ホーム / 新着 / ![]() プロフィール / 政治理念 / LINK / ポスト / お問合せ / サイトマップ |
ホットニュース |
高槻市では、1996(H.8)年4月の「行財政改革大綱」に基づき、第4次実施計画を2000(H12)年度最終年度として取り組んできましたが、最終年度を1年前倒しし、本年度からから2002(H14)年度の3カ年を計画期間とする第5次行財政改革大綱実施計画を10月11日付で策定しました。 ![]() これまでの第4次計画は、72項目からなり、4カ年での達成状況は95%。削減額は138億8,347万9千円、投資額は38億4,938万4千円で効果額は100億3,409万5千円としています。 江村市政での第4次計画が「効率的な行財政運営」に重点が置かれていたのに対し、第5次計画では市民の満足度を中心とする「行政効果の発揮」に力点が置かれ、奥本カラーが反映された内容となっています。 課題は、計画でもあげられている「職員の意識改革」「行政体質の改善」が果たしてどこまで達成されるのか。「新たな時代への対応」が、計画では具体性に欠けている点です。 ![]() 実施計画は52項目。うち、12項目は第4次計画からの継続、40項目が新規計画です。新項目にしぼり概要を紹介します。全文が必要な方は、ご連絡下さい。 1.行財政運営の効率化 (1) 事務事業の見直し ・エコオフィスプランの策定 ・街路樹等管理の外郭団体(緑化森林公社)一元化 ・学校園の管理(環境整備)業務の見直し (2) 財政運営の効率化 ・府行政財産占有料の徴収 (3) 職員定数の適正化 ・職員定数適正化(H11年末職員数2,901名に対し、5%削減) (4)民間活力の活用 ・総合体育館体力づくり教室事業の民間委託 (5)職員給与等の適正化 ・ 給料表体系の見直し ・ 特殊勤務手当の見直し ・退職手当支給率の見直し(国を上回る支給率の是正) (6)施設運営の効率化 ・ 障害者施設のあり方検討(知的障害児の通園施設整備) ・ 市立養護学校のあり方検討 (7)自動車運送事業の効率的運営 (8)水道事業の効率的運営 (9)外郭団体の効率的運営 2.効果的な行財政運営システムの確立 (1)行政評価システムの導入 (2)行政の協働化の推進 ・ 産官学協働のまちづくり協議会の設置運営 ・ 循環型社会への対応 ・ NPOの研究(市民活動懇話会の設置) ・ 地域経済活性化のための商工会議所との効率的・効果的連携(タウンマネジメント機能支援) ・ 「人権・平和」等主要人権啓発事業実施形態の検討(住民参加による行政との協働化) (3)行政の透明性の確保 ・ バランスシート(貸借対照表)の作成 ・ 事業別予算書の作成 ・ 審議会等会議の公開 (4)行政プロセスの改善 ・ 公共用地取得等調整委員会内規制定、調整委員会、幹事会の運営 ・ 公共施設建設等調整委員会の設置 3.職員の意識改革と行政体質の改善 (1)行政サービスの向上 ・ 要望、陳情、投書等への対応(庁内指針のルール化) (2)機動的・横断的な組織の検討 (3)職員研修の充実 ・ 地方分権時代の職員研修(市長と課長補佐・係長級職員懇談会の実施、人材育成基本方針を策定) (4)人事施策の改善 ・ 専門職員の領域拡大 4.新たな時代への対応 (1)行政の情報化の推進 ・ ホームページの充実 ・ 庁内関係部課のネットワーク化 ・ 地理情報システム(GIS)の構築 ・ スポーツ施設情報システム(オーパス)の導入 (2)地方自治の推進 ・ 政策形成支援制度の確立(職員の政策研究グループへの支援) ・ 中核市など権限委譲への対応 |