酒粕で作る濁酒(どぶろく)


 何度やってみても、なかなかうまくいかない濁酒作り。水の温度?ドライイースト?
 いろいろやってみましたが、考えてもわかるものでもありませんので、とにかくやってみるべし!ということで、ドライ
イーストも、麹も使わずに、この度酒粕のみで作ってみることを決意いたしました。酒粕には、麹も元々入ってるし、最
初からお酒の匂いするし、なんかいいんじゃない?と、安易にそう考えたのでした。
 ちょうどよく近所の人に、村の組合の飲み会に誘われ、地元のおじいちゃん、おばあちゃんたちにもお話を聞くこと
ができました。
「これで上手くいかなかったら、教えてもらいにいきます!」
と、ひとまず予約しておいて、いざ、酒粕と共に出動!!

 
@まずは酒母作り。お茶碗に大盛り一杯分のもち米と(あ
くまでも米はもち米にこだわる私)、30度ぐらいに温めた
水で溶いた酒粕をまぜて、時々火にかけたりして約60度
程度を保つ(気持ち)で約半日置いておきます。徐々に米
が溶けてきます。これにヨーグルトを一カップ混ぜて、30
度から40度で一昼夜置いておきます。
手作り用ヨーグルトの種菌が手に入れられる場合はその
方がいいみたいですが、私は手元にあった朝の食べ残し
のヨーグルトを使いました。これで乳酸発酵が始まりま
す。
Aこれで出来上がった液体に水で溶いた酒粕をいれま
す。ドライイーストのように即効性はありませんが、2〜3
日すると発酵が始まります。
 出来上がったものを酒母として使います。
Bついに濁酒を仕込む時がやっ
てきました。
作っておいた酒母、水で溶いた酒
粕、蒸したもち米をかめに入れて
混ぜるだけです。
Cもう三度目なので、今回は面倒
がらずに小屋から見つけてきたか
めを使用してみました。かめの大
きさに見合わない量のもち米を蒸
してしまったので、入れる水の量
が自動的に少なくなってしまいまし
た。もし、濁酒が成功したら、けっ
こう濃いものになってしまう可能性
大です。
D先に酒粕汁を半分ぐらい入れてから、冷ました蒸し米、
酒母をいれ、残りの酒粕汁を入れ、よくかき混ぜます。家
の中のちょっとあったかいところに置いておきます。予定
では、2週間ほどで出来上がるはずです。
しかし、余りにかめの大きさちょうどまで入れてしまったた
め、これが数時間後の悲劇に!
四時間後
六時間後
十時間後
こんなこと言うのもなんですが、まるでゲ○みたい・・・。
でも、一日目が勝負っていうから、こうなったってことは、成功の兆しありってことなんでしょうか??
三日目の今日(2.16)は、もう既にシーン。。。としています。
たくさん溢れ出てしまったからでしょうか?
かき混ぜるとブクブク。。。の繰り返しでしたが、2週間後からなにやら異様な臭いが。
すっぱくなってしまい、大失敗!
どうやら、室温が高すぎるようです。
地元のお友達から、『”誰にでもできる”濁酒の造り方』入手しました!!
次挑戦するのは、いつのことやら〜
もう少し、勉強を重ね、次こそは成功!といきたいところですねぇ。。。
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