ホーム / 新着 / ホットニュース / 議会ウォッチ / 広場ホーム掲示板 / 会議室 / ひとりごと
メルマガ / プロフィール /
政治理念 / LINK / ポスト / お問合せ / サイトマップ

ホットニュース

「知的障害者育成会 高槻手をつなぐ親の会」
      35周年記念講演会が開催されます
2001/01/11掲載

悲惨な事件の被害者が実は知的障害者という報道されない事実。施設や勤め先での人権侵害。本人たちの訴えが届かない社会。今、障害者、とりわけ知的障害者の人権を守るために何をすればいいのか。

「高槻手をつなぐ親の会」が35周年記念式典とあわせて、毎日新聞社会部記者で、全日本手をつなぐ育成会権利擁護委員会委員長でもある野沢和弘さんを招いての講演会を行います。多くのみなさんの参加をお待ちしています。




記念講演会へのご参加を

日時 1月20日(土) 13:00受付
会場 高槻市立文化ホール3階レセプションルーム 
        (阪急高槻市駅下車 南へ徒歩5分)
主催 知的障害者育成会 高槻手をつなぐ親の会
後援 高槻市、高槻市教育委員会、高槻市社会福祉協議会
内容 1部 式  典 13:30〜
2部 講演会 14:00〜16:00
    「知的障害の子を守るのは誰!?」
     〜知的障害の子らの人権、どのように守り育てるのか、社会への働きかけ〜
講師:野沢 和弘氏(毎日新聞社会部記者、全日本手をつなぐ育成会権利擁護委員会委員長)
問い合わせ先 高槻市障害者福祉センター内団体事務所(0726-72-0672)


35周年記念行事実行委員会からのお願い

「希望12月号」(高槻手をつなぐ親の会機関紙)の呼びかけ文より転載。


 講演会には、毎日新聞社会部記者で、全日本手をつなぐ育成会権利擁護委員会で委員長の野沢和弘さんをお迎えしています。この委員会では、97年秋、弁護士、学者、マスコミ関係者、知的障害福祉の専門家に親の立場の委員を加えて、組織され、相談活動を通して、知的障害のある人とその家族の権利擁護事業を行ってきました。

 また、99年2月1日創刊の「イエローカード」には、知的障害のある人たちにふりかかる人権侵害の現状に警鐘を鳴らし、多くの人に現状を知っていただくために発行されています。こうした情報を得ることで、私たち親にも少しずつ、その問題点が見えてきたように思います。知的障害者が被害者になったときも、あるいは、社会的なトラブルで加害者になった時も、従来に法の下では、充分にその人権が守られることが少なく、充分なサポートのないまま、本人が理解もできない状態で処理されてきたことが、浮き上がってきました。
 
 学校や職場でのいじめ、施設での人権侵害、訴えも届かない社会の壁、こうした無理解を打破することを恐れ黙認してしまう周囲。私たち親までもが、あきらめたり、泣き寝入りしたり、こうした人権侵害に知らず知らずに加担してしまってはいないか。

 委員会に寄せられた沢山の情報をもとに、どのような法的体制が必要なのか私たちも勉強したいと、お忙しい中を時間をとって大阪まで来ていただけることになりました。比較的、障害者に理解があると思っていたこの高槻でも、知的障害者に関わる人権侵害の問題が耳に届いてきます。杞憂にすぎないと言うことだけならいいのですが、世の中が少し変わってきていると不安に感じるのは私だけでしょうか。

 どうぞ、会員だけでなく、ひとりでも多くの仲間に呼びかけて、この講演会を聞いてほしいと願っています。                                      (河合)



なお、「全日本手をつなぐ育成会 権利擁護委員会」の活動内容については「Yellow Card」のページをご参照下さい。  http://www1.odn.ne.jp/ikuseikai/index.html/yellowc1.html