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神奈川県相模原市・横須賀市へ行政視察
2000/09/01掲載

8月24日、25日と議会運営委員会の行政視察に行って来ました。議員視察と言えば、一部に温泉旅行との悪評もあるようですが、高槻市の場合はいたって真面目。宿泊は、すべてビジネスホテル(シングル)です。以前、民生企業委員会で松山市の障害者施設に視察に行った際も、目と鼻の先の道後温泉を避けて中心部のビジネスに宿泊。まあ、ここまでしなくてもと思いますが、市民に誤解を与えてはという配慮です。




議会改革と市政調査費条例化について意見交換

さて、今回の視察目的は議会改革と市政調査費の条例化について。相模原市は新横浜から横浜線八王寺行きの電車で約40分のところにある人口約60万人の都市ですが、何と駅の真ん前に米軍の広大な補給焦基地が。二日目に行った横須賀市も米海軍基地や防衛大学がある基地の街。そういう土地柄を反映してか、両市とも、都市部にはめずらしく保守系議員が議会の半数を占めています。

そして、横須賀市のキャッチフレーズは「国際海の手文化都市・平和産業港湾都市」と並んで「海軍カレー発祥の地」。しかも、自民党の小泉純一郎元厚生大臣の地元。議場ロビーには、小泉代議士の祖父が市議会議長の時代の肖像画まで掛かっていました。


議会としての政策立案・調査機能の強化が課題

相模原市では特に印象に残ることはなかったのですが、議会内に議会活性化推進委員会を作り4次にわたって答申をまとめた横須賀市議会の取り組みは多いに参考になりました。高槻市議会も議会改革検討委員会を作り議論してきましたが、議長在任期間の延長、各種審議会委員への議員参画の見直し、議会事務局の調査機能の強化など成果を見ていない部分も多く、今後の改革論議への刺激になりました。

帰ってから、早速、わが高槻市議会事務局の調査機能を検証しようと、議事課調査係に市立養護学校存続問題に関連して障害をもつ児童生徒の在籍施設別の障害種別・等級・人数の調査を依頼しました。どういう結果が出るか、乞うご期待。




ちょっと一服
「議員の行政視察 ちょっとうさん臭いぞ」と お思いのあなたにお答えします

議員の行政視察には、所属する常任委員会等の視察と所属会派で行く視察の二通りあります。委員会視察は、議会運営委員会と総務、民生企業、建設環境、文教産業各常任委員会、議会だより編集委員会ごとに担当するテーマごとに年1回(通常一泊二日で二市を視察)行われています。

会派視察は、議員一人あたり年間20万円の範囲内で、行き先・テーマは各会派毎で決定します。ちなみに、会派視察は会派を構成していない無所属議員にも適用されます。
交通費、宿泊費は市職員の旅費規程に準じていますが、議員は市長・助役等の特別職と同じ扱いのため鉄道利用はすべてグリーン料金なのです。昔の一等・二等の時代ならいざ知らず、新幹線・在来線の特急普通車がリクライニングシートの時代に、なぜグリーンなのかは多いに疑問です。

ただし、夕食・朝食代は、各自、支給される日当の中からの支払いです(もちろん、アルコール等の飲み物代も)。公費での飲み食いは厳禁です。念のため。



関連リンク

神奈川県のホームページ http://www.pref.kanagawa.jp/
・横須賀市のホームページ http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/