。ご覧いただくには誠に申し訳ありませんががアクロバットリーダーが必要となります。
アクロバットリーダーをダウンロードされる方はこちらからお願いいたします。
アクロバットリーダ


  ワークショップ、現地調査、WEBアンケートで市民参画

構想策定作業は、1)出来るだけ多くの当事者・市民が参加して問題点を出し合い(現況調査)、2)重点整備地区、特定経路の検討、課題の抽出。3)基本構想・実施計画の検討とおこなわれ、策定後も4)構想及び実施計画に基づく永続的改善が必要となります。

ワークショップ、現地調査、アンケート調査等は次のような内容で行われる予定です。詳細は、後日、高槻市のHPでもご確認下さい。



■ ワークショップ、現地調査

WS 第1回:移動困難について語り合おう  8月下旬

目 的 〇WSとは何かを知ってもらう

〇移動困難についての意見を収集する
テーマと進め方 〇高槻市全体についての移動困難に関する問題・課題について意見を出してもらう
(普段困っていること / 移動時に困っている人を見かけた / その場所 / 具体的に何が困ったのか / それについての対応策はあるのか 等)

〇チームごとに意見を整理し、発表する


現地調査:重点整備地区とサインを現地で確認しよう  9月上旬

目 的 〇重点整備地区の移動困難に関する問題・課題を発見する

〇各種のサインについて現地確認する
テーマと進め方 〇JR高槻駅、阪急高槻駅及びその周辺エリアを、チームごとに実際に歩き、チェックシートにコメントを記入する


WS 第2回:重点整備地区とサインを見て語り合おう  9月上旬(現地調査と同日)

目 的 〇現地調査の結果をもとに意見を整理する
テーマと進め方 〇WS第1回のまとめを「建設部交通安全課と千里国際情報事業団」から説明し、確認する

〇現地調査のチェックシートをもとに、JR高槻駅、阪急高槻駅及びその周辺エリア、各種のサインについての意見を出してもらう

〇チーム毎に意見を整理し、発表する


WS 第3回:「基本理念」を考えよう (仮テーマ)  11月初旬

目 的 〇基本理念・基本方針についての当事者からの意見を収集する

〇参加者全体でバリアフリーについての共通認識を深める
テーマと進め方 〇これまでのまとめを「建設部交通安全課と千里国際情報事業団」から説明し、確認する

〇「基本理念・基本方針の骨子(案)」を「建設部交通安全課と千里国際情報事業団」から説明する

〇基本理念・基本方針の内容、重点整備地区における問題・課題と対応方法、優先順位について、意見を出してもらう

〇チーム毎に意見を整理し、発表する


■ 当事者意識調査

1.目的

高齢者、身体障害者等の当事者に対して、以下についての意見を伺う。
外出行動と移動困難の現状/公共交通機関の利用/駅周辺について、など

2.対象者と調査方法


対象者 調査方法
高齢者
(市内在住の65歳以上の方)
高齢者団体等を通じてアンケート票を配布・回収
身体障害者等
(市内在住の障害者手帳をお持ちの方)
障害者団体等を通じてアンケート票を配布・回収
*比較群として市民にも実施


■ 商業者意識調査

1.目的

駅周辺の商業者等に対して、以下についての意見を伺う。
高齢者や障害者の利用状況/駅周辺について、など

2.対象者と調査方法


対象者 調査方法
高槻周辺の商業者等 商業者団体等を通じてアンケート票を配布・回収
富田周辺の商業者等 商業者団体等を通じてアンケート票を配布・回収


■ Web市民意識調査

1.目的

高槻市在住・通勤者に対して、以下についての意見を伺う。
移動困難の現状/公共交通機関の利用/駅周辺について、など

2.対象者と調査方法


対象者 調査方法
高槻市在住者 市広報などで広報しインターネットのWeb上でアンケート

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