2009/09/19(土)


はまぽーく

 一泊二日で箱根に行ってきました。前回箱根に行ったのは…、うわもう8年も前か。

 大型連休なので大渋滞になるかもと覚悟して出発したけど、7時前と少しだけ早めに出たからかそれほど大した渋滞もなく、昼前には箱根に到着。
 今回は港北PAで休憩して、はまぽーく肉まんで腹ごしらえしつつ、快適にドライブを楽しみました。

 箱根の第一の目的地は、特にワタシの希望で大涌谷。小さい頃に来たっきりなので、ぜひ来たかったのです。
 なんといっても黒たまご!5個で500円!この温泉玉子が食べたかった!2袋買った!
 玉子茶屋の脇に張った温泉で1時間かけて茹でているという玉子は、購入してすぐはかなり熱い状態。でもその場で剥いてまずは2個いただきました。ウマー!夜になって冷めた状態で食べるとより美味しかった!

黒たまご様。

大量に茹でられてます

 続いての目的地は、特にヨメの希望で仙石原。
 ススキの原で有名な場所ですが、ワタシも来たことがなかったので興味がありました。

 ススキの原は道の脇に突然という感じで出現。季節がちょうど良いからかけっこう観光客が多く、少し離れた場所に駐車しました。
 割と道路のすぐ横ですが、山肌に沿ってかなりたくさんのススキが!あまり太陽がカンカンに照ってないのもまたちょうど良かった感じで、金色に光って見えるようでした。風に揺らいでいるのを見ると、『風の谷のナウシカ』の王蟲の触手のようでステキでした。

 仙石原のそばのお店、高原茶寮 福風さんでお昼ご飯。
 鯛のヅケ丼にたっぷりのとろろを乗せた名物料理、鯛とろろをいただきましたが、かなり美味かった!
 鯛だけでもかなり美味しい丼なのに、とろろがもう絶品!味は濃厚で、もちもちっとして切れないくらい。なんだコレ!とろろご飯だけでもっと食いたいくらい!

金色の野に降り立て!

とろろ美味いー!

 で、今回は温泉もたっぷり楽しむつもりだったので、早めの3時にホテルにチェックイン。
 今回のお宿は、宮城野にある箱根エレカーサ ホテル&スパ
 山の上のほうで、ホテルの目の前の道はけっこうな急斜面+細い道ですが、それだけに部屋やレストランからは強羅が一望!

 とにかく温泉に浸かりたかったので、専用風呂付きの部屋にしました。
 露天にはなってないものの、大きな窓があるので良い気分です。しかも湯船も洗い場もかなり大きくて最高!
 気軽にすぐ湯船に浸かれるし、あまりに気持ちいいので何度も入りましたよ。結局大浴場のほうには行きませんでした。

 夕食は創作イタリアン。
 地元の食材を活かした豪華な雰囲気のコースです。
 イカとカラスミのパスタが特に美味しかったー!もっちりした自家製フォカッチャも素晴らしい。
 そして、相模湾で捕れた魚のカルパッチョはさすがの美味しさでした。特にアジが最高。

専用風呂付きの部屋!

相模湾のさかなたち

2009/09/20(日)


 箱根2日目。朝ごはんは和食でしたが、これまた美味しかったー。
 特にエボダイの開きがジューシーで良かったです。
 食後にテラスでいただくコーヒーもまた最高。夜景も良かったのですが、せっかく眺めが良いのでゆったりしてから、またも何度も湯船に浸かって、ゆっくり11時にチェックアウト。

エボダイ様

レストランテラスからの眺め

 さて、今日の目的地は箱根関所。
 かつての関所が復元されています。前回来たときにはまだなかったので、ずっと来たかったのです。

 人気スポットだからか近くの道も渋滞して、駐車場もけっこういっぱい。
 当初は旧東海道にある甘酒茶屋にも行く予定だったけど、これは大変なことになりそうだということで、今回はこの箱根関所とその周辺だけをゆったり回ることにしました。
 関所跡は詰所などが再現されています。そこに詰める役人さんや馬、小物まで細かく再現されていて、当時の雰囲気がたっぷり。
 役人さんが談笑してたりする様子だったりするのがまた面白い。関所というともっと厳しくピリピリしてるものかと思ってましたが、実際に厳しく処分された関所破りは何件かだけで、大体は未遂で見つかって追い返されたらしいので、意外となごやかな面もあったのかもしれませんね。

箱根関所を再現

なにを話してるんでしょう

裏で休憩中。

見張り台から監視中。

 併設の資料館は、関所の役人が書いた当時の日記などもあり、より詳しく当時の状況を知ることができます。
 この資料館の内容はリニューアル前とそう変わってないような雰囲気ですが、復元された関所とセットで見られることで、展示に深みが増している感じがしますね。

 甘酒茶屋に行けなかった代わりに、関所跡と資料館の間にあるお店で甘酒。今回はヨメは暖かい甘酒、ワタシは冷たい甘酒をいただいてみました。「酒」といってもアルコール分がないようなので、お車でいらした方も安心。生姜が効いていて、疲れがよく取れそうです。
 みたらし団子、蕨もちと一緒にいただくとさらに良いですね。

 お昼は近くの蕎麦屋で。芦ノ湖名物だというわかさぎの天ぷらが美味しかったです。
 あとは、江戸時代のこの道はどんな感じだったのかと想像しながらゆっくり杉並木を散歩したり。

甘酒と甘味

天ざる

 関所をたっぷり堪能した後は、次の目的地へ。
 眺望の美しいポイントがいろいろあるという芦ノ湖スカイラインです。

 幸い天気もまずまずで、芦ノ湖や富士山もなかなか良く見えました。
 走り屋さんにはたまらない道なようですが、ウチは所々の駐車場に車を停めて景色を眺めつつ楽しみながら進みました。
 特に富士山がよく見えるポイントである三国峠ではまだ明るいときから車を停めて、陽が沈むまでずっと見ていました。夕焼けをバックにシルエットが浮かび上がる様は荘厳という感じ。少々寒かったけど、良いものが見られました。

芦ノ湖が見渡せます

雲が良い感じにかかってます

夕日と富士山

赤く染まる富士

 すっかり暗くなったので、そこから仙石原を経由して御殿場インターから東名に乗って岐路につきました。

裾野ポーク生姜焼重

 事故渋滞があったり、疲れたので海老名SAで仮眠を取ったりしたので、帰宅は深夜になりましたが快適なドライブでした。

 晩御飯は足柄SAで裾野ポーク生姜焼重。美味しい生姜焼きでした。

 というわけで、これまでの箱根旅行とはちょっとポイントを変えてみたのですが、堪能いたしました。
 やっぱり箱根は好きですね。今回の温泉もすごく良かったし、また来たいと思います。


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