高槻市バス、「スルッとKANSAI」に加盟表明阪急電鉄との乗り継ぎ連絡定期券も実施

高槻市バス、「スルッとKANSAI」に加盟表明
阪急電鉄との乗り継ぎ連絡定期券も実施
２０００／０２／１５掲載

交通機関等で移動することの多い私などは、小銭の出し入れが入らない「ラガールカード」（阪急電鉄）、「Ｊスルーカード」(JR)をいつも利用していますが、高槻市バスも関西一円の鉄道・バス事業者でつくっている「スルッとKANSAI」に本年3月より加盟することになりました。

広域ネットワークで利便性向上

現在、「スルッとKANSAI」に加盟しているのは大阪市営地下鉄・市バス、阪急電鉄・バス、北大阪急行、阪神電鉄、京阪電鉄・バス、南海電鉄、神戸市営地下鉄、神戸電鉄、山陽電鉄等計26社。さらに、伊丹市営・尼崎市営・神鉄バス、京都市営地下鉄・バスが本年3月、近鉄がﾞ2000年度末に導入予定しています。

市バスでの実際の運用は２・３年後

１枚のカードでどの交通機関も利用できるので、利用する側にとってはうれしいニュースです。ただし、市バスで実際に使えるようになるのは、運賃箱の更新時期の関係で2002～2003年度の見込み。もちろん、運賃箱はカード、現金両方とも使えるものになります。

乗り継ぎ連絡定期券は本年４月から実施

対象となる定期券は、均一地域性定期券のファミリー定期・通学定期券。阪急電鉄の主要各駅で乗り継ぎ連絡定期券を購入することが出来るようになります。連絡定期券の発売は、阪急電鉄に委託（発売額の1%を手数料として支払い）しますが、市交通部では市バス定期利用者の利便性を図ることで定期利用者の減少をくい止めたいとしています。