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高槻市では、3月13日に中学校、18日には小学校で卒業式が行われましたが、文部省・府教委の強力な指導(強制)の下、すべての小中学校で「国歌(君が代)斉唱」が式次第に位置づけられました。 昨年の「国旗・国歌」法制化を受けて、初めての卒業式を迎える時期と3月議会が重なった事で、本会議質疑・一般質問でも、これまでになく国旗・国歌問題に論議が集中しました。 法制化にあたっての国会答弁は「法制化によって新たな義務を課すものではない」というものでしたが、法制化を政治的に利用しようとする新たな段階を迎えた感がします。 君が代を歌わない(歌えない)子ども達をさして「学習指導要領に基づいて国歌・君が代が学校で指導されていないのが問題だ」、あるいは「教職員の反対を押し切ってでも、日の丸を抱えて式の壇上に掲揚しようとする勇気ある校長が誰一人いなかった事が問題」 などの意見が本会議でもありましたが、教育という場に政治的強制を持ち込もうとするやり方には納得しかねます。 入学式・卒業式をどういうかたちで行うか。学校行事・学校運営について、子ども・保護者が参画するシステム(学校運営評議会・意見表明権の保障)がまず第一歩ではないでしょうか。 「君が代・日の丸」問題の歴史的背景と今日的背景を、避けることなく、子ども達自らが議論し結論を出せるような教育のあり方も私たちは追求すべきと思います。みなさんからの御意見をお待ちしています。(200/3/31) |