濁酒(どぶろく)


 濁酒作りは、実は、もう二年も前になってしまいましたが、インターンシップでタイに行く前から興味がありました。帰
ってきてからのお楽しみ!が今やっと現実となっています。
 濁酒は、稲作農村であるここでは、子供の頃からなじみの深いものでした。田んぼをやっている家の同級生が、中
学生の頃から「どぶろく美味い」っていってるようなところですから。。。

 時は流れて、私が実際にそれを口にしたのはタイのコンケン県のとある村でした。スタディーツアーで宿泊させてい
ただいたその村の濁酒は、賞を取るほど美味いもので、朝から陽気なおじさんたちが勧め続けてくれました。甘酸っ
ぱく、何ともいえないよい香り。

 タイでも、日本でも、米のある所には濁酒あり!!なのです。

 
@小屋の片隅に、ペットボトルに入ったもち米を発見しました。数十
年の年季モノです。
逸る気持ちを抑えきれず、一晩浸水しただけで蒸してしまったのが、
失敗の元。何分蒸しても米粒が軟らかくなることはありませんでした。
ちなみにこの蒸し器は、タイから持ってきたものです。
タイではこういう形のストーブはなく、七輪でこれを使っていました。七
輪だから、こういう形してるんでしょうね。
A蒸しあがった米を少し冷ましてから、麹と混ぜ合わせます。ほんのちょっぴり、ドライイース
トも。
そして、天然のお水も混ぜます。
後は、あったかいところにおいておけば、10日ぐらいで完成!するはずなんですが。。。

B米の粒があがったり下がったり、6
日間ほどブクブクしていましたが、ど
うやら、気温が低すぎて失敗してしま
った模様です。
C今度は、しっかり3日間浸水させてから、お米を蒸しました。量も、
前回の5倍に増やしてみました(調子乗りすぎ!)。
容器の周りを、毛布で包んで保温もばっちりです。
今度こそ成功してくれ〜〜〜!
D最初は、かき混ぜるのも大変なぐらい、米と麹がぎっしり!で、う〜ん、ちょっと水足しちゃおうかな・・・とも思うほどなんですけど、二日目ともなると、ぶくぶくぶくぶく中でお米が上がったり下がったり発酵を続けていて、どんどん水分が増えてきます。
E近くによると、ぷつぷつと小さい音が心地よく聞こえてきます。所々にあぶくが。ぷ〜んと、アルコール臭もしてきます。
酒粕で作ってみよう!編
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