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ホットニュース

10年先のまちづくりビジョンを描けるのか!?
2000/07/29掲載

総合計画審議会傍聴記

7月27日開催の総合計画審議会第一部会を傍聴しました。

審議会委員には議会から6人(市民連合・自民クラブ2、公明・共産1)、総数32人で構成されています。NPO支援のあり方や幼児教育などでうなずかされる意見もありましたが、公立幼稚園4才児保育の意見を求められた行政が「公立幼稚園の4才児クラス拡大は困難」と先に結論づけをしたり、10年後の高槻のビジョンを描くには議論の深まりが今ひとつ。一回2時間の会議、計四回で8月中に意見を集約するという日程がそもそも問題。

中でも失笑を買っていたのは、議会選出の某議員。総合計画審議会で地元の要望を並べ立て学識委員から「個人的な地域利害を出す場ではない」とたしらめられたり、「これからは教育改革の時代」と大上段に構えたものの、学識委員から教育改革の中身を問われ「いや、高槻の教師は遅刻が多い。茨木は遅刻する教師はいないと聞いた」等々。傍聴に来ていた他の議員から「あれでは、議会のレベルを問われる」と。全くその通り。

それでも、総合計画が出来上がると、「審議会で真摯に討論いただき、決定いただいたものですから」と金科玉条のごとく答弁する行政の顔が思い浮かびます。